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アメリカ規格材料『AISI316L』の化学成分とは?
- アメリカ規格の材質『AISI316L』は、ステンレス鋼の一種で、主要な成分は18%のクロム、12%のニッケル、2.5%のモリブデン、低炭素です。
- JISのSUS316Lと比べると、AISI316Lは成分が少し異なりますが、相当品として使用されています。
- AISI316Lは耐食性に優れ、塩水や酸性環境にも耐えることができます。
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JISではSUS316Lは C:0.030以下 Si:1.00以下 Mn:2.00以下 P:0.045以下 S:0.030以下 Ni:12.00から15.00 Cr:16.00から18.00 Mo:2.00から3.00 Cu:なし N:なし と規定されています。 AISIではNiは10から14なのでJISのほうが高いようです。 最近は原料高騰で下限ぎりぎりを狙うので Niが2%変わることになりますが低炭素なので耐食性には ほとんど影響しないと思います。
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AISI316Lの成分以下です C:<0.03 Si:<1.0 Mn:<2.0 S:0.030 P:<0.045 Cr:16.0~18.0 Ni:10.0~14.0 Mo:2.00~3.00
お礼
マイスター様 回答有難うございます。 成分の方はだいたい分かりました。 ほぼJISの規格範囲に入っているということですね。 後は、相当品として使えるかの判断ですね。 国内はともかく、海外の場合は現地調達になる場合を想定して検討しておく必要がありますね。 参考にさせて頂きます。
あまり自信が無い上のお話なんですが、 316Lはわからないのですが、316でAISI規格とJIS規格を比較してみたところ、ほぼ変わりありませんでした。 ので316Lも変わらないんではないでしょうか。 ちなみに、 JISは 18Cr-12Ni-2.5Moですが、 AISIは 17Cr-12Ni-2.0Mo でした。
お礼
いとー様 早々の回答ありがとうございました。 参考にさせて頂きます。 JISの規格範囲に入っていない場合問題になることがあるようです。 使う場所にもよるかもしれませんが、この程度であれば相当品としてもいいのかな?JISよりも多い分には何も問題ないのですが…。
お礼
vicks様 非常に参考になりました。 参考のアドレスの資料を見ました。 ほとんどJISの規格範囲に入っているようです。 相当品として扱ってもいいように感じました。 有難うございました。 また最近の情勢からレアメタルである、Cr、Ni、Mo、は成分的にぎりぎりまで削減される可能性がありますね。 規格範囲ないなので問題はないでしょうが…。