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FB法による銅板プレスのダレについて
- 銅板t6およびt8のプレス抜きに於いて、ファインブランキング法を用いた場合の面ダレの範囲や銅板の材料選定についての質問です。
- 客先要求を満たすためにはパンチ/ダイのクリアランスの設定や鍛圧の増加など、プレス機の機能や金型の構造についても検討する必要があります。
- 納期的にも差し迫っており、早急な対応が求められています。お力添えいただけると幸いです。
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なかなか回答が付かないようですね。期日が迫ったいるとのことでお困りでしょう。 ◎FBについては次を参考にしてください。 http://cloud.prohosting.com/guide2fb/index.htm 国内でも「ファインブランキング加工」で検索していただければたくさんの企業が解説しています。FB加工専用のプレスと高精度の金型が必要です。 FBの類似工法もいくつか発表されています。 http://www.ebway.com/homepage.html など しかし一般的に「ダレ」の大きさは材料の性質と打ち抜き輪郭形状に左右されるためFB加工だけでは満足のいく結果を得る事ができないことが多いです。 ◎ 大根を包丁でスパっと切ったようなダレも破断も無い様な切り口を要求する場合には、通常は後工程も含めて相当な調査と工法の開拓が必要です。その意味では今回の要求と初期の対応にはずいぶん意識のギャップがありましたね。残念ながら現在の金型(ストリッパー無しのクリアランス10%のもの)の改造程度では対応不可能でしょう。 しかし、現在の金型で大きく打ち抜いてその後加工でシェービングすることで対応できるかもしれません。これは輪郭の形状によります。 最初から高精度を狙って金型を設計製作すればダレの無いような部品も一般プレスで加工が可能です。 シェービングについては当方のページに解説してあります。 http://www.clio.ne.jp/home/apt/ 参考になれば幸いです
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シェービングの取代についての話です。 ご存知のように取代が少なければその加工された面はきれいになりますが、多ければきれいに仕上げることはできません。 これはシェービングの過程でパンチの下面に堆積するスクラップの抵抗に起因する現象です。 従って被加工材料が厚くなるほど条件の設定は難しくなります。 また加工輪郭によって全く異なります。ギヤのような形状の場合には歯先から出てくるスクラップと、歯底から削りだされるスクラップとでは挙動が異なります。 教科書にあるように板厚の何パーセントというような設定はナンセンスです。 ということで輪郭形状が不明のままではなんとも答えようがありませんが、その形状さらに生産予定数によっては切削の方が良い場合も有ります。 参考にもなりませんが・・ 追伸 先日の回答では急いでいたため文章もミスばかりで申し訳ありません。 これ http://www.ebway.com/homepage.html じゃなくてこのページを御覧ください。 http://www.ebway.com こんな記事もあります。 http://www.metalforming.com/forum/thread.cfm?threadid=1132&messages=6
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早々の回答ありがとうございました。形状が分からないと答えようが無いですよね。本件に限らず、簡単な図面が書き込めると良いのですが。図面をもってアプト技研さんに相談させていただこうかと思っています。アプト技研さんのホームページでシェービングはわかりやすかったです。
お礼
ご回答ありがとうございました。お察しの通り苦労しています。ご教示いただいたURLで勉強いたします。ご助言いただいた、大きめに抜いてシェービングする方法が早道のようです。参考になりました。 ご教示いただいたurlで種々勉強させていただいています。そこで質問なのですが、銅板t6もしくはt8でシェービングしていくとき、一回のシェービング代は何mmを目安にすれば良いのでしょうか。 現在残っている課題は抜きダレ4mmを2mmまで小さくせねばなりません。クリアランスを小さくしてダレ4mmをできるだけ小さくしたのち、最小回数のシェービングかと考えていますが、一回のシェービング代が少ないほど、シェービング回数が多くなりますよね。切削の方が早いのかなとも思っています。よろしくご教示ください。