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投影機による部品位置度や形状精度測定の一般性
- 以前の会社では、模範図と投影機を使用して部品の位置度や形状精度を測定していました。
- 現在の会社では投影機を使用しておらず、形状精度の測定も行っていません。
- 投影機は特殊な測定器であり、大学の計測工学のテキストにも記載されています。
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三次元測定器があると言うのだから精密な形状測定の需要はあったのだと思います。しかし三次元測定器は温度管理の環境整備や幾何公差や誤差論などの勉強が必要なので使いこなすのは相当な努力が必要です。 忙しい日常に追われて専門的に取り組むもうという人が出てこなかったのではないでしょうか? せっかく転職してきたのだから、だれも使ってない三次元測定器を使えるようにして、貴社の測定限界を破り、より付加価値の高い製品を作り出せるように努力されてはいかがでしょうか? 昔の話ですが、私が就職したところには大きな精密定盤やブロックゲージはあったものの、誰も使える人がいませんでした。独学と試行錯誤で何とか実際の仕事に活かせるようにして、それまで堪に頼っていた精密組み立てを幾何公差など根拠のあるものにしたところ、ユーザーの信頼を獲得して難しい仕事も取れるようになり、これが技術力向上の大きな推進力になりました。 その後、測定の重要性の認識も深まって、工具顕微鏡や三次元測定器、基準器などを計画的に整備することが出来ました。 もし私が貴方の立場だったら、手始めに工具顕微鏡を使いやすいように修理します。これだけでも投影機で測定していたことの精度を実現することは十分可能でしょう。これで上司や周囲の人にやる気を認めてもらい、三次元測定器を使えるようにしたいと進言します。
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一般的 = 常識 上記は正しいとも、間違っているとも言えると思います。 その会社では今まで必要が無かったのでしょう。 ノギスやマイクロメーターで仕事に差し支えない(別に困らない)のか、 全く向上心(もっと楽をしたい)が無いか、どちらかでしょうね。 本当に仕事に必要ならカタログでも何でも使って教えてあげれば如何です? 必要なら 形状測定機・三次元測定・レーザー測定 等々・・・ なにかの縁で勤めた会社なのですから少しでも会社が良くなる様に頑張って下さいよ。 投影機も結構高い物ですから。 業界によって 常識 非常識 は違うと思いますよ。 ちなみに 工作機械の業界では零細の会社でも投影機を使う会社は結構ありますよ、ただ現在では実体顕微鏡が多く用いられます。
お礼
残念ながら全く向上心部類の会社かと思われます。業界的には同じです。 工具顕微鏡もありますが、台を移動させるハンドルが壊れてて手で台を押してるかと思えば、何千万もする3次元測定器を買ったが誰も使ってない等私にはわからない事ばかりです。 ご指摘のとおり、ノギスやマイクロメータで済む物はそれで済ませるべきです。形状精度は投影機があればやり易いと提言しましたが、私はその部署の人間ではないので「計れないから計らない」という返答でした。やはり身近な測定器をちゃんと使えるものにして、それから必要なものを買い揃えるべきですね。お金の使い方が私には?です。けど縁あってきた会社ですので、出来るだけの事はしたいと思います。 ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございました。 私もアドバイス頂いた事と全く同じ考えです。品質問題が起きた時にまず必要なのは測定データです。それが無いと次に進めません。回答者さんのご苦労も多かったと思いますが、最終的には社内改革されて自社技術を高める事に成功されたことは凄いと思います。 まず工具顕微鏡の修理は上司提案致しました。私は設計で測定部門ではない為協力してという形になりますが、出来るだけの事はしたいと思います。まずはご指摘の通り、設計にも関連する幾何公差を設計者でわかる人がいないのでその啓発からはじめたいと思います。 非常に良い成功例を聞かせて頂きました。ありがとうございました。