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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:レーザー切断面について)
レーザー切断面について
このQ&Aのポイント
- レーザ切断による板金切断の特徴や切断面のテーパーについて調査しました。
- 外注先で提供されたサンプルの切断面について、通説との違いやテーパーの向きについて考察しました。
- 板厚が20mm近くになるとレーザー切断面のテーパーの向きが逆転する可能性について検討しました。
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noname#230359
回答No.2
回答1の方の影響もあるのですが、それだけですとテーパの寸法は切断する材料の肉厚に比例しますよね。肉厚が厚くなるとテーパがより大きくなる原因としては、切断ガスの流れの影響が考えられます。 板厚が薄い場合には、切断ガスの圧力が裏面まで安定して通り、レーザビームで溶融された金属が裏面に強く排出されます。これにより、板厚が薄い場合には、切断面はビームとほぼ同じ形状になります。ところが、板厚が厚くなると、レーザビームで溶融された金属が板の裏面に強く排出されず、溶融金属の熱量が裏面および切断面に伝わります。このためレーザビームが照射された幅以上に熱が側面に伝わって、溶融幅が増加します。 この影響によって、厚板切断では、裏面に広いテーパを持つ傾向が強くなります。従って、ガス圧力を高める、切断速度を高速にする等の対策で、このテーパは多少は緩和します。
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noname#230359
回答No.1
レーザー加工機ではノズルの中にあるレンズで集光している為に焦点が合っているところでは切断幅が小さく焦点が合っていなければ切断幅は大きくなるので焦点の位置によって切断幅が変わるのではないでしょうか。 一般的には材料の上方に焦点がくるので逆V字になることはないと思います。仮に焦点の影響で逆V字になるのなら焦点の調整が必要です。また、厚板はどうしても熱の影響で下方は広くなります。厚板のテーパーの角度を小さくするには出力の大きい加工機で速度を上げて、アシストガスの圧力を上げて加工すれば改善できるかもしれません。
質問者
補足
ご回答ありがとうございます。 そうすると焦点が板の下にあればV字型に加工され、 焦点が板の上にあれば逆V字型に加工されると理解して良いでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。 加工業者に聞くと絶対に 裏面に狭くなるテーパがつくという事でしたが、 19mmのようなかなり厚い板については決してそうではなく、別の 原因が働いてテーパが逆になる傾向にあるという事ですね。