- ベストアンサー
両面テープを均一な重さをかけて貼りたい方法
- 両面テープを均一な重さをかけて貼りたい方法を教えてください。
- 両面テープ(10mm×5mm)を使用して部材と部材を接着する際、均一な力をかけるためにはどうすればいいでしょうか。
- JIS Z 0237によると、両面テープの貼り付けには特定の圧力をかける必要がありますが、この圧力を均一にかける方法はありますか。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
JISのローラー幅は45mmで試験テープ幅の基準値は25mm (25mmを超える物は25mmにカット25mm以下はそのまま使用) 仮に押圧されたローラーの接触面が変形して幅のある平面に成るものとします この幅が2.5mmと仮定して25mm X 2.5mm=62.5mm2 →0.625cm2 0.625cm2に2kgの荷重が平均的に掛かるとします 換算すると3.2kg/cm2と成ります あながちこの数字は当社の平均値よりも大きくなりましたが現実的な数値 では無いでしょうか ゴムローラーの変形が大きくなれば単位面積当たりの荷重は下がります これは実際に行なわなければわかりません仮定した幅2.5mmに 成るか大きくなるか小さくなるかは分かりませんが >両面テープ(10mm×5mm) 面積は0.5cm2 仮にはば10mm X 長さ5mmとすると 2.5mmの変形範囲で 押すものとすると面積は0.25cm2 これに御社希望の4kg掛かると 16kg/cm2と成ります ローラーでなく平面で押すなら面積は0.5cm2ですから 8/cm2と成ります 5mmの長さを通過する時間は1秒と成る訳ですから(JIS標準) 試験の状態より製品の加圧力の方が単位面積当たりの荷重は大きくなります 条件が良いほうに厳しくなるので1秒でも良さそうですが 安全を見て 2秒以上が妥当だと判断します 夏の暑いときなどは置いただけでも貼りついてしまいます 当社の3秒が外れた値ではないことが分かって頂けると思います ひとつ気になるのはテープの生産からの保管履歴ですこれがいい加減ですと 張り付きません(痛い思いをしています)俗に”風邪を引いた状態” 季節によっても微妙に接着力が影響を受けます 自信が持てるまで試験されて自分の経験値とされてください 不明な場合はパラメータを自分で仮定しながら進めるしかありません トライ&エラーです(エラーは流出しないように気をつけてください) 検討を祈ります 検討じゃなくて健闘でした
その他の回答 (4)
ご参考になるかわかりませんが、両面テープで粘着する場合、貼る部材がフィルムやシート状のものであればローラーで押しつけるだけで十分な粘着強度が得られますが、部材の厚みが均一でない場合等は、ローラーで押しつけるには難しい場合があります。 このような時は、まず部材を両面テープで(ある程度の圧力で=剥がれない程度で)貼り付けた後に、オートクレーブ(圧力容器)に入れて気圧をかけて加圧すると、均等に圧力がかかり、粘着強度を高めることができます。 加える圧力ですが、JISの規定は25mm幅のテープに対して45mm幅のローラーというのはテープの幅より十分に広い幅という事でしょうから、実際にローラーに押される範囲はテープ幅と同じ25mmです。またφ6mmのローラーで押される場合は、テープに接している部分だけしか力がかからないので、仮に1mm程度しかテープに接しないと考えます。 したがって、25mm×1mmの範囲に2kgの力がかかり、これをゆっくりと左右に移動させてテープ全体に力をかけることになります。 単位面積当たりの圧力は、上記より2,000g/(25×1) = 80g/mm2 となります。 80g/mm2 は、8,000g/cm2 = 8kg/cm2 ですので、オートクレーブに入れて、気圧を 8kgf/cm2にして加圧してあげれは、同等の圧力で部材を両面テープを押しつけて、十分な粘着強度を得られることと思います。 また、オートクレーブにかける際に、熱を加えると粘着材が軟らかくなり、より強固な粘着強度を得ることができます。加える温度は、部材に悪影響を与えず、なおかつ粘着材を軟らかくする温度で、40~50℃くらいが多いようです。 加圧(気圧)している時間は、15分から30分くらいが適当です。
お礼
こばやし様 ご回答ありがとうございました。 わかりやすい説明で、よく理解することができました。
>JIS通りに2kgのローラーを300mm/minで1往復した場合の部材に受ける圧力を知りたいです 総荷重は2kgですが単位面積当たりの荷重はあなた自身が計算する事になります 質問と回答に全くの齟齬が無いとは言い切れませんので言明はは不可能です 御社の製品形状から判断できるのはあなたしか居ませんから ローラーの厚さ、外径、素材硬度に幅が有りますから部分的に掛かる 荷重もその試験機でしか再現できません、また公差が無ければ物づくりが 出来ないことも確かです ご自分で自社の製品に合致したパラメータを見つけてください >両面テープ(10mm×5mm) この形状がそのまま製品形状と同一とすると、私ならばローラーは 使用せず、簡易プレスで工程設定を行ないます また、貼り付けられる製品が平板状で突起が無ければ、幾つか整列して 並べた上をローラーで押圧するのも良いかも知れません 最近の現場の数値ですが(調べてみました) 1:圧力→2.5kg/cm2 2:温度→20℃ 3:時間→3秒 で作業を行なっています、この数値で不良は発生しておりません 現場技術者が見つけ出したわが社の基準です (この数値は一般論ではないので他の条件には当てはまりません) 充分検討されて良品を生産されることを期待します
お礼
DM様 度々の質問にご回答いただき大変恐縮しております。 初歩的な質問なのですが、JISと同じ圧力を10mm×5mmの両面テープに与えるには、4kgの圧力を数秒間(この秒数は貼付け精度に影響する?)与えればよろしいのでしょうか? 非常に頭が悪い質問ですみません。 よろしくお願いしまうs。
>両面テープメーカーの貼り付け条件の理想値を伺った事が有ります 先述の通りメーカーの指定条件なので 根拠はメーカーに問い合わせしなければ分かりません 想像ですが条件を変化させて最良値を提示されたのだと思います 剥離試験は手間が掛かり大変です、試みましたが挫折しました どの要素も数値が大きくなるほどコストアップします 経済的なパラメータをご自信で模索してください
お礼
DM様 回答、ありがとうございます。 もしわかれば教えて下さい。 JIS通りに2kgのローラーを300mm/minで1往復した場合の部材に受ける圧力を知りたいです。 何度も申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
両面テープメーカーの貼り付け条件の理想値を伺った事が有ります 但しローラーではなく静圧で押し付け貼る条件です 弊社では空圧シリンダーを利用して小型のプレス機にて加工 貼り付けの要素と理想値 1:圧力→5kg/cm2 2:温度→40℃ 3:時間→5秒 コストと作業時間との競り合いですが上記の規格を 遵守してからは剥がれの不良頻度はほとんど有りません ローラーの場合はローラーが微妙に変形して接触面積が増大します 圧力によってこの面積を調整しては同でしょうか 同一点を通過する時間を制限すれば理想値に近づくのでは 上記数値の関係ですが圧力を下げれば時間と温度を大にする 時間を短くすれば温度を上げ圧力を増すといった関係です 約6年ほど前の話です更に条件の良いものが開発されているかも知れません 参考まで
お礼
DM様 早速のご回答ありがとうございます。 さっそく、その条件で試してみようと思いますが、 JIS規格と比較したときの理論的な数値も欲しいです。 圧力5kg/cm2 時間5秒 の根拠がわかれば是非教えてください。 よろしくお願いします。
お礼
DM様 わかりやすい説明ありがとうございました。 今週トライしてみようと思います。 いろいろありがとうございました。