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商品開発手法についての質問
- 会社からの商品開発指示に困っています。どのように展開すれば良いかわかりません。
- 商品開発に携わっている方からのアドバイスを求めています。
- 試作品を作るのと売れそうかの調査検討、どちらを先にするべきか悩んでいます。
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最終使用形態(すなわち完成品)であれば、用途や使用環境は容易に判ります。部品の場合は、製造者にはこれらが見えにくいので、マーケティングの調査事項からは漏らせません。 調査結果から製品の要求品質(品質企画)を設定し、これを実現していく開発プロセスが必要です。 (1) 売れること (2) 製品機能・性能を確実に果たすこと いずれも、大切なことです。
こんにちは。 色々な意見が出ていますね。 興味深く読ませて頂きました。 皆さんそれぞれに一理あると思います。 公募はお勧めです。 社内公募という手もあります。 賞も用意した方が良いでしょう。 選考基準も予め公開して下さい。 開発にはセンスのある人と技術のある人の連携が必要です。 玄人が見向きもしないものが、爆発的に人気を呼ぶ事もあります。
お礼
ありがとうございます。 >色々な意見が出ていますね。 ここで質問をした事により思いもしない方法や考え方があり、大変参考になっております。 >公募はお勧めです。 社内公募という手もあります。 賞も用意した方が良いでしょう。 選考基準も予め公開して下さい。 一応、社内での公募と言うかアイデアの募集と言う事は行ってますが、「賞」は予算的に厳しいです。 >玄人が見向きもしないものが、爆発的に人気を呼ぶ事もあります。 確かに、いろいろなヒット商品を調べてみると普通の人のアイデアのものも多くあります。 やはり、出来るだけ多くのアイデアとそれを選考する目が必要です。 できるだけ多くのヒット商品を調べ、目を養おうと思います。
マ-ケティングは重要です。 しかし、難しく考える事は無いと思います。 何が売れるのか、何が必要とされているのかは、 今付き合っている、お客さんから聞き出すことが 一番早くて、確実です。 今は、お客さんの方から、 「この部品が、いくらぐらいで作れる?」と聞かれていると思います。 これからは、 「どんな部品があったら便利ですか?」と常に聞いてみてはいかがですか? その中から、顧客要求の多いものから、具現化し、 「こんな部品ができるから、このぐらいで買ってもらえませんか?」となって、 「よし、かった」といわれれば、とりあえず、 オリジナル部品の完成です。 乱暴な話ですが、依頼を受けた部品が、 他の顧客でも要求がある物ならば、 他社展開を条件に金型費を自社負担してしまう事でも、 オリジナル部品と言えるかもしれません。 新商品開発に失敗(売れない)のリスクは常に付きまといます。 まず、今のお客さんを相手に練習と言っては失礼ですが、少しずつ試してみてはどうでしょうか? あなたの会社に依頼を持ってくる人が、その会社の開発者で有る事が多いと思います。 身近に手本がありますから、今までより、一段突っ込んだ話をしてみてはいかがでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 >今付き合っている、お客さんから聞き出すことが 一番早くて、確実です。 現在の顧客を活かすという手がありましたか。 考えもしませんでした。 営業サイドからの話しになりそうなのでそちらにもアピールしてみます。
何とも頼りない経営陣ですね。 レスのやりとりを見せていただいている限り、『商品開発をせよ』と言っているだけで、『事業計画』自体を丸投げしている様に感じられます。 会社の方針を決めていく立場の方々がこの様では未来はないとすら感じました。 コアコンピタンスに基づいた商品開発もしくは、延長線上に考えられる『新規事業』を指し示しているのだとは思うのですが、少々驚きました。 あなたが経営陣の一人、もしくは重要なポジションにいる方なのでこの様なお題が出たのではないかと思います。 まずは、社内行程に精通した人間を数人集め、ミーティングすることでコアコンピタンスは何かを意思統一してみてはいかがでしょう。 公募するというのもおもしろいかもしれません。 とにかく、これは『事業計画への参画』であることを再認識してください。
お礼
ありがとうございます。 >コアコンピタンスに基づいた商品開発もしくは、延長線上に考えられる『新規事業』を指し示しているのだとは思うのですが 実は、始めは畑を限定しないで、どんなものでも[売れる」ものという前提でのスタートでした。 しかし、他の方の意見でもあるように、やはりあまり畑違いの分野では上手くいかなそうに思えます。 >『事業計画への参画』であることを再認識してください。 まさに、その通りです。 そのため、様々な制約や事業化の見通し、メリットなどが必要となり、ややこしくなっている状態です。
皆さんと違う意見ですが。 取りあえず御社の現有設備、現有技術で出来る範囲の事から始めたらどうですか? マーケティングと言ったって真剣に調査しようと思えば費用もかかりますし、時間もかかります。 コンサルを使うとなったらさらにお金がかかります。 また、それだけお金と時間をかけても売れるかどうかは別問題です。 それよりも、例えばプレスの仕事をする中でこんな治具があればもっと便利なのになあ、とか思っているのがあれば思い切って作ってみて自社で試用して、結果良ければ商品化する。 例えばプレス製品でオリジナルの技術を使った装飾品を作って商品化してみる。 いずれも、コストがかからず失敗しても大きなけがはありません。 そして失敗から学んで次の手を打つ、またやってみる、失敗する。 このサイクルを繰り返すうちに手法が段々と分かってくると思います。 そして、ある程度先が読めるようになってからお金をかけて、どーんとやってみる。 また、具体的なハードウエアじゃなくても御社なりのビジネスの仕組み、例えば簡易金型活用による超短納期対応、標準化作業によるプレス部品の単品対応等々・・・ よそのプレス屋さんではちょっと真似出来ないビジネスモデルを作るのも広い意味で商品開発です。 頑張って下さい。
お礼
ありがとうございます。 >マーケティングと言ったって真剣に調査しようと思えば費用もかかりますし、時間もかかります。 コンサルを使うとなったらさらにお金がかかります そうなんですよ。専門の業者に頼むと結構しますし、結局費用を掛けないとなると身の回りに聞くぐらいしか思いつかなくって。 >それよりも、例えばプレスの仕事をする中でこんな治具があればもっと便利なのになあ このご意見は大変参考になります。 今までは、ぜんぜん畑違いのモノやプレスで加工できるものなんかを考えていましたが、プレスに付随する治具などは考え付きませんでした。 早速、会議に掛けてみたいと思います。 >また、具体的なハードウエアじゃなくても御社なりのビジネスの仕組み、例えば簡易金型活用による超短納期対応、標準化作業によるプレス部品の単品対応等々・・・ よそのプレス屋さんではちょっと真似出来ないビジネスモデルを作るのも広い意味で商品開発です。 こういった考え方もあるのですね。 参考にさせていただきます。
yukio様のご指摘の通りかと思います。何を創るかというコンセプトの整理が非常に大切でテーマが決まればあとはテクニックです。まずは演習くらいのつもりで創ってみたいものを決めて、我田引水ですが、小生のHPを見て下さい。世の中にないもの、というすごいことは後にして「パクリの技術」で形にすることをお勧めします。余りお金のかからないものから初めて、まずは売れる売れないは後にして「まず作ってみる」です。そうすると貴社のスキルも判りますし第三者とそのものを見ての相談が出来ますし、どういう分野のものが貴社の開発技術にあっているか、またどういうスキルがもっと必要か判ってきます。 ある大手部品メーカーさんが、自社製品を持ちたいと熱く語って出来たものは物干し竿でした。その什器業界では陳腐なものでしたが、自社製品を持った喜びは既存のメーーカーにはないほど新鮮で感動的でした。それから本当に新しいものを創るという企業の元気がでて、パワーが集中するということもあります。 まず「ものにする」ことかと思います。
お礼
ありがとうございます。 そういった喜びを早く味わいたいものです。 yukio様の所でも書きましたが、モノつくり先行の方法から、そのモノが必要とされているか調べるのを先とする方法に切り替えました。 というのも、会社方針で売れるかどうかわからないものを作るだけ作って市場で全く必要とされずに売れなかったらその間の時間と費用はどうするのかということが出たためでした。 しかし、調査だけただ行っても仕方がなく、ある程度は商品の具体的なカタチが見えなくてはダメと言う気もしています。 HPのほうは良く見させていただき、参考にさせていただきます。
どのぐらいの期間で,どのような物を開発するのか判らないので,独断で書きますので,お許しください。 ご存知かもしれませんが,商品開発のために不可欠な要素はたくさんあります。 1.「マーケティング理論」 まず第1に「マーケティング理論」を理解する必要があります。マーケティング入門書はたくさん出版されていますので,どれか1冊読んでみてはいかがでしょうか。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/250-9253029-0195458 2.何を開発するか 大きく分けると,二つになります。一つは,他社ができない最先端の技術を導入した商品開発,もう一つは,最先端の製造技術を導入した生産技術開発です。 前者は,政府が力を入れている4分野,すなわち,情報家電・ブロードバンド・IT,環境・エネルギー,健康・バイオテクノロジー,ナノテクノロジー・材料に限定して考えたほうが,将来性が高くなります。 後者は,主に大量生産を目指すもので,発展途上国で生産するよりも,国内で生産して利益を上げるものです。 3.どうやって開発するか ただ,開発テーマについて,社内に関連技術があればいいのですが,ない場合には二つの選択肢があります。一つは,他からその技術を買うことです。もう一つは,その技術を持ったところと共同開発することです。 4.開発資金をどこから捻出するか 社内で捻出するのが確実ですが,他に政府や行政機関が奨励金を出しています。これは,競争公募なのですが,将来性がある技術開発に資金がつくことが多いです。特に,日本の早急な課題は「二酸化炭素」の排出抑制です。これを,開発計画書でうまく提案できれば,外部から資金を調達できます。そのときに,特許出願していると説得力があります。 5.強い商品 なんといっても,特許を持った商品であることです。基本特許と応用特許で守っていくことができれば,マーケットを独占でき,非常に強い商品になります。
お礼
ありがとうございます。 やはり、マーケティングは不可欠のようですね。 当初はでてきたアイデアを実際にカタチにしてモノづくり先行と考えておりましたが、実際に出来たものが売れるかわからない状況が不安であったため、市場の調査が必要と思っていたところです。 何かしらの入門書を探してみます。 開発のテーマは最先端技術とかではなく、従来技術を発展させたものやアイデア商品みたいなものをイメージしております。 小さい会社なもので、最先端技術の分野では厳しいような状態です。 資金的には、社内での調達が可能ですが、ただどの程度の資金をどう使うのかすらもわからずに、何か必要なものが出た時にちょこちょこと購入というくらいですが。 特許についても色々と調べている最中です。 実際に特許を取れるようなモノが出来たら特許の取得を検討するようにしなければと思います。 しかし、特許の取得のタイミングもあると思いますので、慎重に考えていこうと思います。
まず自社の得意な技術分野を整理してみてはどうでしょうか? それにいままで作り上げてきた製品を結びつけて、実績につながっているところを明らかにします。 まったく、見もしないはじめての分野に飛び込むよりまずは、その延長上で世の中のニーズとつながる商品を見出して行くのが順当でしょう。
お礼
ありがとうございます。 当社の得意分野としては、金属のプレス加工となります。 例えば、家電などに入る小さなカバーや金属部品です。 実は、ここから発展させて、パーツ屋のように自社商品として販売できるところまでやろうと言う意見も出ているのですが、市場のニーズや販売の問題、開発コストが高いと言った理由でなかなか発展できません。 やはり、社内である程度技術的に確立された分野での展開を再検討して見たいと思います。
都道府県の産業振興センターにお聞きすればいかがですか? 大阪の東大阪ならコーディネーターがクリエイションコアと言う施設に常駐しており販路開拓の相談にのってくれます。
お礼
ありがとうございます。 産業振興センターのホームページを見てみました。 確かに、色々な支援を行っているようでした。 ただ、現状ではまだアイデアの絞込みや展開が満足に出来ずにいる状態なので…。 しかし、モノは出来たが、販売をどうしていいのかわからないって話しも聞いた事があります。 もう少し、商品開発が進んだ段階での相談を考えてみます。
基本的なことですが、貴社のコアコンピタンス(例えば加工技術とか、加工依頼を受けている分野とか特異なもの)が判らなければアドバイスはし難いと思います。組み合わせの技術だけで期待するものが出来るのか、自社の設備を生かしたいのか、何か経営上の目的があると思います。 例えば世の中にない、まったく新しいものを創りたいのか、他社の商品を超えるものを創りたいのかなどで手法は変化しますし皆さんのアイデアも具体的になると思います。ぜひ聞かせて下さい。
補足
ありがとうございました。 当社は金属製品のプレス金型を製作しており、金型加工に必要な設備、技術は有しております。 しかし、商品の開発と考えると金属加工だけでは作れないものも多々あるため、外注加工なども検討しておりますが、基本的には、出来るところまでは社内での製作を考えています。 社内設備をもう少し説明すると、プライス、研磨機、放電加工機、ワイヤーカット、プレス機がメインとなります。 また、作りたい物は、やはり他社にないものを目指しておりますが、実際に出てきたアイデアを検討調査していくと、どこかの個人や企業で似たようなものを製造している場合が多く、その為、何らかの付加価値をもたせ、そういった先行商品との差別化をはかろうと思っております。
お礼
ありがとうございます。 お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。 >(1) 売れること >(2) 製品機能・性能を確実に果たすこと > >いずれも、大切なことです。 まさにそのとおりだと思います。 まずは、売れるか。 そしてドコまでの品質を求めるのか。 機能性をどうするのか。 趣味で作るわけじゃないので、ココのバランス 開発者の求める品質とユーザの求める品質の差を考えなくてはいけないと思います。