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ノーズR0.4で加工した場合、どうなる?
- NC旋盤加工で、ノーズR0.4で加工した場合、プログラム数値よりも寸法が小さい物が加工されてしまうのでしょうか?削りすぎてしまうのでしょうか?
- NC旋盤加工において、誤ってノーズR0.4で加工した場合、プログラム数値よりも小さい寸法の物が加工されてしまう可能性があります。削りすぎによって寸法が変わることに注意が必要です。
- 質問によると、NC旋盤加工で誤ってノーズR0.4で加工した場合、プログラム数値よりも小さい寸法の物が加工されるか、削りすぎによって寸法が変わるかが不明です。確認が必要です。
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ども、旋盤屋をやっております。 チップの形状、切削条件、被削材、どれくらい小さくなったのかと言う情報をください。 それと、約30までってZ100.0からZ30.0までってこと? 三角チップなら、R0.4とR0.2のまちがいで、径方向(X軸)へ0.2程大きくなるんじゃないかと思います、ましてノーズアールが大きくなるなら切削抵抗の関係で、削り過ぎるどころか10φは先端が逃げて大きくなっても不思議じゃ無いですよね。 コレが小さくなるとなると、考えられるのは、送りが大きい(例えばF0.2mm/rpmぐらい)のでR0.2では荒かった表面荒さがR0.4では向上して若干小さくなったとか。 M級チップ(寸法精度は確か+-0.2かな?)を使っているため、ばらつきで小さくなってしまったとかですかねぇ。 材質が不明なので、構成刃先のせいですとは言いにくいのですが、チタンをサーメットで削ってるなんて無謀な事をしてなければコレは無いですね。 あ、勘違いしてますか?>自分 R0.2で加工して、途中でR0.4を使ってしまったのなら大きくなりますが、 最初からR0.4で小さくなるということでしょうか?
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こんにちは。 R0.2のチップを使うことを想定して作ったプログラムを使い、間違ってR0.4のチップを使って加工した場合、外径寸法、幅寸法は変わらないと思います。 (刃先でオフセットを取っている場合) 面取りの寸法が変わります。 プログラム上C0.5の場合、実際には約C0.383になります。 チップの丸みが大きいのですから、テーパ部やアール部では、削り足りなくなるのは容易に想像できますよね?
ノーズRの補正をR0.4と間違えただけなら径、端面は寸法通り出来ますがC0.5面取りの所は小さく(約C0.2)なります。 先ほどの回答に誤りがありました。補正のみR0.4と間違えた場合、径と端面は寸法通り出来ますがC0.5面取りの所は大きくなります。 どのくらい大きくなるはチップの形状によって異なります。
ダミーのワークを使って2時間くらい時間をかければ答えが分かるのですから人に聞く前に実験してみてください.そうすれば挙動が理解できます. 場合によってはそういった挙動を逆手にとって何らかの『裏技』が見出せるかも知れないのです.人に聞いただけならそれだけ,それまでです.
「間違ってノーズR0.4で加工した場合」とありますが、工具補正(X,Z)はR0.2のチップで出し、チップ交換時、間違ってR0.4を付けてしまった場合は、寸法は直径(+)、長さは(端面を削る場合は同じ、削らないと(-)、面取りは(-)。 R0.2のチップで出し、チップもR0.2ですが、補正値にR0.4を入力した場合は、 直径、長さとも同じ、面取りは(-)と思います。 通常のNC(FANUC やオークマ)の話になりますが・・・・ 意味を履き違えていたら申し訳ございません。
ノーズRが違っても外径や端面の寸法は変わりません。 チップ先端R(架空の丸)との2接線が直角に交わる位置が刃先位置になるため、Rが違っても変わりません。 当然チップがCNMGだろうと、VNMGだろうと、同じです。
ノーズRが0.2→0.4となることで、刃先位置がその差0.2だけ 後退することになり、外径寸法φ10は大きくなります。 また、面取りは小さくなります。 但し、オフセット値は変更しないことが条件です。