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TIGアルミ溶接不良について
- TIGアルミ溶接において、ダイ*ンのインバータ溶接機300Pを使用して52Sのアルミ溶接を行っていますが、うまくいきません。
- アーク開始してプールは出来るのですが、アルミ棒を足すと白く又は黒く汚れてビードになりません。また、アークでプールを作り移動していくと光沢のある溶融痕は出来ず、白く(酸化?)なっています。
- ガス流量を変化させても変化がなく、ボンベを1本半くらい使用してしまいました。困っています。
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溶接機の仕様であまり進められることではありませんが、アルミの溶接においては、溶加棒を入れるタイミングか難しいものです。 そこで、機器の反復機能を使って、クレーター電流値を溶接電流にそして、溶接電流をクレーター電流に置き換えて、作業を行なったらどうでしょうか。 溶加棒を挿入するタイミングが自己で判断てきます。
アルミは、交流TIGで溶接する場合は母材が ある程度温まらないとアークの熱が拡散して熔けて くれません、板厚と大きさで変わりますが、3tの 100□くらいを突合せ溶接するとして、電流は100A から120A、ガスは10 l/min以上、ノズルは8φ 以上、電極は2.4φか3.2φ、棒は母材が52Sならば 5356の23.2φがいいでしょう、サンダーをかけた あとはヤスリ等で石を除去してステンレスのワイヤーブラシで酸化膜をとるようにしましょう。 アーク長はすこし長めに、またノズルから電極を 出しすぎてはいけません、クレータのまわりが濡れたように光りだしたら程よく温まってます、溶加棒を 入れていい時です。 以上は、目安で人によって多少変わります。 では、ご健闘お祈り致します。
お礼
アドバイスをありがとうございます。 その後も試験を続けました。 ノズル径を#5(φ8?)にしたら改善されました。 さらに#6(φ9?)にしたら#5の時より悪化しましたが、ガス流量を増加させなかったのが原因と判断しました。 次に電極の突き出し量をテストしたいと思っています。 サンダーと石の除去もしたいです。 皆さんのおかげで上達しています。 ありがとうございます。
まず確認する事は、母材の汚れです。 溶接する部分の油脂類は、必ず脱脂しましょう。 後、黒く成るのは、タングステンが溶融池に触れてしまうからだと思います。 白くなるのは、入熱過剰か、シールド不足。 シールド用のノズル径が、小さくないですか? 溶接する母材の板厚が不明ですので、ハッキリはいえませんが、電極がφ1.6は細いかもね。(タングステンが溶け落ちて、悪さをする) また?t=1.5mm以下の板厚なら、溶接棒のφ2.4は太いですね。削って使いましょう。 下記を参考にしてください。 http://www.ts-gas.com/ts-al-tig.htm
お礼
アドバイスをありがとうございます。 溶接部分はサンダーで酸化膜を取っています。(その後のアセトン脱脂まではしていません) 母材厚はテストで10mm以上から1.5mmまで試しました。 ノズルは#4を使用していますが#5,#6に上げてみます。 溶接棒も考慮します。 袋小路から出口が少し見えました。 ありがとうございました。
補足
自身ありの方々のアドバイスありがとうございます。 パルス機能を利用時、電流の強→弱→強→弱との変化の中で、強でビードを伸ばし、弱で加棒するタイミングで良いでしょうか? また、アルゴンガスの流量過大の弊害は無いものでしょうか? 自己流でやっていますので初歩的レベルです。 よろしくアドバイスください。