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銅電極のバリ取りについて
- 銅電極のバリ取りに困っている初心者のマシニング業者が、バリ取りの方法や加工条件、材質についてアドバイスを求めています。
- バリ取りは手作業では限界があり、機械上でのバリ取り方法を探しています。また、精度要求が厳しく、正確な回答を求めています。
- マシニングで形彫り放電加工用の銅電極を加工している初心者が、微細なバリの除去方法や精度要求についてアドバイスを求めています。
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補足と言うか、アドバイスと言うか・・・ 仕上げのカッターパスを同じ工具でもう一度走らせると1回目に出たバリを殺せます。 但し、1回目で刃物が逃げていた場合は、当然逃げた分が削れてしまうので注意を。
超硬合金はタングステンカーバイドとコバルトを粉末冶金によって成型したもので、粉末の粒径より鋭い刃物にはなりません。それに比べハイスは鍛造なので鋭い刃物が製作可能です。 こうしたことから切れ味はハイスの方が遙かに勝ります。 アルミ用ハイスエンドミルはすくい角とねじれ角を大きくとり、切り屑排出を良くするために溝も大きくとって、切削抵抗を小さくなるような工夫があります。 銅の加工では切削抵抗を下げることが重要なので、アルミ用エンドミルがうってつけという訳です。 切削油は硫黄や塩素の添加されていない油性のものがよいようですが、私の経験では、切削油を使わなくてもバリは出ません。
銅の加工では刃先の消耗が早く、エンドミルが早くへたってしまい、バリが出やすくなります。 粗加工とは別に仕上げ加工のルーチンと刃物を用います。 仕上用の刃物はハイスのアルミ用が良く、必ず新品に近いもの(加工時間をある程度管理する必要あり)を用い、切り込み量を少なく、ダウンカットとなるようにします。これで指にかかるようなバリは発生しないはずですが、それでも不十分と言うことであれば、材料をテルル銅の変更すると良いでしょう。
お礼
回答有難うございます。 質問ですが、なぜハイスエンドミルのアルミ用が良いのでしょうか?理論的な理由があれば教えてて頂きたいです。お願いします。 私は主に超硬エンドミルを使っています。 油切削です。
ブラシは日曜大工材料などの量販店で入手可能です。 ブラシ材質は、キズの許容範囲とバリ除去精度との かねあいです。数種類の材質をテストされるとよい でしょう。最初は、樹脂に研磨材が接着されたもの などから試して下さい。 軸付きですので、簡単に数種類のテストが可能です。 出入りの工具取扱い商社からも入手可能なハズです。 参考までに、下記も参照下さい。
お礼
k1さん 早速の回答有難うございます。 明日問い合わせてみます。 K1さんへ 先日の回答の中にありました、ステイト工業様と連絡が取れ、話をする事が出来ました。 私のイメージしていたものとは、少し違っていたので残念でしたが、他の加工に展開できる切り口になりました。 また、一度テスト加工させてほしいとの事でしたのでテストピースを渡して、現在結果待ちです。 良い情報有難うございました。
微細なバリでしたら、ブラシで除去出来ます。 素材に傷がどの程度許されるのかを試験いたします。 (傷といっても微細な研磨痕なので精度には、影響が出ない程度のものです。) 加工方法としては、マシニングにバリ取り用のツールを取り付けて、表面をなぞることによって除去することが出来ると思います。 バリ取りのことでしたら、プロフィールより御連絡いただければご相談に乗れるとおもいます。
お礼
回答有難うございます。 プロフィールを早速見て、連絡させていただきます。
提案1.ボールエンドミルで各稜線部のバリ取り をする。 提案2.ブラシでバリを除去する。 (面取り可or否なのか、どの程度のバリが不可なのか など、もう少し検討必要条件は他にないでしょうか。 このような失敗をしたとか…。)
補足
回答ありがとうございます。 情報不足でした。 出来る限り面取りは不可です。理想はエッジが欲しいですんですが・・・。 電子部品の外装を樹脂で固めるための成型金型を造る電極でして、小さい物で2*2ミリの凸形状(高さ3ミリ)をしたものがピッチ6ミリ程度で 並んでいます。 回答にあるブラシとはどのような物なのでしょうか?ツールとして有るようですが、どこのメーカでしょうか?教えて頂ければ幸いです。 当方も歯ブラシでやってみましたが、今ひとつですね・・・。
お礼
回答有難うございます。 大変分かり易い説明でした。 銅加工のポイントは、切削抵抗の低減なんですね。 ちなみに、粗加工、仕上加工時の切り込み量はどのぐらいで加工されているのでしょうか?