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プレス加工単価について
- プレス加工単価の決め方とは?パートナーとの関係も重要
- 弊社の加工賃は一定だが、部品ごとに変動させるべきではないか
- 部品の特性や需要に応じて加工単価を見直すべきか
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みんなの回答
機械の稼動基準か人件費基準かの違いではないでしょうか。 単純に言えば、機械1台時間チャージ○円で1000個できるから1個@○円という計算と、一人時間チャージ○円で、一人が機械2台見て、2台で2000個できるから1個@○円ということでは? 当然チャージに原価計算がちゃんとなされていれば、両方ともに検討した結果は近似値になるべきで、あとは、高価な機械を使うか、人の技術に重きを置いた仕事かで差は出てくるとは思います。 両方を検討して大体このくらいという線で決めるのでは?
回答(3)です。始めに申し上げますが今から申し上げることはあくまでも弊社での考えなので一般的ではないかも知れないことをご了承ください。 「御社は金型屋さんなのでMC加工で例えると 「加工に二時間掛かる金型と四時間掛かる金型のお値段は同じにしますか?」」のとご質問ですが、 考えの出発点が少し違うようにおもいます。ウチの場合、金型製作が仕事ですから金型発注前に見積もりをします。金型が出来てから金額を決めるのではなく作る前に値段を決めます。その際、見積もる人が加工時間を読み違えると当然赤字になります。要は金型を見積もる人の「先読み」で黒字にも赤字にもなるということです。ちなみにウチでの見積もりは人一人が何時間動くかということを基本に見積もりをします。つまり、3人でそれぞれが10時間一つの金型に関して動くのであれば3*10*(一人の動く一定時間チャージ料)ということを「先読み」することになります。 「一時間800発打てるプレス製品と、一時間1000発打てるプレス製品の単価は同じで良いですか?」とのご質問ですが、ウチはプレス屋ではないのではっきりしたことはいえませんが、もし私が見積もりをするならば、まず製品の難易度とプレスの加工スピードを考え1時間でいくら製品が出来るか「先読み」をします。同時に人件費なども考えます。(ある程度経験があるならばそんなにややこしいことではないことのように思います)この考え方でいくと当然製品一つ一つの単価が変わってきます。ただし、時間チャージ料は一定になります。たとえ同じ金型でプレスを変えても出来る製品の単価は基本的に同じにするのが道理ではないでしょうか。私としては始めの見積もり段階でどのように打ち合わせされたかによって黒字にも赤字にもなりえると思います。
お礼
再度のご回答有難うございます。 見積り次第で会社の経営を左右させる重要なポイントを 教えていただき感謝です。 また、営業部長に掛け合ってみます。
ウチではプレス金型(自動車型メイン)の設計・製作をおこなっています。 金型製作の際、貴方もご存知かと思われますが、いくつも作業工程に分かれます。図面、1次加工、2次加工、NC、仕上げなど。そのときに使用する機械はそれぞれで機械の価値、人の技術もいろいろあります。 一見、貴方の言われる通り技術によって金額を変える方法は一般的であるように思いますし、おそらくこの考えの会社が圧倒的に多いとおもいます。(たとえば単発であればワンパンチ1円で順送なら5円とか・・) しかし、ウチでは御社と同じよう工程金額(加工金額)一定にしました。(以前は単価を変えていました。) その理由としては、 ?この不景気で金型の金額が安いということ。 ?機械の精度がかなり良くなったため、加工時間やコストの面、技術面を単純に人の技術と比較しにくくなったため。 ?会社の中でそれぞれの加工に金額をつけてしまうと、従業員に間接的にランクを決め付けてしまう恐れがある。(当然、図面、CAD、NCの金額価値が高いように思います。) ?今の私にとって加工単価を変えるということに根拠が見当たりません。(たとえば、機械を1台購入して2000万円したとして、購入当初、加工単価1万円とします。機械の償却が終わるといくらにするのですか?人の技術はむしろよくなっているのに3000円ですか?) 以下の理由でウチでは加工単価一定です。 ウチでも以前は加工単価は工程によって別でしたが、上記の理由で一定にしました。(金型の見積もり金額に根拠をもたせるため。お客さんに金額の根拠を知ってもらうため。) この答えはあくまでもウチの考えですので、一般的な答えではないかもしれません。
補足
ご回答有難うございます。 私の文章が良くなかった為、質問と回答が噛み合ってない気がします。 私が伺いたかった事は人件費(技術料,マシンチャージ)ではなく 必要加工時間に対する金額(一発の単価)の事です。 御社は金型屋さんなのでMC加工で例えると 「加工に二時間掛かる金型と四時間掛かる金型のお値段は同じにしますか?」 と言う事になると思います。 弊社のプレスで言えば 「一時間800発打てるプレス製品と、一時間1000発打てるプレス製品の単価は同じで良いですか?」 という事です。 プレス加工は一発いくらの世界ですが単価を上げたからといってマシンチャージが必ずしも上がる事にはなりません。(回転数などの兼ね合い) 型屋さんのご意見もお聞きしたいと思います。 なにぶん私は営業的な事は知識ゼロの人間ですので又回答下されば幸いです。
プレス成型でありませんが、うちの会社では機械毎に時間当たりで加工費を決めています。しかしこれは原価です。販売価格は、政策的なものが入ります。 小ロット品、手間のかかるものも一緒にやってるから、大口のロットも注文が取れ、かつ、それ程全体の足を引っ張っていないなら一律もOKでしょうし、小口ロットだけの顧客ならその分コストに応じた値決めも良いでしょう。 ただ販売価格を変える場合、その説明を求められます。 手間がかかる分だけ価格を上げた場合、逃げる注文も出てくるでしょうし、大きなロットの値下げを迫られるかもしれません。 そのプレッシャーに貴社の技術力、営業力が耐えられるのかどうかが問題です。営業としては、仕様、製品によって価格を提案が出来る力を求められるでしょうし、会社のありようも変わるでしょう。
お礼
ご回答参考になります。 猫じゃらさんのおっしゃる通りだと思います。 単価の値上げは汚い言い方をすれば「お客サンの足元を見れるか」、だと思います。 逆に「足元を見られた仕事」をしなくても良い様に技術を付けねばなりませんね。
機械設計をしている者です。 プレスではありませんが、私の会社が利用しているところでは、 「資材料金+加工時間」を基準に計算しているようです。
お礼
早速のご回答有難うございます。 プラス技術の付加価値がつければ儲かりますね。
お礼
ご回答有難うございます。 私にとっては難しい問題ですが参考にさせて頂きます。