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切削条件についての疑問
- 切削条件についての疑問について、質問文章から要約文を作成しました。切削条件についての疑問について、質問文章から要約文を作成しました。
- 切削条件について疑問を抱いています。使用する刃物の条件や切削速度、切削送りについて考えた方が良いのか迷っています。具体的には、イゲタロイのウェーブミルWEX型(WEX 2000E 63ハイ)の切削条件について教えてほしいです。
- 現在、切削するときには音や感覚だけで加工していますが、刃物寿命を考えると条件を考えた方が良いのか疑問に思っています。イゲタロイのウェーブミルWEX型(WEX 2000E 63ハイ)の切削速度や切削送りの計算について教えてほしいです。
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おはようございます。 多刃タイプのスローアウェイ工具なんかは、計算すると驚くほど高速条件になることが多々ありますよね。 で、結論から言いますと、環境条件さえクリアすれば削れます! と言うのも、Φ63で切込み量5ミリともなると、かなり負荷がかかります。 その負荷に耐えうる機械・ホルダー剛性とワークのクランプ確保、そして切屑を確実に排出してやれば、サクサクと削っていきますよ。 弊社ではWEXのΦ100を持っていますが、使用している機械の剛性が足りず、条件をかなり落として使用していますが・・・。 ところで、投稿者様は近畿周辺ですか? 購入先の商社に頼めば住友電工の伊丹製作所で、実際にデモ切削を見学させてもらえると思いますよ。 但し、ご希望の工具径でデモをしてくれるとは限りませんが・・・Φ64だとテストピースもかなり大きくなるので、無理な気がしますが。 関東ですと、横浜にテクニカルセンターがあるようですが、機械を置いてあるかわからないし、北関東からだと少し遠いですね・・・。 三菱やOSGなどは動画も結構掲載してくれてますが、工具とワーク材質と切削条件しか流していませんし、何より切削音がほぼカットされているので、あまり役に立ちませんよね・・・。 ただ、各メーカーともテストはかなり行っているようですので、公開されていないテスト情報を結構持っています。 また、メーカーの人も色んなところに立会い出張などをしているので、購入先に不満点を挙げておけば、来てくれるかもしれませんよ! あと、商社の方もデモの際には立ち会っていて、その時の諸条件を書き残しているので、他メーカーの工具も含めた情報を持っていたりします。
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切削工具メーカのカタログ値以上切削条件で削れます。 M/Cであれば騙されたと思って削ってみてください。 本当に削れてしまう場合がほとんどです。 カタログ値で削れないのは刃物の問題ではなく設備の方に問題があるのがほんとんどです。 私が加工する場合はほとんど推奨値の1.3倍ぐらいで削ります。 それぐらいの安全率を持っています。 よく刃物メーカーに驚かれます。 逆にあまり低速な切削条件であれば、刃物が擦ってしまうだけで、寿命低下になります。
お礼
>切削工具メーカのカタログ値以上切削条件で削れます。 1.3倍の条件とは驚きました^^ 今度上司の方に確認を取り、実行してみたいと思います。
弊社ではカタログ条件表はあくまで初期設定値です。 そこからどんどん上げれるだけ上げていきます。 以前に、メーカーに来てもらってビックリするほどの条件を自信満々で置いて帰られたのを覚えています。結果は良好でした。 工具は使用機械との相性があると思います。 ビビりや刃欠けが出たとしても原因は一つではないことも多いので 限界にチャレンジする事がなによりかと。 前進あるのみです!
お礼
>限界にチャレンジする事がなによりかと。 弊社の上司もいつもそんな事を言っては、すごい音を立てながら加工しております。 自分はワークが吹っ飛ばないか心配で心配で… まぁ工具は破損すれば買えますが、ワーク飛んできたら大変ですからねー^^;
すでに回答があるように、機械剛性、ツールなどによってカタログ値どおりに行かない場合は多々あります。 当社の場合、 通常は、半分程度の条件からスタートし、様子をみながら、上げたりさげたりしています。 上げた条件からスタートして、かけるのか、びれるのか、摩耗がひどいのかなど、発生した現象によって条件をさげる場合もあります。そういう現象がでなければ、どんどん条件をあげます。時には、カタログ値からはみ出すこともありますよ。
お礼
>御社の場合ですと条件の半分と伺いましたが… 回転S1263 切削送りF1894.5 の半分と言いますと、単純に半分で 回転S631 切削送りF947. あたりでよいのでしょうか?
回答1です。 大体の工具は、ダウンカットで使います。 アップカットですと、こすりながら、進入しますので、 工具寿命が落ちます。 カタログの推奨値は、その工具の中間値をうたってます。 推奨値を、参考にしても、それ以上の能力を発揮できる使い方は 沢山有ります。 推奨値は、最低条件と思っても、間違いないです。 条件は下げるものではなく、上げるものです。(勿論下げなければいけない場合も、ありますが) 1.3~1.5倍くらいは、充分に使えます。 1刃あたりの送りをみても、恐らく0.1~0.3などと 書かれてます。3倍の開きがあります。0.1を0.15にしただけでも、1.5倍ですから、3分の2に加工時間は下がります。 あまろ遅い送りは、かえって、工具の寿命を落とします。 どの程度の送りが適切かを探るだけでも、 加工時間の短縮に繋がります。 あまろ、でなく、あまり、です。 マシニングセンターでの、使い方です。 汎用には、適しません。 機械の剛性が、低い為。 感でうんぬんは、やめたほうが宜しいかと思います。 以前、超硬工具を使い始めた時に、メーカーに聞いたところ それは、ハイスの条件だと言われ、恥をかきました。 きちんとした条件での加工を、お勧めします。
お礼
>条件は下げるものではなく、上げるものです。 なるほど勉強になります。ではこの工具は剛性の強いマシニングなどで使用しないと条件道理には加工できないということですね。 会社にマシニングも1台あるので、そちらで1度実験してみたいと思います^^
こんにちは。 いろんな方が他で説明されていると思いますが、カタログ値は理想的な条件(高剛性の機械・強固なワーククランプ・最小の工具突き出し量・最短のツールアーバー)で検証している値なので実際の加工に取り入れる事は難しいと思います。弊社でも中間条件でテープを組み、作業者が音や振動を見ながら条件を調整しています(MC)。私であれば(フライス)回転と送りはカタログ値にして半径以下の切削面積で(アップカット)Z軸の切り込み量を調整します。振動が出る切り込み量までは機械やワークも耐えられると思います。あまりヒドイ様であれば、回転を下げます。 御社の方々は機械を知り尽くしているのだと思います。カタログ値は参考程度として、現状に見合った条件を探すのが有意義だと思います。 こんにちは。 お礼を頂きまして有難う御座いました。励みになります。 アップカットについての追記です。質問の内容(切削)である事と(手動でハンドル回しております)から「汎用フライス」と勝手に判断しましたので他の方の回答を見るにつけ(しまった!)と反省しております。剛性の無いフライスでの加工はチップの磨耗よりも「削れる事」を重視しております。MCではダウンでテープを組んでいます。(状況によりますが)過去の投稿6922が参考になります。 多分「知っている」内容とは思いましたが弁解させてください。
お礼
やはり機械の剛性やクランプ力で変わるのですね^^; 通常jogやハンドルでやっているので、切り込み5?でF1800とか本当に大丈夫かなと頭をかしげました>< そうなると、うちの会社の上司はカタログ値にとらわれず探るという面では、1つの方法なのですね^^
汎用フライス盤では、無理です。 マシニングでは、条件どおり使えます。
お礼
>弊社ではWEXのΦ100を持っていますが… 実例をあげての説明有り難うございます。 やはり機械剛性などにより条件はかなり落とす場合もあるのですね^^ >ところで、投稿者様は近畿周辺ですか? いいえ、弊社は北関東ですので残念ながら見学とまではいきません>< いつも思うのですが、デモ切削をネット上で流してくれないかなと… 新しい工具だけでもいいので…