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最近の工作機械の進化:加工精度と加工速度の向上
- 最近の工作機械は驚くべき能力の向上を遂げています。ジグの加工精度では、サブミクロンの加工を可能にしており、鏡面仕上げにも驚くべき成果をもたらしています。
- また、加工速度においても大きな進歩が見られます。アルミの加工では、旋盤を使った方がダイキャストよりも効率的であり、コスト面でも有利です。
- 私が設計している機械のマイクロメータの精度は十分であると考えていますが、最新の工作機械の能力に興味を持ち、その進化を知りたいと思いました。
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30年以上前の汎用旋盤を使用しています。旋盤歴は2年です。 私は、はめあい公差でh6、h7やjs6程度の加工しかしていないため1/1000などの加工は出来ません。 ものすごく小さいもの(Φ5以下)は難しいのですがSUS304でΦ15H7公差、長さ100mm程度は切削できます。(鋼材は1/100がなかなか削れないので難しいです) これはNC旋盤では結構難しいと思います。NCで加工できるといわれる方はかなりの技量を持っておられると思います。 MCも導入していますがなかなか計算通りに削るのは難しいようです。 刃先の逃げ、たわみは制御できませんから・・・・。 このあたりが経験と、緻密な計算によるものだと思います。 いくら機械が良くても使用する人間の技術が必要です。 もちろん測定具の精度も大事です。 機械、刃物の選定、加工手順の選定、ジグの製作、測定具、測定方法・・・・。などがそろって初めて精度の良いものが出来ると思います。 一般的に、NC機械では1/1000の能力の機械では1/100が、1/10000の機械で1/1000が出ると言われているようです。
マシニングセンタでは2000万以下の機械で数ミクロンの加工精度を出せます
そうですね 0.01では十分な精度は測定できない時代になっております、機械加工では サブミクロンを制御し その精度が測定できる 測定機器が出回っていまして 昔の様に ゴマカシが効かないのが現状ですね、 しかし 加工機械だけが進歩しても その精度に適応した刃具が無くては 機械精度を引き出せないのも 事実ですね、 今の時代は 機械精度・測定器・加工刃具・チャック・等の知識が無くては 勝負にならないと共に これから生き残るには 加工時間・品質がもっとも重要ですね。(私に言い聞かせています) 今の工作機械は スピード・精度共素晴らしい物があります。
弊社の最新の工作機械のメーカーのデータでは、NC旋盤にて、 真円度0.42μm、温度変化へ影響も最小とのこと。 すべての環境を整えれば、それこそサブミクロンは当たり前に出せる世の中だと思います。 が、しかし、弊社の旧工場の空調の効いていない工場にて、 低炭素工にて、内径φ25±0.005、円筒度4μm以内の製品(全長20程度)を、1ラインに一人ついて、20,000個/月加工しています。CPKも1.66をクリアします。機械は15年~20年前のものです。 純粋に機械の進化だけなら、メーカーのHPやカタログを見れば判るかと思いますが、実際には、誰が、どのように加工するかで決まる部分が多く、 最近の日本の技術力はどこまで進化しているかというご質問なのかなと、勝手に解釈いたしました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 最近のNC旋盤はかなり進歩しているようです。 ただ、spitzさんが言われるように、機械の性能を知るにはカタログ等でよいのですが、15~20年前の機械でそこまでの精度と数量をこなしている御社の技術のすばらしいさに感動しました。
純粋に機械の性能と、経済的な加工とは違いますから 例えば大会社が十分な資本と人をつぎ込んで加工するのと一般的に加工屋さんが業界を作って相場が出来てるのと違いますから。 最新の高価な機械に常時入れ替えることが出来るほど十分な市場が出来るか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 色々な加工の条件があると思いますが、今はこれぐらいのレベルまで来ていますよと、言う感じのことで良いのですが。
お礼
ご回答ありがとうございます。 加工時間、品質とも年々進歩しているようです。 もちろん工作機械だけでなく切削工具、測定器、そして加工者の知識や技術 なども同じく進歩してしているのでしょう。 今の私の設計業務では高精度、高品質というものから離れており、このよう な実際の加工の話を聞きまして参考になりました。