- ベストアンサー
アルミの側面切削について|注意すべきポイントと対策方法
- アルミの側面切削において細かいビビリ模様ができる原因と対策方法を解説します。
- エンドミルの削り始め場所にスジが入る問題について、経験豊富な方々の対処法をご紹介します。
- 適切な刃具や加工条件を選ぶことでアルミの側面加工をスムーズに行うことができます。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
vanillaice99様 はじめまして。 切削速度(V)ですが、カタログよりも少し上げてみては如何ですか。 現行ではV=271m/minですが300m/minでも大丈夫ですよ。 それから、送りですが、 内円弧切削ですから数値を補正したほうが良いと思います。 (加工径-カッター径)÷(加工径)。 (22-16)÷22=0.273 0.273×960=F262 です。 そして、真円切削時に出来る進入個所の”スジ”がでるのは バックラッシュの切り替わりによるものである場合がありますので 気になるようでしたらパラメーターでバックラシュ補正値を確認 してみるとよいと思います。 しかし、この場合は仕上げ代が片肉0.5mm有りますし、 突き出し長さが50mm以上 有りますから、おそらくアプローチ時の食込みだと思いますよ。 これを回避する為の代表的な方法は二つです。 1:上に書いたように送り速度を落とす。 2:一回目に0.05mm程度残して仮仕上げをして二回目に 仕留める。 他には、円弧切削の部分だけG91にしてヘリカルを用いて 2度切りするというのも有効ですよ。この場合は下げ量を0.001mm 位に設定すれば見掛け上、殆ど同じ位置で2度切りする事になります。 そして話がそれますが、もう一つ挙げるとすれば、 ピックテスト(ダイヤルの先に針のようなスタイラスが付いているもの) を用いてドリルチャック等で咥えて穴内面の真円度を一度確認する事を 勧めます。 このときに、時計で言う、3 9 6 12の位置に ヘソ(凹や凸)が顕著に出ているようなら、バックラッシュを再調整 したほうが良いです。少しは改善されます。 スケール搭載型のハイブリッドの場合は、別ですが、 ノンスケールのマシニングではバックラッシュ補正値が通常で 一桁~20台の数値が適正です。もし、それ以上の数値が入っていれば 真円切削でのヘソは、やはりハッキリと出ます。 ご参考になれば幸いです。
その他の回答 (4)
超硬は普段使わないので回転数と送りは良くわかりませんので一般的な意見として。 刃長が長いのに根元まで突っ込んでいないのと、余分な刃長が悪さをしている気がします。 ショート刃でも32ミリ位あるので充分だと思います。 あと、寸法は仕上がってますか? 食い込んでスジが付いているように見える部分が実は仕上がっていたりしませんか? ビビリは刃物が逃げたりワークが共振したりして起こるので、条件を落としたりクランプ方法を変えると上手くいく事が多いです。 残し代を0.1ミリ位残して仕上げ加工というのも有効です。
お礼
クランプ等の改善が難しい設備なので、仕上げしろ0.1mm残して加工してみたいと思います、お忙しいところ有り難うございました。
びびりを取るなら刃長をもっと、短いものに変える。 条件は、このくらいで、良いかと思います。 もっと、上げても、大丈夫です。 カタログデータの倍くらい平気です。 アルミですから。
お礼
お忙しいところ貴重な意見ありがとうございました、参考にさせていただきます。
初心者ながらアドバイスさせていただきます。条件から見ると、カタログの切削条件を参考にされたようですが、この条件では早いと思います。あと気になるのがワークの固定状況ですね!固定条件が不安定なら、なおさら条件を落とさないと・・・・DLCミルロングは、使ったことがないのではっきり言えませんが、カタログの切削条件の半分の数値からスタートして安定していれば徐々に条件を上げていけば良いと思います。カタログの条件はあくまでも目安として、考えた方が良いですよ!!過去に私も条件をうのみにして何度もいたいめにあいましたから・・(笑い!!) 頑張ってください!
お礼
なるほど~カタログ値はあくまでも参考程度に考えた方がいいんですか~、貴重な経験談教えていただき、ありがとうございました。 半分くらいから始めてみます。
無過失かっていたソフトを http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/business/se060803.html とりあえず加工条件早すぎです Zの切り込み16mmで計算上 S=5400 F=400 ですが R部なので減速しないといけない (11-8)/11=0.45 F = 400 * 0.45 = 180
お礼
ありがとうございました、参考にさせていただきます。
お礼
大変参考になりました、とりあえず送りを下げて2度仕上げにしたいと思います、お忙しいところ有り難うございました!