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2交代制の導入について
- 弊社は大阪府で機械加工を行っている業者です。経営戦略上の理由でキャパを2倍にする必要があり、2交代制を考えています。
- 当社の設備はタッピングセンター、マシニングセンター、NC旋盤などがあり、スタッフは機械の段取り作業やチャックワーク作業などを担当しています。
- 移行計画としては、日勤と夜勤が半分ぐらい重なるようにスタッフの補充や段取り作業者の教育を進め、最終的には完全2交代制にしたいと考えています。また、受注に関しては外注先との協力や社内生産への切り替えを検討しています。
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こんにちわ。 弊社も数年前に同じようなことを考えました。 ですが、他の方も言われているように、2交代でやったから単純に売り上げ2倍になったかと言うと、1.5倍がせいぜい良いとこででした。 必要以上に経費も掛かりました。結局、あまり儲けも出ずに2年ほどで止めました。 その後どうしたかと言うと、機械の見直し・工程の見直し・加工条件の見直し・生産スケジュールの見直しなど一から全てリードタイムを見直しました。 機械の見直しなどは、社運を左右する恐れがありましたが、MC・NC旋盤などは、複合旋盤に切り替え成功しています。 複合旋盤にすることにより、工程短縮・ワンチャックなので高精度・機械スペースが約半分になり効果は歴然でした。 工程・生産スケジュールも複合旋盤導入により、大幅に組みやすくなりました。 初年度で2割ほど売り上げがUP。 今でも、毎年数%UPしていますし経費も大分削減されています。 今年も2台複合が入る予定です。 2交代するよりももう一度、一から見直しをお勧めします。 人海戦術では、どこかにボロが出て決して良い結果にはならない気がします。
おはようございます チョット時間があったので出張前に見ていたら気になりましたので書き込みさせていただきます。 私はこの逆をやりました(当時 従業員側) その時の編成(20年前) MC4台、段取り2名、脱着2名、平均的なロットは50個位だったかと 1直8:30~17:30 2直17:30~1:30 結論 設備総合効率が上がらない。ただ、長くいるだけでした。 これを時差勤務にして生産を落とさず、次に定時+残業で 最終的に定時間でというようにしていきました。約2年かかった。 主に段取り時間(外段取り化)、加工時間(短縮)、多数個取り(無人運転)、最も難しかったのが流す数量をちょうどにする習慣づけでした。 50個だと2個ぐらい余分に流していませんか?うちはそうでした その工数が結構バカになりません。作り直す時間とか上手くいったときは次回の生産に寄与するとかそういう問題ではなくて、精神論です。 だめになってから作ればいいことで始めから不良を認めているようなことがわたしはいやでした。(ミスできない緊張感が大切です) 徹底的に無駄を省いて生産を上げていくときに、この不良が隠れみのになります。えらそうなことを書きましたが、会社の事情でさまざまと思いますが 何かの参考になればと思います。 現在は定時+残業+土日振替体制(代休を与える)+夜間の自動運転で生産を行っています。よっぽどの時は2直16:30~1:30を組みます。 MC18台、汎用4台、ターニング1台 段取者5名、脱着3名、見習い3名、汎用3名の計14名編成です 月400~500点、平均ロット13個 人時間当たりの生産高=15000円代をキープしてます。 今は会社側の人間です。 私の教育は「物を大事にする」「プライドを持つ」「ライバル意識」「真実をまっすぐ見て受け入れる」 なんちゃって・・
お礼
>50個だと2個ぐらい余分に流していませんか?うちはそうでした うちもそうです・・・ このことについては私も同感で、余分な生産がかなり利益を食っていると 痛感いたしております。 不良・ロス=0にするというのは、本当に難しい問題ですがそもそも競争に勝ち抜いていくことは、難しい問題にチャレンジしていくことだと思いますので、作業者の意識改革を含めてがんばって行きたいと思います。 貴重なご意見、ありがとうございました。
全く的外れな意見かもしれませんが よく大手等で見かける業務提携、再編、統合、合併を中小企業でも 取り入れたらどうでしょう? 利点としては、新規雇用で教育したりと、人・設備・資金・不動産等に 頭を悩まさずに比較的容易に生産量を上げられる、 また、仕事量の浮き沈みを緩和できる、協力して知恵を出し合うことで 技術力向上や仕事の意欲向上等図れると思いましたので。 同じ様な加工技術も持った会社に呼びかけ話し合い、 一つ一つの会社が協力し合うような 既にそれらしいことを行っている加工分野もあります。
お礼
追記で書いた理由が一番の理由ですので、 2交代制以外の方法も視野に入れて進めていきたいとおもいます。 貴重なご意見、ありがとうございました。
同じアイテムが毎月流れるという事を前提に色々書かせていただきます。 設備から察するに、夜勤は1~2人といったところでしょうか?umemodokiさんの言うように、 夜勤をやる=生産2倍 にはなかなかなりませんので、夜間の人数は半分以下に抑えておいたほうが、何かと効率が良いように思えます(体感) 1人での夜勤作業はダレるので、できれば3人以上がベターです。3人いると、三つ巴にうまくなればサボる可能性が減ります(体感) 2人でやらせるくらいなら、1人のほうが良いようです。 「コレを何個」 ってノルマを決めれば、そこそこの仕事をしてくれます。 知り合いの会社は、パート1人に夜間作業を任せて帰ってしまっていますが、そこそこ上手くいっているようです。 従業員数からいって、夜間作業時の品質や設備トラブルは、まずは経営者サイドの人間が面倒を見たほうが良いように思えます。そこは経営戦略を立てた人に責任を取ってもらいましょう。従業員に夜勤を押し付けると、下手するとその人がつぶれます。 夜間は数モノをやる等の工夫で夜間段取りを無くせば、段取りをこなせる人がいなくても、なんとか回せませんかね?
お礼
幸い、社長も私自身も工場の近く(車で15分以内)に住んでおりますので、 どちらかが駆けつけるという方法がとれそうです。 ただ、呼び出されたところで、お客さんとの連絡がつかないので、 判断できないということも起こりそうですね。 ありがとうございました。
昼間、機械が止まっていることが増えるような気がします。 どうしてとまっているのか調べたら作業者が夜勤だったということで。 日勤 8:00~17:00ということは残業代がなくなると言うことで 手取りが減って、夜勤をやらされ、機械は昼間止まっているとなると 2、3人はやめていくかもしれません。従業員の数を増やしてから 考えた方がいいかと思います。
お礼
ふく様やspitz様の言うとおり、 残業も含め、日勤と夜勤を半分程度重ねた時間帯に 設定するほうがよさそうですね。 ありがとうございました。
>経営戦略上という理由からキャパを2倍にする すこし分かりにくいのですが、どの商品を伸ばすために2倍にするのでしょうか? 機械占有率の高い商品ですか?低い商品ですか?それとも占有率以外の要因で判断される商品?たとえば利益率?ロット数?機械加工の種類?組み合わせ?技術のウエイトは? それぞれの判断によって、人の組み合わせ機械稼動の組み合わせなども決まると思います。 具体的にこの商品を伸ばしたいと現場と話をして、現場の力を引き出せないと、2交代にする意味が理解できない限りキャパを2倍にするということは無理なような気がします。 得意先の要望でこの商品というのなら、それに合わせればいいですが? 上記以外の理由である可能性もあるので 参考になれば幸いです。
お礼
経営戦略上の理由と書きましたが、 具体的には、一番の理由として、 弊社の売り上げの90%が1件の顧客に集中していまっている。 (弊社では組立の仕事も請け負っており、ちなみに組立の仕事は100% その顧客へ売り上げている) という状況があります。 組立の仕事などは、なかなか新規の顧客を見つけるのは難しく、 (機械加工は簡単ということではないですが) なんとか機械加工のキャパを広げて、他社さんの仕事を取り込み 売り上げ比率を下げたいと考えております。 その手段の一つとして、2交代制を考えたのですが、 課題は山積みですね。 いづれにせよ、その他の理由もあり、なんとか立ち上げたいので、 ひとつづつ解決しながら、段階的に(かつ迅速に)すすめていきたいと 思います。 ありがとうございました。
2交代も3交代もやっています。 注意点というか昼勤のみの時との違いといいますかポイントを少し 1.他人のやった仕事の続きをやるという事で仕事の所掌、責任をはっきりと 取り決めしなければなりません 例えばツールの段取り者と加工者が違う場合になにか不具合が起こったときに どちらが責任者なのか等 2.夜勤時のトータルでの責任者は誰がするのか? 例えば図面上で聞きたいことが起きたときにどうするのか、誰が判断するのか等 3.昼勤から夜勤への引き継ぎのやり方はどうするのか? 例えばこのワークのクランプはしたのかしないのか等 まだまだ有りますがやってみないと分かりません その都度ココで質問するのもいいのではありませんか? PS 私は夜勤をする最大の理由として設備投資の償却を考えたときに 投資額が大きくどうしても稼働時間が昼勤で足りないときにするものであって それ以外はやるべきでないと考えています。 なぜなら2交代をしても消化量は2倍にならないし深夜手当、夜勤手当など が余分に掛かります 費用対効果で考えればあまり良い物ではありません またやれば分かりますが負担は本人は勿論その家族の生活にも掛かってくるのです 年齢的な負担の違いも無視できません、40を過ぎると交代が非常に苦になる人が 増えてきます 結果辞めていったり意欲が減退し生産性に影響を及ぼします。 以上は私の経験です。
お礼
イレギュラー時の対応方法はよく話し合っておく必要がありますね。 人事も、従業員とよく話し合って進めていきたいと思います。 ありがとうございました。
弊社も同じく大阪でプレス金型業をしています。 おそらく金型屋の仕事も少なからずあると思いますので、少しだけ起こりうる可能性をお話したいと思います。 御社では従業員は全部で6人なのでしょうか。 この人数では少ないような気がします。 このままですると落ち着くところとしてはマシニングセンターの段取り作業者の1名とすべての機械の段取りが可能な作業者の1名が一日中会社にいるということにはならないでしょうか。 もし、そうなった場合かなりの負担が従業員にかかるように思います。 とりあえず私が思う通りにならず時間的なところは解決できたとして、 ここからが一番の課題だと思います。 2交代制にすると品質管理が今までと比べて少なからずあいまいになるように思います。 人間監督されているのとされていないとではプレッシャーももちろんありますが反面安心感もあります。 もし、わかる人がその場にいなくてA.M12:00の場合はどうなるのでしょうか。(そのときに限って納期がないものです。) 結局、お客さんに迷惑がかかりませんか? ウチの外注も24時間の2交代制をしているところがありますが、結局2倍にはなっていないようにおもいます。(1.5倍がいいところで結局納期が遅れ品質は以前に比べあいまいのように思います。) こうなっては意味がありません。 これを避けるには人の教育しかありません。が、これがまた難しい。 ウチも同じ大阪なので地域独特の人間性は理解しているつもりです。 ウチでも同じことを考えましたが、結局しませんでした。 (ウチの場合は人数が少ないので、残業をかなり増やすということです。) そして最後には金型の単価を上げ、お客さんの範囲を広げ、激安の金型屋(便利屋)として扱ってくるお客さんには取引停止という処置をとりました。その結果、大阪府のすべてのお客さんは存在しなくなりました。 そして、外注から時々大阪の状況を聞きますが、未だに相変わらずみたいです。 長々と書きましたが、結局十分に従業員の皆さんとよく話し合われて良い答えを出せることを期待します。 参考になれば幸いです。
お礼
ありがとうございます。 コストダウン・納期短縮が目的ではないので、なんともいえませんが、 いずれにせよ、従業員とよく話し合って進めなければいけないですね。
こんにちは。 弊社でも年間の半分くらいは2直でやっていますが、 班を2つに分け、1週間交代やっています。 1班:8:00~19:00(2時間残業) 2班:13:00~24:00(2時間残業) 1班は2班出勤後の13:00から昼休憩になり、2班は1班が帰る前の18:00~夕食休憩になります。 これで稼働時間は16時間になります。 例えば、御社の場合、 NC旋盤の段取り作業者 1名=Aさん タッピングセンターの段取り作業者 1名=Bさん マシニングセンターの段取り作業者 1名=Cさん すべての機械の段取りが可能な作業者 1名=Dさん チャックワーク作業者(修行中) 2名=E,Fさん 1週目 A、B、E 2週目 C、D、F ポイントは段取者はなるべく均等に分けることと、 段取を昼間の重なってる時間になるべく持ってくることです。 それでも夜に段取ができずに朝まで止まるなど、ロスが必ず発生しました。 参考までに。。。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 無理やり日勤と夜勤を重ねないようにするより、 2時間ずつの残業で稼働時間を稼ぐ方法もアリですね。 大変参考になりました。 社内でも討議したいと思います。 ありがとうございました。
お礼
皆さんのご回答を見ていると、稼働時間を2倍にすることだけで売り上げ2倍は 難しいようですね。 s.nさんの言うように、工程・加工条件の見直しも検討して、なんとかがんばって行きたいと思います。 ただ、段取り作業者の人数が増えてきて、工程・加工条件について、なかなか口出ししにくい雰囲気がでてきています。少人数(1~2人)のときはもっと 精力的にチャレンジ出来ていたような気もします。 その辺から変えていかないと駄目ですね。 課題は山積みですが、なんとかがんばっていきます。 ありがとうございました。