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スプルー加工についての質問
- スプルー加工について質問です。型板に50穴のスプルー加工を行うと、加工断面形状が円形ではなく多角形になってしまいます。同一工具・同条件でも円形になる時と多角形になる時があります。どうすればうまく加工できるのでしょうか?
- 加工手順はドリルで下穴後、スプルーカッター(ミスミ製・直刃)をG83で水溶性で加工しています。解決策としてG83のあと底面でG04を入れようと思っていますが、効果があるのでしょうか?
- スプルー加工について詳しくご説明頂ける方や解決策をご存知の方、アドバイスをお願いいたします。
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こん○○は。 スプルーが多角形(星型みたいな感じかな?)になることあります。 一度こうなると、スプルーリーマでは直せませんね。 両角2度であれば、テーパーエンドミルを使われてみてはいかかでしょう? 先端径と角度・刃長が許せばですが。 OSGや各社から発売されています。 加工方法は、下穴-テーパーエンドミル(G83後G82)で穴あけ加工です。 切粉詰まりに注意は必要ですが、多角形になることはありません。 それと、ミスミ製のスプルーカッターなる物は使ったことないので、 アドバイスにはならないかもしれませんが・・・ (下記内容はスプルーリーマでのことです) 工具の強度が低い等で、刃部がワークに食いつく際、工具が暴れてしまって (食いつく-逃げる-一気に食いつく)、多角形になる場合があります。 切削条件で多少は回避可能かもしれませんが、刃物が磨耗すると頻度が 高くなり、お手上げの状態になります。 特に自動機では、手に感じる暴れてる・切れてるの感覚が伝わらないので この手の加工は不向きと言うしかありません。 G83等の穴あけでは、細かな動きを作れないのもあります。 マクロを作れるのであれば・・・ ・ステップ(食いつく)の際、送り速度を下げる ・穴が深くなればなれば程、送り速度を下げる ・可能な限りステップさせない 等々を考慮すれば、回避可能かもしれません。 ようは、刃物を暴れさせなければ、多角形になることはないと思われます。
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こんにちは、多角=俗に言うビビリ現象ですね。 原因としては、刃先が磨耗して切れなくなっているか、2番角が加工面に 当っているか、回転数と切り込み速度が合っていないなどが原因だと思わ れます。 対策としては、直刃は刃先が磨耗しやすいのできるだけ回転数を下げる。 必要であれば再研磨加工など常に切れる状態に管理保管する。 チャックはミーリングチャックのような剛性のあるものを使用する。 あとは、直刃の切削油は水溶性ではなく油性のタップやリーマ加工用の粘度 の高いものがよいです。もし汎用機ならスーパーで売っているサラダオイル をスポット代用してみてください。案外、食用油が綺麗に仕上がります。 加工性をよくしたいのなら加工深さの30と同じ刃長(有効刃短)のもの を使用しできるだけバイトを短く銜えビビリの発生を抑制するのが一番よ い対策と思います。この場合、テーパーエンドミル(有効刃30)を代用 として使用してみてはいかがでしょう。
お礼
ご回答有難うございます。工具は新品でも発生するので加工条件ですかね。 工具の突き出しも少し長いので、再度、工具から見直しテストしてみます。 また、食用油が代用できるのは驚きです。有難うございました。
スプルー角度は何度でしょうか。 直刃は取り代を均一にたもたないとビビリが発生するので当然バラツキも 出ると思います。 穴に角度が付いているので当たり前ですが厚みの上と下で穴径が違ってくる ので下穴も段々に明ける必要があると思います。 仕上げはスプルーリーマというものもありますので検討してみて下さい。 通常のリーマ加工と同じように機械加工できます。
お礼
回答有難うございます。 角度は両各2°です。下穴も段々に明ける必要があるのですね。 トンネルゲートにはやっていますが・・・ また、スプルーリーマという言葉は始めて聞きました。 早速調べてみます。有難うございました。
お礼
多角形になる現象が良く理解できました。 確かにMCでは手に感じる暴れや、切れてるの感覚が伝わらないですね。 マクロを作るにもフライスやボール盤で感覚を掴まないとマクロに 反映できませんね。まずは、汎用機で頑張ってみます。 ありがとうございました。