Ｓタイトねじのメッキとトルクの関係

質問

ディスプレイの安全法規上、アースワイヤーをとめるのにＳタイト４ｍｍネジを使用しているのですがねじのメッキを変更したとたん規定トルクで締まらない、（途中で止まってしまう）という問題が発生しました。
何か原因があるのでしょうか？何かわかる方がいましたらアドバイスお願いします。ちなみに非締結部材はSPCC t1,下孔Φ3.7バーリングです。
（メッキ厚みは不明）

【before】
Ｓタイトバインド　黒亜鉛メッキ　締め付けトルク；1.5Kg.NでOK
【after】
Ｓタイトバインド　クロムメッキ　締め付けトルク；2Kg.NでもNGあり

回答No.3

noname#230359

以前、ねじメーカーさんからSPCCに対する、
φ2ネジのめっき違い品でのトルク比較データを頂いたことがあります。

そのデータからしますと
黒色亜鉛→クロムメッキで約1.6倍
黒色亜鉛→ダブルニッケルで約1.8倍
三価がほぼ同等（若干低くなっている）という結果になっていました。

測定時の条件で変わってくる内容かとは思いますが、
参考になれば。

お礼

アドバイスありがとうございます。
このデータは本当でしょうか？興味あるデータですね。
私もメーカーに直接問い合わせてみます。

回答No.2

noname#230359

多分、『クロムメッキ』が硬いので、締付け時に、規定トルクで
SPCCが変形しないで、ねじが喰い付いた状態になる。
又は、メッキ厚の差でしょうか？

＊ バーリング穴を少し大きくする
＊ メッキ厚を下げる
＊ グリースや接点安定剤等の摩擦係数低減剤を塗布する
等々で、対策して下さい。

お礼

アドバイスありがとうございます。
やはりクロムメッキが厚いのでしょうか？
検討してみます。

回答No.1

noname#230359

めっき厚の変動、性状の変化、ロットバラツキなど考えられますが、その結果から出発するほうが早いと思います。
バーリング径拡大、または出来るかどうかですがめっき厚の変更。

Ｍ３を 1.5Kg.cm ぐらいで締めた記憶もあるので、最初のほうが小さめでは？

お礼

アドバイスありがとうございます。
バーリング径はΦ3.7と現状かなり大きめに開けています。