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段取りを速く出来るようになりたい!
- 現在、工具の入れ替えに時間がかかっています。どうすれば速くなれるでしょうか?
- 工具の入れ替えに時間を取られることが多く、段取りが遅くなっています。改善策を教えてください。
- 工具の入れ替えが毎回時間を要しており、作業の効率が悪いです。早く段取りを進める方法を教えてください。
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ワークはバイスで掴んでおられるのでしょうか?そうでなくてもある程度は 応用が効きますが、バイスで把握されておられるものとしてお話など・・・。 5台のNCフライスが管理下にありますが、一番使用頻度が高いのはマガジン に8個しかアーバーが収容できない機械です。単品モノはほとんどこれで やっていますが、そのやり方などご参考までに。 貫通孔があるワークが大半なので、バイスの固定側と可動側に板をテーブル と垂直に置いてその上にワークを乗せ、締め付けて機械加工をしています。 あらかじめ、板の上面(言葉を変えると、ワーク下面)をZ軸の0点として 登録しておき(使用する工具全て)、プログラムをその工具長に見合った 組み方をしています。 例として、15tの鉄板に工具長1のキリと工具長2のM8タップを立てる とすると、 前略 G43H01Z65.M8 G81Z-5.R17.F*** 中略 G84Z-8.R20.F*** こんな感じです。イニシャル点はワーク上50、リファレンス点はワーク上 それぞれ、2と5で設定しています。 同じ板を使用してワークを乗せる限りは、ワーク形状が変わっても一切 工具長の測定はしていません。プログラムの方をワーク厚みにあわせて 組むだけです。当然8種類以上の工具がさまざまなワークに対して必要に なってきますが、工具長は01に始まり、50か60あたりまであるので、 工具長の登録に関して不便は感じていません。 但し、アーバーはそれ相応の数を用意する必要があります。 私自身は、出ている図面にざっと目を通して必要と思われる工具を用意して しまいますが、タップの下穴、タップ、エンドミル、いろいろ込みでも、 15個くらいのアーバーで済ませています。どうしてもラインナップにない 工具が必要になる時は、素直に工具長測定をします。 ワーク下面をZ軸基準点にすると、結構メリットありますよ。上面、下面に 拘らず、使い分けすると便利です。 工具の入れ替え手順としては、 >1マガジンからホルダを抜く 2コレット、工具を付け替える >3戻しつつ、ついでに工具長も測る 1.マガジンから不必要な工具が付いたホルダ(アーバー?)を抜く。 2.必要な工具が付いたアーバーをマガジンに取り付ける。 3.工具長は測る必要なし。(既に測定済。) 4.プログラム作成時に、工具に見合った工具長オフセット番号を選択。 工具長オフセットをノートに記録して、手入力も可です。測定するより 速いですよ。 バイスの底面というか、移動側の摺動面からの工具長もあると便利です。 正面フライスなんかは、下にかます下駄の寸法がワーク次第で変わるので、 下駄の高さを計算で差し引いて、その都度手入力しています。 あ、それからマガジン番号と、G43なり、G56なりで指定するH**は 一切関係ないので、好き勝手に指定して可、です。
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> 2噂で単品ばかりやるひとは、工具長補正をやらないやり方があると聞きましたがご > 存知ですか? はいそうですね、うちの超大型機では工具はその場で組んで刃先を一定位置に合わせ(大昭和とかそういうの有ります) G92Z50.0とかやればOKです(実行するならテストしてください) > 3曖昧な質問ですがどうすれば速くなりますか? 回答かぶりますが 1.頻度の高い工具、ホルダーは徐々に購入する。 2.例えばホルダーを大昭和のABSシャンクとかクイックチェンジとかにして 刃物とコレットはばらさないようにする、ばらすと工具長補正の測定が必要になる。 オフセットは補正番号を変えてNCメモリー残しておく(補正数が多数必要ですが)。
工具が増えれば準備に時間がかかるのはある程度仕方ないと思いますよ。 きっと、気分的に時間掛かっている気がするだけでは? 早くしたい思いから自分の動作が遅く感じるのかもしれません。 でも、現状では必要な作業なのだから仕方ないのです。皆さんの言われるように工具増やして付けっぱなしに出来たらそれなりに変わってくると思います。 私も同じような事考えてパズルのようになる時ありますが、難しいときは早々にあきらめます。入れる時間より考える時間の方が長くなるからです(汗 あきらめて体を早く動かします。前の工具が活かせれば気分的にはいいのですけどね・・・。 慣れれば早くそのパズル解けるようになるんじゃないですかねー。 ちなみに、2の噂ってのですが・・・、これは単純に工具補正は行わないで原点のZを変えてしまうだけだと思いますがどうでしょうか? 単品には有効です。うまく行けば最後まで工具交換しませんし、使い捨て感覚で次の刃物に入れ替えますから補正は必要無いです。 言い換えればATCの無いNCフライスで単品をやるのに似てるかな? プログラムも使い捨てで刃物ごとの小さなプログラムとなり、考えるのが楽になります。 MCだからと行って必ずしも工具設定を使わなくてはいけないってルールはありません。 噂と違っていたらすみません。 その気になれば、X,Yの原点を最初に使う刃物で出すってのも可能です。 そうすれば一回も工具交換しないことも・・・。 ただ注意点は最後に使った刃物は外しておいた方がいいです。工具設定していない工具をマガジンに入れたままにしておいて今度うっかり使うと危険だからです。 あと、工具設定してある刃物を混ぜる場合は当然補正を使ってはいけません。他と同様に原点を変えて下さい。 単品加工においては、工具設定を一括で行わないだけでも時間は短縮出来ると思います。つまり工具補正は使うにしてもその刃物で加工する直前に取り付けて設定するということです。 どうぞご参考に!
お礼
ご回答ありがとうございます >>言い換えればATCの無いNCフライスで単品をやるのに似てるかな? >>プログラムも使い捨てで刃物ごとの小さなプログラムとなり、考えるのが楽に なります。 MCだからと行って必ずしも工具設定を使わなくてはいけないってルールはありません。 とてもよく分かりました その都度「チョン当て」してそこをzの0点にするということですよね、 単品のときはその方が速いですね。 使用後の注意点も勉強になりました。 ありがとうございます
入れ替え頻度の激しいホルダーから買い増ししてもらいましょう。 例として、(あるホルダーの動き) 1、今回3.4mmのドリル 2、次回は5.0mmのドリル 3、その次3.4mmのドリル 極端な例ですが、2・3の交換だけで2回もコレット交換とその掃除、そして工具長測定が必要です。 理想は、一本の工具毎に専用ホルダーですが、1本づつでも増やしていき、 不必要な工具交換の付帯作業を減らしましょう。
お礼
ご回答ありがとうございます 個人的にはストレートコレットのミーリングチャックより スプリングコレットのコレットホルダの方がスマートで好きなんですが、 値段の事を考えると困ってしまいます。 使用頻度の高い順に一覧表を作って、現状との差を社長に話してみます ありがとうございました
製品ごとにホルダーと刃物を揃えている人がいます。 段取りの時は決められた番号のポットにホルダーを入れるだけ。 毎月または2ヶ月に一本ずつ購入していけばいいと思います。 一度に買ってと言っても認めてもらえません。 テーパー部が錆びているホルダーを使って重切削をすると 錆がMCのテーパにうつります。 紙ペーパーで錆をとろうとするとテーパのあたりが少なくなってしまい よけい錆びやすくなります。 一度錆びると困ったことになります
お礼
ご回答ありがとうございます やはり買ってもらうしかないですね。 ヤフーオークションで中古のホルダが色々出てますが さすがに、テーパー部が錆びてるのは使えないですよね?(笑)
お礼
ご回答ありがとうございます 社長に話してみます ありがとうございました