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リークテストの条件とは?
- リークテストの条件について質問があります。
- ワークのリークテストを行いたいが、設定条件がわからない。
- 加圧2kg/cm2で15CC以下/分の条件で真空測定したい。
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ゲージ圧で仰っていますね。 ゲージ圧だと、 大気圧は、0kPa 一番の真空で、-100kPaになります。 -90kPaと言うのは、 1/10気圧と言うことになります。 真空圧で言えば、 大気圧は101,000Paなので、 それの1/10なので、10,100Paになります。 ただし、他の方も仰っているように、 リークテストの基本は、 同じ向きの圧力でなければなりません。 また、実際に使用する圧力以下では意味がありません。
大気圧の2倍に相当する圧力差は真空では作れません。 だから、 接合部も含めてワークの剛性が極めて高くかつ均等なのであれば、 できる限り真空に引くことで目安程度にはなると思いますが、 ろう付けや接着あるいはシールなどを用いているのであれば 目安にもならないと思います。 10m潜って全く漏水しない潜水服が、 20m潜って漏水しないという保証は全く無いですよね。 完全に一体で変型してかつ変型量が無視できるのであれば、 壊れない限り大丈夫な気がしますが、 リークの量が計量できるレベルだとすると 本来の測定で何がおこるか分からないと思います。 (要求される信頼性の程度如何だと思います。)
ワークのサイズ、使用条件等諸条件がわかりませんので、一般的に。 真空でのリークテストで簡単な方法はビルドアップテストがあります。 例えば、大気圧中(外圧1kg/cm2)で容器内を-90kPaに引いて、バルブを閉じ、60分間後の圧力変化量を60で割れば1分間の、その容器のリーク量が出ます。 ただし、容器に対して外圧と内圧の違いがある事を考慮した方が良いでしょう。 単純な計算としては2kg/cm2で加圧してバルブを閉じて1分間に15ml漏れるならば、1kg/cm2の時は7.5mlワーク内にリークしたと考えてボイルシャルルの法則から圧力変化を求めてはいかがでしょうか。外圧と内圧、圧力の違いでシール状態がどのようになるのか判りませんので、概略と考えたらよいかと思います。
お礼
回答頂きありがとうございます。 測定時間は、どちらも同じ条件で考えております。 2kg/cm2で加圧してバルブを閉じて1分間に15ml漏れるワークがあります。 同じワークを-90KPaに真空引きしバルブを閉じて1分後の圧力(KPa)を知りたいのですが分かりますでしょうか? 実際に上記の条件のワークがない為、理論上で求めたいのです。