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統計的手法の要求事項について
私どもの会社ではISO導入準備で分からないことばかりです。この間監査員の質問事項の中で 「統計的手法を求められている要求事項はなにか。また、社内にその分析を行う業務が無く、システムがない場合は除外することが出来るか」 この回答に困っています。どなたかお教え願えますでしょうか。よろしくお願い致します。 時間は問いませんので回答お教え下さい。
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こんにちは。まずISOを導入されるとの事ですが、ISO規格の何を導入されるのかを明確に記載された方が答えが多く頂けると思います。ここでは仮にISO9001と仮定しますと、統計的手法の要求は。旧規格のISO9001:1994年規格における4.20項で行われていました。しかし今はISO9001:2000年規格が適用されていますので、統計的手法を用いるか、そうでなくて他の方法を用いるかは組織の考え方にもよります(一般的には統計的手法が多いようですが)。その要求は規格の8.4項「データの分析」等で要求されています。この要求事項は適用を除外することは出来ません。どのような業種にあっても「データの分析」は絶対に必要なことで、認証取得や活動の有無に関係無く「データの分析」は組織内で行っておられるはずです。貴社の社内にその分析を行う業務が無いということは組織活動自体が無いのと同様です。 なお、監査員の質問ということですが、その質問は外部の監査員(審査登録機関など)からの質問なのか、または内部監査員からの質問なのかを明確にされた方が宜しいかと存じます。いずれにしましても、その質問の仕方・方法は下手と申しますか、未経験者に近い方の質問ですね(笑)。想像するに、ISO9001:1994規格を基本前提としているような印象を受けました。
- 参考URL:
- http://www.takeuchi-iso.com/
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はじめまして。 先に色々と良い回答がありますので、当社で実施している具体的な例を述べます。 先にもありましたように8.4の適用除外はできませんので、何らかの形で実施する必要があります。 たとえば、8.4d)にあるように供給者に対するデータ分析があります。 7.4.1で実施した供給者評価(どのように実施されるかわかりませんが)の結果をグラフ等を使用してデータ分析する。 また、8.3で出てきた不適合内容の統計をとって是正処置を判断する 当社では不良内容別、工程別等で簡単にグラフ化し、まず是正処置の必要性を判定し是正の必要があるものは真の要因を解析する為、『特性要因図』を使用しています。 上記の活動の中で、グラフ化する事、特性要因図で要因を解析する事でデータ分析を実施しています。 これらの分析は特別難しくなく、不可もありません。 それよりも本来の目的である継続的改善を実施する為には欠かせないものです。 PDCAの中で、CからAに展開する間のフィルターのようなものだと考えています。よいアクションをとる為にも適正なチェックの後の分析が大切になると思います。 ぜひ頑張ってみて下さい。
お礼
ありがとうございました
御社の業務内容、品質目標、によりますがウチの例で言いますと、 設備機械の稼働集計評価 作業工数の集計評価 不具合の発生件数、重要度判定等の集計評価 購入品の集計評価 なにかしら有ると思いますが
お礼
ありがとうございました
質問事項の表現が少し間違っていると思いますが、 統計的手法はグラフ、ヒストグラムなどの簡単な QC七つ道具も該当します。 目標管理や工程管理で、達成状況やトレンドを監視 する上で少なくともグラフは不可欠でしょう。 正確な回答は、御社の業務内容を把握できないと 不可能ですが、少なくとも主要プロセスの監視測定 には、統計的手法は不可欠です。
お礼
ありがとうございました
お礼
ありがとうございました
補足
申し訳ありませんでした。当社ではISO9001:2000の導入です。監査員は導入を指導していただいている先生からの質問です。