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原価計算の方法について
- 設備工事と金属加工業の原価計算方法の統一性の問題
- 設備工事では書籍に基づく規定があるが、金属加工業にはない
- 客観的な資料をもとに穴あけ加工の値段を決めたい
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以前いた建設設備の会社では工量を決めて積算をしていました。 一日の工量を300とし、そのときの相場によって1工量100円とか120円といった感じで労務費を出していました。 たとえば、センサー一体型小便器の取り付けが180工量、といった感じです。 180×100=18000円という具合です。 わたしはこれを利用できないかと思い、それぞれの行程ごとに5分単位で時間を決めて積算をしています。 穴明け一箇所で5分、タップで5分、面取り、バリ取り5分といった感じです。 そしてチャージの一覧表を2500円から6000円まで、5分刻みで作って単価を決めています。 ただ、この場合実質加工時間のみの計算になるため、総時間に1.2から1.5を掛けています。 あくまでも私個人のやり方でトータル的に高すぎる場合は調整をしています。 一番難しいところは加工者の能力で、一個の加工に60分かかる人と80分かかる人、40分で出来る人といろいろです。 それに同じ時間チャージを掛けることは出来ません。 なので、どこもほとんどどんぶり勘定になっていると思います。 取引先の要望と、実際加工にかかってほしい金額をすりあわせていくしかないと思います。 以前いた建築設備の会社でも、いくら積算をして見積もりを作っても、最終的にゼネコンへ出す掛け率で数十パーセント金額が上下し、ゼネコンの予算がこれだけとなると受注のためにはその金額で受けたりといったことが多々ありました。 はじめに予算を提示しろって感じです。 同じ会社の他営業所と競合(合い見積もり)になって、A営業所の金額とB営業所の金額で30%位違っていたという笑えない事もありました・・・。
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考え方は、いろいろあります。 穴あけ加工いくらは、(材料、厚さ)により変わります。 使う機械にもよります。 機械償却費にも変化します。 加工物の大きさにより使う機械が、決まります。 加工の公差、難易度にも変化します。 チャージを決める方法、一般相場、依頼会社の付き合の状況にも変化します。 過去の見積もり内容を分析を行うのが、 一番あったスタイルかも知れません。 少なからず、機械の償却費、機械の時間単価は、指標を出す妥当かも知れません
お礼
お礼が遅くなり申訳ありません 大変参考になりました
建設業では発注者側の最低価格を決める為に積算資料が公開され同じ土俵で見積もりをする環境ができてますが一般製造業では公開入札のような制度で発注されることが無く、一般競争入札に近い形態ですので積算原価はそれぞれの企業独自のものですし。 積算する時間も当然その企業のノウハウですので秘密ということでここでも何回か原価、機械チャージについての質問がでましたけど。内緒でしょう。私のところは機械加工の賃加工をしてるので厳密にチャージを決めて30分単位で積算して見積もり請求してますけど、 結局最後は「もうちょっと?!」の一言で↑↓しますよね。 それから「穴あけ加工は1個○○円というように」ですけど ボール盤もMCもCADも同じ職人がやるんだよね。同じ原価でしょう。 結局丼勘定になっちゃう。
お礼
お礼が大変遅くなり申訳ありません 大変参考になりました
お礼
お礼が大変遅くなり申訳ありません 建設関係の見積もりになれているために 基準価格が不透明なことが気になっていました