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ステンレス配管の自動溶接において、タングステンの選び方が問題か?
- 細物(1/4"~1")のステンレスの配管をSwagelokの自動機を使って溶接しています。アルゴンと水素を使用した溶接では、ビードが安定せず蛇行してしまいます。タングステンを新しいものに変えると一時的に問題が解決しますが、2,3度するとまた蛇行してしまいます。タングステンの選び方に問題があるのでしょうか?
- ステンレスの細物の配管の自動溶接で問題が発生しています。アルゴンと水素の混合ガスを使用した溶接ではビードの安定せず、蛇行する現象が起きています。タングステンを新しいものに変えると一時的に問題が解消するものの、再度蛇行してしまいます。この現象はタングステンの選び方に問題があるのでしょうか?
- 自動溶接において、細物のステンレス配管の溶接時に蛇行が生じる問題が起きています。アルゴンと水素の混合ガスを使用した溶接ではビードの安定せず、タングステンを新しいものに変えると一時的に問題が解消するものの、再度蛇行が発生します。この現象はタングステンの選び方によるものなのでしょうか?
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アルゴン+ヘリウムは、アークスタート性も良くビードの蛇行防止に有効です。但し、アルゴンよりもヘリウムが多い二種混合ガスは、アーク電圧も上がり、アークスタート性が悪くなります。従って、ヘリウムを添加するのであれば60%以下を推奨します。 ビードの蛇行要因は、?溶融池に浮遊するスラグによるもの。?電極のアーク発生箇所のふらつきによるものが考えられます。 この蛇行の防止に有効な方法は、?電位傾度の高いヘリウムの効果によりスラグの発生を減少させる方法。?逆に電位傾度の低いアルゴンを使用することで、低いアーク電圧で容易にアークを発生させることで、アークのふらつきを抑制させる方法。 ちなみに、アルゴン+水素やアルゴン+ヘリウムは、100%アルゴンと比べ溶け込みが深くなることや溶接速度を上げられる特徴があり、特にアルゴン+水素は広く一般的に使用されている混合ガスです。 補足:水素入りガスは、オーステナイト系ステンレス鋼のTIGおよびプラズマ溶接のみにご使用してください。
こんばんは。 純正品をお使いとは思いますがSwagelokの電極に対する 指定はどうなっておりますか? 当方でもSwagelok AWSを使用していますが細径チューブの場合は シールドガスともにアルゴンガス【高純度を含】を使用し、 良好な結果を得られております。1/4"~5/8"まで。 これ以上のサイズではAr+H2混合ガスを使用しております。 細径チューブの場合はArのみで可能だと思います。
水素ではなくヘリウム入りを試してください。 溶け込みが深くなります。 水素のことはわかりませんがヘリウムを加えることで電気抵抗が上がり アーク電圧が上がるために溶け込みが深くなります。 TIG溶接で試しましたがアークは安定していました。 なおヘリウムの含有率はガス屋に問い合わせてください。