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製造業における図面の取り扱いについて
- 製造業における図面の取り扱いについて質問です。
- うちの会社では設計以外の部署からも図面にアクセスでき、顧客に渡しているようですが、これは一般的なのでしょうか?
- また、図面を顧客に渡すことは一般的なのか、意見を募集しています。
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まあ、図面出し放題、流出し放題には、問題あると思うが 図面が全く出てこないのも問題がある 設備概観や、テーブル上の図面、ジグ取り付け 製品干渉などは、 設備導入時に 必要な図面だと思う また、 消耗品(ピンなど)は、すべてmisumiにしてしまうと 技術流出と言う問題も発生せず、納期も、値段もクリアーになります 壊れたら、買ってください
会社TOPの考え方次第です。具体的には、 * 図面は、外観図(概略図)のみ渡す。<製作図/部品図は、渡さない> * 取扱説明書(交換時期を記したスペアパーツリスト/使用機器リスト) を提出する代わりに、その周辺の図面を提出する。 MTBFやMTTRの保証体制を構築する代わりに。 製造物(メーカー)責任ができる会社が、発注条件となるケースが 増えてきている理由で。 MTBF等の用語説明は、以下を参照下さい。 http://www.necel.com/ja/faq/f_yougo.html 一般的には、その業界の装置メーカーでトップシェアーを確保している 会社以外は、多かれ少なかれ図面を渡しているのが現状です。 <発注仕様書に明記されていたり、暗黙の発注仕様になっていたりで…>
当社の場合、「図面は財産」という考え方が浸透しています。なので部品図は設計部署の出図許可がないとたとえ外注先であったとしても外部へ出すことは制限されています。但しこれは部品図の話で、組図は必要に応じて顧客に渡しています。当社サービス員に部品を送ったあとで現場から組図が欲しいといわれたりする場合があるので。 部品図があれば極端な話、機械を丸々コピーすることも可能ですよね? 部品注文を受けて販売するのも会社の売り上げの一部のはずです。 なので財産と扱われているんです。 あまり顧客に部品図が渡ることは会社としてNGだと思いますが。
納入仕様図面のように組図レベルで出すか、消耗部品の部品図レベルも出すか、いろいろ形態はあると思います。契約の内容次第ですから。 ですが、設計の担当者が、どのレベルで図面を出すか、営業と情報を共有していないのは、まずいと思います(ましてや、現場から図面が出て行くのは、非常に問題あると思います)。 会社の組織にもよるでしょうけど、一般的に図面の管理は、設計が担当していると思いますから。 一度、会社の図面の管理体系を確認して、関係各所と相談された方がいいと思います。
うちでは取り引きする会社とは全て取り引き契約を結んでおり、その中に機密保持に関してもうたわれてます。 なので、設計図面を渡す、もらうということに対してあまり抵抗はありません。 もし、その図面で別の会社に部品製作を依頼したり、模倣設計をした場合は契約違反となり、訴訟...と言いたいところですが、発注者に対しては弱い立場なので、今後の商売も考えると訴訟を起こすのは難しいですが... 上記契約の話でいうと、機密保持が有効なのは機密であることを指定したもののみです。渡したもの何でも機密というわけではありません。 従って、何が機密で何が機密でないかを常に明確化しておき、機密の図面のアクセス権の制限、履歴管理、また顧客に渡す場合は、Confidentialとか秘とか印を付けて渡すなど、社内の情報資産に対するルールを整備していないとなりませんが、営業が勝手に設計図面を顧客に渡してしまうことに疑問を感じるということはそういうルールが整備されていないのかもしれませんね。 個人情報保護法など、情報管理に対して世間が厳しくなってきているこのご時世で、ルールがないまま情報資産を持ち出せるというのは非常に危険な状態で、会社の信用すら失いかねませんので、会社全体の問題として大きく取り上げ、営業含め社員全員が意識を高めてあたらなければならない問題だと思います。 もしルールがあるのであれば、営業がそれを守ってないのか、実はきちんとルールに従って図面を提出しているのか、一応確認してみてはいかがでしょうか。
回答(5)の方の方針を推し進めると次のようになるかと思います。 出願される特許を常に監視していて 中小メーカーが開発した機械の特許を取ろうとすると、その特許の取得を邪魔します。そして信頼できる下請けにその機械の再設計、製作をさせて使用します。再設計、製作した下請けは外販も行うようになります。 再設計してももとの設計がうまいとほとんど変えられず同じものになり、誰が見ても真似したとわかります。
メーカに勤めているものです。 基本は設備を購入する場合の消耗品の図面はすべて提出してもらっています。私の仕様書(契約書)にはそれはすべて織り込んでいます。 当然,購入品のリストも提出してもらいます。 その為図面を提出できない場合は契約違反です。 つまりもし私から受注した仕事ならば完遂していないことになります。 これではお金を払うことはできません。 逆を言うとその分の設計費,準備費は見積もりに含んでもらっています。 (ノウハウがあってどうしてもと言う場合は文面にて提出してもらっています。) ---------------------------------------------------------------------いくらカッコいい事を言っても壊れない設備なんてあるはずもなく 予備品は必要です。 その予備品を中小メーカに全部背負わして持ってもらうほうがよっぽど中小メーカには厳しいと思います。 厳しいことをいうと、はっきりいって図面を提出できないメーカの設備の方がよく壊れます。管理ができていないのか,自信過剰なのか・・・ 営業,技術の対応もいい加減ですね ノウハウという言葉で問題点をうまくごまかすことに終始している場合が多々あります。 本当に技術力のあるメーカは部品の一部をヒューズにしてその部分が壊れるように わざと設計をしてくれています。 こちらとしても全ての図面を貰ってもそのヒューズの部分となる予備だけ持っていればいいので非常に助かります。 ノウハウよりも設計思想ですね ユーザー側の視点に立っても考えてください。 設備故障は致命傷です。 1分ラインを止めると幾らの損害か 保障できますか? メーカの保全担当,設備導入担当はいつもびくびくしています。 そのリスクを減らす方法のひとつだと思うのですが・・・ 厳しいことばかりで申し訳ないです レス主さんに対する批判ではないことを理解していただけると助かります。 ただ、実態はこんなものです。 長文すみませんでした
はじめまして、私は自動車部品メーカーに勤めるものですが、当社の場合、 貴社のような機械メーカーさんに工作機械の製作を依頼します。 当社の場合ですが、設計費を払って設計製作していただいたものは、基本的に図面を出してもらっています。 たとえば一から設計依頼した機械であればすべての図面や購入部品リストの提出を求めます。旋盤メーカーのように既存の製品であれば本体図面の提出は求めませんが、当社仕様としてチャックやローダーの先端などの図面は提出してもらいます。 また特別に設計して頂かなくても消耗品の提出は依頼します。 これは著作権と危機管理からきているとかんがえます。 危機管理としてですが、基本的に多くのメーカーはラインを止められません。 設備の故障や不具合で、すぐに製作会社の対応があればよいのですが、実際には忙しくて対応が遅れる、遠方である、サービスの料金が高いなどの為、大きなトラブル出なければ社内設計、社内製作などをします。このときに図面があるとないとではかかる時間が大幅に変わってきます。 図面提出を断られ、それによって非常に不利益を被り、取引を中止した機械屋さんもいます。あまり杓子定規になるよりも、柔軟にやってほしいというのが依頼者側としての意見です。 長くなりましたが参考にでも
小さい会社だとつぶれたら図面がなくなってしまうわけで、 使用している機械の補修などを考えると図面をほしいと言うのも理解できます しかし、実際はもらった図面を基にして自社または外注で作成しているのが実体なのではと。 図面を渡した会社からはリピートが来ないのが普通かと思います。 売り上げを維持するには図面を渡すのも仕方ないことかと。 買った機械をばらして寸法測定して真似されるのが普通なので、機械を売るのはノウハウを売るのと同じになり、価格も相当高くなるのが普通だと思います。まねしないから安くしてといってもできないかと。 まねされない機械は安く販売されていると思います
弊社も中小企業ですが、基本的に部品図は出しません。 例外として消耗品に関しては図面を顧客に提出しています。 例えば樹脂で作ったガイド、アンチバック等です。 要は樹脂製でなくても、部品の寿命の短いものをさします。
お礼
ありがとうございました。 やっぱり図面は見せないものですよね。 >例外として消耗品に関しては図面を顧客に提出しています。 例えばどんなものでしょうか? 差し支えなければ、参考に聞いてみたいのですがよろしいでしょうか?
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お礼
回答ありがとうございました。 >小さい会社だとつぶれたら図面がなくなってしまうわけで、 使用している>機械の補修などを考えると図面をほしいと言うのも理解できます そういう事も考えられますが、顧客が図面を欲しいのはそういった理由ではないと思うのです。 それに、考えてみてください。 潰れると思っている会社から、機械を買おうと思いますか? >買った機械をばらして寸法測定して真似されるのが普通なので、機械を売る>のはノウハウを売るのと同じになり、価格も相当高くなるのが普通だと思い>ます。 えーっと、あなたは製造業で働いている方でしょうか? 他社の機械をバラして・・・・・・・ 真似できるならやってみてください。 当社に限らず、どの会社だって簡単に真似はできないのです。 見た目は簡単そうに見えても、どんなに些細なものでも、 見たり、触ったり、分解したり、寸法取ったり、顕微鏡で金属組織を分析しても、簡単に真似はできません。 それが製造業です。 某自動車メーカが、ベ○ツを購入して分解して同じもを造っても、 ベ○ツと同じ品質のものは造れません。 日本刀を分析して、造りかたを真似ても同じものができないのです。 どんなに小さな零細企業でも大手にメーカにできない技術を持っています。