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10年前の中古ワイヤーカットの選定
- 10年前の中古ワイヤーカットの購入を検討しています。どのメーカーの物が10年使ってもまだまだ使える機械なのか?
- 弊社では1983年の三菱DWC90Fを現役で使っています。精度、テーパー、自動結線、速度など10年前のワイヤーカットの持つ特徴や性能について教えてください。
- 10年前のワイヤーカットをお持ちの方、どのメーカーのものを選んだのか、使ってみての感想や注意点など、経験談をお聞かせください。
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中古を探しておられるので、ご要望を回答します。私は4台のWEDM全て10年選手です。性能が殆ど落ちないからです。今でも自動結線も100%近いです。メーカーはシャルミー290F/310F/510Fです。他の機種はお勧めしません。条件はフィルターは純正、イオン樹脂と共に頻度高く交換して絶対一時でも濁った水にしないこと。速度も新品の速度が出ます。日本製にはこの性能は出せません。過去10台以上の各社日本製を捨てました。シャルミーの中古市場が高騰するので控えていましたが、誰も回答していないので初めて回答します。幾つかの必須消耗品が安くないので問題は有りますが、個人的には一番お勧めです。NET中古市場でいつも売れていない機種やメーカーはやはりダメな証拠と思います。精度は5軸全軸ハイデンのスケールフィードバックなので安心です。1995以降が安心です。この機械は好き嫌いが激しいです。海外製は作り込みが悪く初期に問題が有ります。その点中古は問題が解決されています。導入時には親切なメーカーのサービスに来てもらいましょう。(名古屋のサービスは親切です)多分頼めば何処にでも来ます。独立している人も多いので良く探してください。NCはFANUCが必須です。 (時間経過しているので他の方に参考になればと思います)
これから中古のワイヤーカットの購入を考えている方が、おりましたら参考までに。 ?直前まで稼働していたか?どうかの確認。大体のワイヤーカットは加工液に水を使用していますが、稼働しなくなってから水を抜いてしまったりポンプを長時間止めているとスラッジ等が、固まり配管やポンプを詰まらせている事が有りますこれを掃除するのは素人には出来ないと思います。特にポンプはバランスが崩れる等問題発生します。 ?機械の置かれていた状況。シールドルームにワイヤーカットは置かれている事が多いのですが、隣に放電加工機等油や粉塵を発生する機械がなかったか?これはNCの制御装置に影響を与えます。放電加工機を隣に置き放電加工が終わったらエアブローをして加工油を飛ばしていたりすると(加工だけでも加工油が煙りになって空気中を浮遊)空気中に加工油が浮遊しているのでこれをNC装置の冷却ファンが吸い込みフィルターを通り中の基盤に固着し故障の原因になります。水は乾くのですが油は乾きませんので埃を次々と集めるのです。 他にもありますが2点ほど中古のワイヤーカットを購入するときはチェックしてみてください。それと10年前の物は自動結線は期待しないでください。
こんにちは。ARUTOです。 私も先のお二人と同様、10年前の中古はおやめなさいと 忠告します。 先日、プラ型をやっている知人が落ち込んでいたので 理由を聞くと、以前は簡単な仕事のみ東南アジア、中国へ 出ていた。ところが最近はかなりの精度を要求されるものまで むこうへ出ている。 理由を聞くと、以前は価格が安いということだけだったが 最近はむこうの方が精度が良いと言い出した。 腕がいいわけじゃない。むこうは最新鋭の機械(金型設備、成形機等) をどんどん導入している。 日本はといえば、ほとんどの会社がバブル期に導入した 設備を後生大事に使っている。仕事量の減少などで、設備の 更新、増設などあまりなされていないと・・・・・ こういう時期だからこそ、品質,納期で勝つ為に、新鋭機を 導入すべきだと思います。 生意気言ってすいません。
おはようございます。 yamasakiです。 色々な事情で中古機導入になったのだと思いますが、結論から申し上げると以下の理由で中止をお勧めします。 ・中古機の場合、程度にもよりますがきちんと立ち上るまでの手入れに かなり費用のかかる場合が多い上、費用予測が困難です。 場合によってはもう少し出したら新型が買えることも有り得ます。 ・現在の新型機ではできて当然のことができないことが多いです。 ・自動結線は使えないと思ったほうが良いでしょう。 やはり加工液に水を使用しているのでサビが心配です。 表面的には何とも無くても・・・って事例をいくつも見てきた経験があります。 精度はメンテナンス費用のかけ方であるところまでは出ると思います。 テーパ加工は電源とテンション系が変わっているので仕上がりはかなり違うでしょう。 速度は新型機約半分以下でしょう 事実こんな感じですので、当面外注加工でしのいで新型機の導入を検討されるほうが最終的にはプラスだと思います。
おはよう御座います。10年前のワイヤーを、ご購入をご検討している 様ですが、まず一番の問題は、自動結線は最近の機種とは比べ物には、 全くなりません。自結はできないと思ったほうが良いでしょう。 スピードは、たいした問題にはならない気がいたします。現状の半分 と理解下さい。御社の仕事の内容が解りませんが、どんな業種にしろ、 コストは厳しく、納期はなく、制度も厳しい状況の中では、中古は考え ない方が宜しいのでは?今後のメンテナンス費用も、思っている以上 かかり、場合によっては、修理にも大幅な時間と、費用がかかります。 今、ワイヤーカットを含め、工作機械は大きくコストを下げており、 在庫も持っているでしょう。当社も、ここ2,3年で、設備を大幅に 新しくしています。その結果、今年の決算も大幅な黒字となり、設備の 入れ替えによる効果です。どこの企業も、大変厳しい状況ですから、 中古でしばらくしのぎたい気持ちは、重々理解します。しかしながら、 現状を打破するためには、あえて新規設備のご検討もしてみて下さい。 追伸 精度は、メンテナンス次第ですが、それなりことは出せるでしょう。
- 参考URL:
- www.furuichi-tec.co.jp
お礼
おはよう御座います。弊社ではプラスチック金型の設計、製造を行っています。 主な加工物は入れ子、スライド、コッタ、電極などです。 たしかにfuruichiさんの言うとおり新品を購入するのが一番良い選択だと思います。ただ3年5年の間に新品でマシニングの高速加工機を購入予定ですので、 今は余り出費できないのが現状です。あとこれからはマシニング関係に力を入れていこうと思っています。将来的(5年後ぐらい)には従業員も2人になり、短納期に対応するため、キャビ、コアの製品部分のみを作り、ベースは双葉さん、部品はミスミさんなどにと考えています。大変参考な御回答有り難う御座いました。
お礼
おはようございます。yamasakiさんも中古機をお勧めできないようですね。 なぜ中古機購入を考え始めたかと言うとDWC90Fが少し疲れてきてしまったのと、ワイヤーカットの仕事がメインではなかったことです。でもワイヤーカットなしでは仕事にならない現状から見て中古と言う方向に走ってしまったのですが、もう一度外注加工も頭に入れてよく考えてみたいと思います。皆さん大変親身になって御回答して頂き大変有り難う御座います。