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突合せとL字溶接の違い
- 突合せ溶接とL字溶接の違いについて疑問が生じています。L字溶接ではビードの中央に割れのような線が入る現象が観察されますが、この原因や対策について知りたいです。
- 突合せ溶接では問題ないが、L字溶接ではビードの中央に割れのような線が入る現象が起きます。この現象の原因や解決策について教えてください。
- 突合せ溶接とL字溶接において、ビードの中央に割れのような線が入る現象がL字溶接で起きる理由について知りたいです。また、この現象を避けるための対策についても教えてください。
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材質と板厚と溶接方法を教えて下さい。 プラチナですか… 役に立てそうも無いです。 スイマセン。
自信はありませんが、私の経験上と推測だけでお答えします。 (溶接の種類はTIG(アルゴン)ですよね。アークでは「中央に割れのような線」このようは経験はありません。) 「L字型に溶接するとなぜかビードの中央に割れのような線が入ってしまいます」「ビード中央部に黒い線がぽつぽつと。恐らく空洞ができていると思われます。」 これのほとんどの原因は溶接する際、何らかの形で不純物が混入することで起こりえると思います。(ワーク自信の問題もありえます。) 基本的には溶接(隅肉の場合)をすると中央が割れる傾向はあると思います。(特に表面) 理由は溶接直後の溶接は非常に温度が高く膨張します。 そのとき初めはワークにめり込む形で安定していますが、温度が下がってくると収縮を初めます。そのとき溶接時に出来る気泡のようなもの(ブローホール)も外へ出ようとしますし、溶接に影響が出るぐらい不純物の混入があると割れも出てくるのではないでしょうか。 後、線が出た経験がウチでもありますが、これは溶接直後の話ですよね。 ウエスなどで綺麗に拭けばなくなります。 この原因はおそらく溶接棒の材質による残留磁性によるものだと思います。 簡単にいうと、溶接後ビード中央部にいくらかの磁力が発生し、周りの砂鉄を集め黒い線に見えると推測します。(自信はありません。) X線写真というのは私自身は良く分かりませんが、写真判定で割れが見つからなければ良いと思います。 それでもどうしてもといわれるならば、とりあえずワークを綺麗に掃除をして溶接するか、溶接棒を使用しているならば溶接棒を少し変えてみるぐらいしかないのではないでしょうか。(もちろん溶接機(トーチ)の掃除も含みます。) 参考になれば幸いです。
2枚の板は何も加工なしで ただ90度に組んで「隅肉溶接」されているのかナ と、思いますが…(角部は面取りしているとか 表面は黒皮のままでないとか…何らかの処置があるのならば ゴメンナサイ) 私の思い通りであれば「そこら辺」の処置が効いていると 思います。隅肉溶接は手ごろですが「強度」「信頼性」は 期待できません。溶接部材の強度計算でも「突合せ」と 「隅肉」では雲泥の差があります。 それと気になる点は「磁粉探傷」や「浸透液探傷」とかで 1次判定できそうですが(X線透過試験の意味合いが?)… 黒皮とは原材料のままの表面 鉄板であれば酸化鉄(サビ)が付着したままの姿。 貴殿の説明では溶接される側と溶接する側(見方では同一ですが) 2枚の板の合わせ面の中央部に溶接ビードをおく という解釈で 良いですか? 薄板同士であれば問題は無いでしょうが ひずみが発生するので 不採用。 ある程度の厚みを持つ部材を貴殿のように何にもせず、ただ溶接する (表現のまずさはご容赦)のでは私のような経験者でも内部欠陥を 残すと思います。特に、この場合有効な手段は片側部材をグラインダー等で 大きな面取りをする事でしょう。肉厚品ならば片側部材の表・裏ともに 開先を取るべきでしょう。不可能を可能にするには限度があります。 言ってる様に内側部分を全面隅肉溶接した方がムシロ内部欠陥を 少なくする方法だと思います。
お礼
さっそくのご回答ありがとうございます。 溶接は全く初心者なもので・・・。隅肉溶接ということばすら初めてききました。調べてみたのですが隅肉とは直交する二つの面の隅において三角形の断面をもつ溶接とありましたがわたしのいってるのとちょっと違う気がします。L字にして溶接する点は同じですが溶接する個所はLの外側です(どっちでも同じなのでしょうか?)。また表面は黒皮というのはどういうことでしょうか? あと追記でちょっと書き足したのでとちらも読んでいただけると幸いです。 もしよろしければまたアドバイスお願いします。
補足
材質:Pt(酸化物含む) 板厚:1.4mm 溶接方法:プラズマ溶接 以上です。 個人的には溶接スピード遅くすれば・・・・と思ってます。L字だと突合せ溶接より冷えるスピードが速いとか。よくわかりませんがよろしくどうぞ。