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再、公差の平均値について
- 部品A,B,Cの公差の平均値を求める方法について疑問があります。
- 標準偏差の求め方について回答をいただきましたが、正規分布であるため全体の68%しか含まれないのでしょうか?
- 公差の平均値を正確に求めるための方法について教えてください。
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部品 A,B,Cのばらつきが 独立でなく関連性があるときは 2乗平均ではいけません。 独立(関連性なくばらつく たとえば正規分布)でないことも実際は多く そのときは感度分析を活用して くみあわせ品質を上げるという 田口メソッド などを使います。 よくあるのは +側 -側を分けて 組み合わせるやり方です。 自然界では 前の事例の影響が残るので 1/f 揺らぎになるそうです。
貴方の質問はなぜ2乗√するかという質問でしたよね。 過去の投稿で「納得」いや「理解」は出来ませんか? 「たしかに加工者には関係ないかもしれません。 しかし設計者がわから見てひとつの指標として標準偏差が もちいられていると理解しています。」 その通りです。納得(理解)できているじゃありませんか。 (もっというと、標準偏差は目指すのはいいのですが、あくまでも学問です。) ほかの回答を見る限り、本当に貴方の聞きたいこと(数学的疑問点)と回答者(設計と現場の両方を知っている人の意見)との間での現場の知識の差という点でかなりずれがあるように思います。 この質問の本質はかなり深いように思いますので、質問の補足説明をしてください。
公差が±0.3となっていたとき、基本的に0を狙っていきますよね。 となっていますが 穴だと小さめ(修正が出来る) 軸だと大きめ(修正が出来る) になるのが人の心理(修正できるので安心)(金型だと反対、製品の穴は大きめ、軸だと小さめ)になることがおおく 標準偏差で正規分布上に並ばないことがほとんど 交差の積算が一番安心 ただし実際には幾何公差も含まれるのです
(例えば)A,B,Cの3個を組み合わせるとき,その3個が3個とも公差の上限あるいは下限であるという確率はとても低いという期待から数学的に導き出されているの考えです. 従って公差範囲の中に6σが入っていないと期待が裏切られます. でもって世の中は裏切られることの方がはるかに多いので,業種・業態・勘と経験いろいろな考えで皆さん仕事をしています. 公差と標準偏差を混同しておりますな
お礼
ご解答ありがとうございます。 標準偏差で求めた値は6σではなくて1σなのではないのでしょうか?
A:±0.1、B:±0.2、C:±0.1とした時に、 組立て後の寸法公差としては、単純に±0.4になります。 しかし、前述されていますように、加工者は公差の中心を狙いますし、あまり関係はありませんが、設計者も公差の中心で計算等を基本的には行なうはずです。しかし、公差を単純に積上げた場合には、その組立て部の公差はとても大きくなり、許容できない公差となる可能性もあります。 ただし、製品の出来栄えとして考えれば、工程能力(CP、CPK)を1.33もしくは1.67以上満足しているのであれば、その製品の公差バラツキは、図面公差のバラツキよりも小さくなることは明らかです。 このため、組立て品の公差計算には各公差の2乗に√したかたちで、組立て後の公差として考えることになります。 ただし、これは工程能力がなければ成立しないと考えられますので、この辺は注意が必要かと思います。 工程能力とは、 「定められた規格限度内で,製品を生産できる能力のこと」ようは、ある寸法公差を満足し様とした時に、どの程度の確立でその寸法公差を満足できるのかということになります。 ここに詳しいことを書くと長くなりますので、説明が書かれているURLを添付しますので、お手数ですがそちらを読んでみていただければと思います。 http://homepage1.nifty.com/QCC/sqc4/sqc4-cpk.htm
お礼
ご解答ありがとうございます。 工程能力というのは初めて聞きました。 どのようなものですか?
「標準偏差」というのは過去の投稿を参照すればたくさん出てきますし、ネット検索でもたくさんヒットします。 このサイトの過去の投稿の内容では、その意味、用途など細かい内容が記されています。 この文章を単純に解釈すると平均値を出すのになぜ2乗して、√するの? 単純に全部たして割ればいいのでは?ととれます。 簡単に考えてください。 公差が±0.3となっていたとき、基本的に0を狙っていきますよね。 結果として0ではなかなか難しいですが、公差があるとOKになります。 つまり、「標準偏差」の考え方は「確率」を中心に考え方が成り立っていると思います。 どの書物を見たのかは不明ですが、68%しか含まれようとはっきり言って加工者や設計者には関係ないのではないでしょうか。 設計者にとっては計算通りに公差を書きます。 ですが、加工者は基本的に0狙いで自分の勘と経験で加工します。 人によっては68%どころか90%の確率で加工出来る人も多いかと思います。 何かいろいろ書きましたが、過去の投稿をまず参照してください。
お礼
ご解答ありがとうございます。 たしかに加工者には関係ないかもしれません。 しかし設計者がわから見てひとつの指標として標準偏差が もちいられていると理解しています。 過去の投稿はいろいろ見ましたが納得できるものはありませんでした。 68%というのは正規分布で±1σを満たす範囲です。
過去何度か技術の森でも分散の加法性について議論されています。 分散の加法性,公差設定などのキーワードで検索されたらいかがでしょう。
お礼
ご解答ありがとうございます。 検索してみましたが納得のいくものはありませんでした。
お礼
御回答ありがとうございます。 >穴だと小さめ(修正が出来る) >軸だと大きめ(修正が出来る) これはよく分かります。加工者側から見た場合ですよね。 でも設計者側から見た場合、公差の積算では とてつもなく大きな公差になってしまいます。 その一つの指標として標準偏差があると思うのですが。