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電磁石の吸引力について教えて下さい
- 鉄芯の飛び出し長さと吸引力の関係式を教えて下さい。ヨークなしでは吸引力は落ちると思っていますが、この関係を式で表す事ができません。
- 3000巻のコイルに1.2A電流を流し、鉄心にφ14mmのPBパーマロイが入った電磁石があります。コイルの長さ50mmに対しPBパーマロイの鉄芯は、そこから更に70mm飛び出しています。70mm飛び出した先で吸引力はどれほど弱まるのか、また飛び出し量が60mm、80mmと変化した場合、吸引力はどのように変化するのか知りたいです。
- 鉄芯端とワークとの距離を10mm一定として、飛び出し量が60mm、80mmと変化する場合の吸引力の変化を考えたいです。
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ギャップ部の磁束の広がりを考慮しなければ,かなり単純な計算も可能です。 ご参考に例を貼っておきます。 http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=177977&event=QE0004
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3222908.htmlのような回答例があります。 ANo.1の >より詳細には、 >ギャップも含めた磁束の分布を求めて、全体の磁気エネルギーを計算して、 >ギャップが微小変化したときのの磁気エネルギー変化から、ギャップに作用>する力を計算する。 >という手順になるかと思います。 この考え方を仮想仕事の原理といいます。参考URLの”1009. 磁石にかかる力”を参照なさってください。 電磁石の周りの空間の磁束の分布を求めることが最大の仕事です。 とりあえず,「ギャップ」とは・・・・・・ 辞書的な意味は,物と物との間の隙間を示します。 磁気に関することを扱うとき,「ギャップ」とは, 磁束が通る鉄心がとぎれた空間のことを言います。 鉄心がない空間は,普通は空気で満たされているので,エアギャップなどとも言います。梱包用の緩衝材「プチプチ」ではありませんので念のため。 この隙間が,磁束が通る鉄心の面積に比べて小さい場合は,磁束は空間に広がらないとして扱うことができるので,簡単な式で磁束を表すことができます。 ご質問のように,ヨークなどがない=磁束が通る鉄心のとぎれた部分が大きい場合は,磁束が空間に広がるので単純な式で磁束の分布を表しにくくなります。
お礼
参考URLをどちらも拝見しました。 何となく書いている意味は伝わりましたが、 聞き慣れない言葉(ギャップとか)が多かったので、 まずはその理解からはじめてみます。 早々のご回答有り難うございました。 いろいろと自分なりに理解を深めたつもりですが、 サンプルを数パターン作ってガウスメーターで実測の上、 関係式を導いてみようと言う結論に至りました。 というのは言い訳ですが、私にはどうも難しすぎた様です。 ですが、質問当初よりは明らかに知識が増えました。 ohkawa様のご助力に感謝いたします。有難うございました。
お礼
回答1のお礼を書いたあとになんですが、 サンプル実測の前に教えていただいた略算でも 一通り結論を出してみようと思います。 重ね重ね有難うございました。