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小径エンドミル加工のコーナー部でのビリ対策
- 小径のボールエンドミルを使用した小径エンドミル加工で、コーナー部でのビリが出る問題があります。ビリを無くすことは難しいですが、抑える方法を探しましょう。
- コーナー部のエンドミルの刃が面当りする箇所で、ビリが発生します。ビトを完全になくすことはできないかもしれませんが、できるだけ減らす方法を試してみましょう。
- NAK80などのプレハードン鋼で携帯電話のボタン部などを加工する際、小径のボールエンドミルを使用するとコーナー部でビリが発生する傾向があります。ビリをなるべく抑える方法について考えましょう。
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コーナー部で面当たりという考え方を変えてみては 如何でしょうか? Rdの切り込み量が小さすぎる可能性→Adも小さい→ 周速が圧倒的に足りない領域なので、擦るだけに なってはいませんか? 削るのではなく、切らないといけません。 BEMでは、普通に加工していれば、みかけは全て面 当たりですよね? XYZとも径の25%の切り込みを試してみてくださ い。
コーナーでビビルなら・・コーナーを切削しないようにすれば良い でしょう・・例えば先に穴をあけるとか? どの程度の仕上げしろで穴を明けるかが難しいところですが!
追加で・・・ 上記の条件を2刃ボールエンドで計算すると、V31.4/f0.03となり、 条件的には、一刃は仕上げ条件で見られるぐらいの値ですが、径に対し ての一刃を考えると大きいのかなと思います。周速も低いですし... ちなみに、NAK80をmakino-V33で、0.2Rのボールエンドを用いてF1200で加工したことがあります。 V38/f0.02で加工中は実質F800ぐらいまでしか上がってなかったようです。 このぐらいのエンドミルではF1000あたりでの切削が妥当かなと思います(刃物カタログ条件はもっと低いです)。 あとは取代(Ad・Rd)の調整で上げれるかもしれませんが、 F3000までは上げられるとは思えないです。 以上、ご参考まで。
こんにちわ ボールエンドミルの加工(内R)でよく発生する問題ですね。 R6等であれば、工具(エンドミル)の突き出し長さを短くする等、 剛性を上げることで、効果があると思いますが、 今回のご質問の場合、切削の負荷はかなり小さいので、 効果は見込めないでしょう。 加工条件を変更する(送りを下げる、一刃当りの取り代同じ)ことで 対応できると思いますが如何でしょう。
お礼
ありがとうございます。やはり最後は、条件を下げるに着くという事ですよね。早速もう少し落して試してみます。また、宜しくお願いします。
マシン、刃物の剛性、切削プログラムの考え方、等、この問題の要因は 多いと思います。 当方では、以前使用していた、切削プログラムを作るソフトの実際の加工にそぐわない動きに、がまん出来ずに自社でポストを制作追加し、運用しています。 あとは、切削条件で、浅切り込み、4000050000rpm、はや送りにて対処しています。 回答としては、ちょっと抽象的ですので、参考までに。
お礼
ご回答ありがとうございます。なるほどCAMの性能、相性によって大きく影響するものなのですね。とても参考になりました。弊社でも仕上げ加工については、MAX50,000min-1の横型M/Cにて加工しておりますが、工具径が0.2や0.3と小さい物ですと送りを3,000mm/minに上げただけでE/Mが折れてしまいます。もう一つその辺りで何かアドバイスを頂けたら大変ありがたいです。宜しくお願いします。
まずマシンの剛性が考えられますが、マシンの変更が可能でない場合超硬のチャックに変更されてみてはどうでしょうか。多少成果がでるとおもいます。
お礼
早速のご返答ありがとうございます。知識不足ですみません、超硬チャックという物はどういうチャックなのでしょうか。読んだまま超硬製のミーリーングチャックや焼きばめといったホルダなのですか。よろしければ、ご推薦のメーカーと製品名をお教え願えれないでしょうか。宜しくお願いします。
お礼
最近の傾向として、とにかく加工時間短縮、みがきレスと叫ばれている為、当社では超高速加工(MAX50,000min-1)を試みている次第です。荒加工(R1R5)でN=30,00050,000min-1、F=5,00010,000mm/minで加工しておりますので、仕上げも最低3,000mm/minは確保したかったのですが、工具径がφ0.5以下になるとどうしても厳しいのかもしれませんね。ありがとうございます。