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図面の扱い方|ISOを勉強中の疑問
- 図面の扱い方について、外部文書として管理する一般的な方法と、直接書き込んで施工図として扱う方法について疑問があります。
- ISOの文書管理の観点から、いただいた図面を直接書き込む方法は不可能でしょうか。
- 当社は設計・開発を適用除外しており、いただいた図面の扱いについてご意見をいただきたいです。
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ご質問がISO9001:2000としてお答えします。 お尋ねの ?は顧客図面に7.5.4顧客所有物(部品、治具etc)を適用しそれを加工する ?は4.2.3文書管理を適用しそれに書き込んで「施工図」とする はISO9001に不適合かということですが規格に書いてあること"だけ"が要求事項です。それ以外は方法程度も含めて御社の自由です。7.5.4を適用するのか4.2.3を適用するのかは「施工図」がどのように使われるのかが不明ですがその後の仕事の流れの中で論理的矛盾が起こらないこと、及び実務的な不都合が起こらなければどちらでもいいと思います。要求されていないことを考えるのも解決方法ですね。 審査員の中には自分の経験の中で規格の解釈を押し付けてくる方もいるようですが論理的矛盾がなければ規格要求事項でないと突っぱねればいいです。 老婆心ながら4.2.3適用の場合で書き込んだ「施工図」は書き込み後の後工程どのように使われますか?改定or訂正は起こりえますか?その際に承認の手続きは確実ですか?など4.2.3のa)~g)要求事項が守れるようにして下さい。a~gは過去のトラブルから出てきた要求事項と聞いています。実務的に不都合がなければa~gの適合を気にかければ宜しいかと思います。
質問のように管理してはいけないですよ と言うのがISOの中身 まあ、単純に 外部から来た図面をオリジナルとして保存 コピーに 施工図と 赤い判子をうったものが、オリジナルの施工図 そのコピーを使って施工するって言うのが 本筋でしょう
私は図面は外部文書として扱うべきものと認識しています。 >?いただいた図面を顧客からの支給物と考えて直接書き込む 顧客の所有物(支給品)に関してはJIS Q 9001:2000の7.5. 4に規定されており、保護・防護を求めていますので、貴殿の考えておられる 内容はこの7.5.4に抵触すると思われます。 >?外部文書として受け入れるが、管理の仕方として、「書き込んで『施工図』 >として扱う。」という文言をマニュアル(文書管理部分)に入れる。 まず書き込みを行うことを顧客に了承してもらう必要があります。了承された ことを証明できる顧客の正式な書類も必要になると思います。(図面をきちん と管理している会社では了承されることはまずないと思いますが…) 図面の返却を求められた際に貴社のノウハウの流出にもつながります。 次に『施工図』ですが、『施工図』の表記と共に最低でも『施工図』の承認 者のサイン又は捺印が必要となります。場合によっては作成・審査・承認 各々のサイン又は捺印が必要となるかもしれません。 これらを考慮しますと素直に外部文書として扱うのが得策の様に思われます。
一般的には原図は用無しになった際に返却することを前提に管理されていると思います。また原図は「承認図」ですから客先に明らかにして認めてもらわなければならない内容なら自社で勝手に書き込んでも意味がありませんので改版をしてもらうもののはずです。対外的に問題のない図面に対して自社内の都合でメモや解説を付加するということなら原図に直接記入はせず、コピーに対して記入したものを原図に対する社内の資料として扱うべきではないでしょうか。 ISOの規格がどうこうというより一般的な常識の問題に思えます。
外部文書であることは間違いないですが、図面については、「図面管理規定」を作成して図面独自の管理ルールを決めれば良いのではないでしょうか。 顧客からの原図を管理する必要があるなら、原図の管理と複写図に自社の必要な事項を追加した本来管理する図面の2種類を管理する方法もあると思います。当社では、図面管理規定、外部文書管理規定、社内文書管理規定として、図面は別で扱っています。