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CRゴムの劣化について
- CRゴムの劣化についての解説と劣化の具体的な状況について説明します。
- CRゴムの劣化の影響や劣化の進行速度について解説します。
- CRゴムの劣化を防ぐための最適な保存方法と注意点について説明します。
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>>冬低温が激しい -30度以下に下がりますか? もしくは流体は凍りますか? 凍った時点でぼろぼろになっていきます 参考 抜粋 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E9%87%8E%E8%B1%86%E8%85%90 水分が凍るとき内部に無数の氷の結晶が出来るので、溶ける際にその部分が小さな穴として残る。こうして、スポンジ状の多孔質な高野豆腐ができあがる。 ゴムの場合スポンジ状になるのではなくボロボロになります
当方、車内用の部品をCRで作っています。配合によっては非常に過酷な条件に耐えうるゴムです。 通常のCRの加硫物は屋内で保管する限り、6年で悪くなるのはやや早いように思います。 そのCRには耐熱の老化防止剤が入ってないのか、入っていても少量なのではないでしょうか?CRには結晶化しにくいグレードがありますが仮にそれでないにしても少し劣化が早いのでは・・・。 硬度はどうでしょう。CRは硬度が高ければ高いほど、クラックは発生しやすくなります。逆に軟化剤が入っているとクラックは入りにくい傾向があります。
お礼
ご回答ありがとうございます。ゴム製品の製作はあまりなく、耐熱老化防止剤等の知識が当時はありませんでした。ただCRゴムの指定だけで、それも外国に依頼をしていました。今後は注意していきたいと思います。
クロロプレンゴムの耐久性の例として回収ガスケットの劣化データが載っておりました。 ここで使われている部品の機能からすると、実績として35年、予想としては50年程度は問題なく使うことができるようです。 http://www.takechi.co.jp/dialock/mago%20taikyuseinou.htm ただ、クロロプレンゴムにもいろいろなグレードがあるようです。 例えば、クロロプレンゴムに含まれるオゾン亀裂防止剤の内容によっては、オゾンの影響を大きく受けて劣化することが記載されたデータが載っておりました。応力がかからないようにとか、湿度が多い場所、高圧電流の近く、日光の当たるところは避けるようになどと、特定の場所に保管する場合の注意点にも記載がありました。 http://www.packing.co.jp/GOMU/gomuo3-1.htm クロロプレンゴムは優れた機能を持ったゴムですが、欠点もあります。天然ゴムに比べると強度は低く、低温での使用は不得意といわれております。天然ゴムでは低温限界が40℃、高温限界が60℃、クロロプレンゴムでは低温限界が20℃、高温限界が70℃。しかし高温の場合でも、JISでの試験は短時間でのゴムの劣化(老化と呼ぶ)を評価するものであり、長時間高温にあるものについては規定していないので、長期間あなたのおっしゃるような、夏高温・冬低温が激しい倉庫は、かなり問題が多いと思われます。
お礼
早速の回答大変有難うございました。 CRゴムにもいろいろグレードがあるのはしりませんでした。何も考えずただCRゴムでと依頼をして おりました。使用条件を考えた注意がもう少し 必要だったと思っています。
お礼
ご回答ありがとうございます。暖かい地域ですので氷点下にはならないと思いますが参考になりました。