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ISO9000の適用除外について
- 金属プレス加工と金型製作を行っていますが、金型を適用除外にする理由とは?
- 製品の品質保証について考えたときの金型の役割とは?
- 自社製作の金型は全体の3割程度だが、それでも適用除外にするメリットはあるか?
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金型の適用除外をご希望のようですが、認証の適用範囲を決めることで、解決できると考えてます。従って、規格の1.2.3項の適用除外ではなく 1.2.2項の製品上の適用範囲で定義すれば、よいと考えます。
まず、用語のことですが、適用除外というと、ISO9001:2000の7.の規格要求事項のいずれかを除外するかどうかという意味です。審査側と相談する際は勘違いされる恐れがあるのでご注意を。 「管理 (金型の貸与)さえ行えば、製品の品質保証からきり離して考えてもいいのでは」とのことですが、管理を行なうからこそ、品質マネジメントシステムから切り離すべきではないと思います。自社の都合ではなく、顧客からみて妥当なシステムかどうか客観的に考えなければ自己満足に過ぎません。
ISO9001における適用範囲のお話ですね。適用除外というのは要求項目の7項のいずれかを実施しないということを意味します。 一般論ですが組織における活動において、活動の一部をISO9001の適用範囲にすることはよくあることです。しかし、組織の活動全体を考えマネジメントシステムという観点から考慮すれば貴社業務に関するすべての活動を適用範囲にすべきだと考えられます。自社での金型製造が皆無であれば「顧客の所有物」として管理すれば良いことになりますが、製造されておられるのであれば、その活動やプロセスも適用範囲に入れて「顧客要求事項」を遵守し継続的改善を目指すべきではないかと考えます。また、業界・取引先の特性や環境(QS9000やISO/TS16949認証取得組織との取引)にもよりますが、金型の製造を適用範囲から除くことは危険かと存じます。
- 参考URL:
- http://www.takeuchi-iso.com/
基本的にprinskyさん意見に賛成ですが、 7.5.2b) 設備の承認及び要員の適切性確認 (設備というより治工具ですが) にあるように、金型承認を管理手順に設ける必要 があると思います。 ま、実施していることことだと思うので記録の残し方と手順化という点を考慮すればよいでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 手順化について考えて見ます。
ハクションさん、こんにちは 基本的には適用除外としていけると思います。 ただ品質に大きな影響を及ぼすものだと思いま すので設備(インフラストラクチャー)として 管理する必要はあると思います。 ですので定期的に所在管理ができる手順と 金型の一覧を作成し、管理だけできるようにしましょう。 実務面での話ですが、審査員や審査機関によって見解は異なる可能性があります。 予備審査又は審査機関との事前打合せなどでこちらから積極的に金型の考え方を共有(質問し審査員の考え方を聞く)しておく事が大事です。
- 参考URL:
- http://www.isosoken.com
お礼
回答ありがとうございます。 心強い回答でした金型の管理についてまとめ 審査機関と話して見ます
お礼
回答ありがとうございます。 顧客要求事項の解釈で取り組みは変わると思います。 審査機関とのコミュニケーションを取り選択していきたいと思います。