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ISO9001-2000版への移項対応
- ISO9001の1994年版を3年前に取得し、2000年版への移項準備に取り掛かりました。
- 2000年版の内部品質監査員養成講座に送りこまれ、準備をする事になりました。
- 2000年版に移項する際、文書類の簡素化が必要であり、これが難航しています。
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≫「1994年版で作ってしまった膨大な手順書類」 → がどうして出来あがったが問題です。 kanamachiさんの感触としては現在の膨大な文書は不要文書と思われるのでしょうか。もし、そうでなく実際に活用されている文書ならば廃止するほうが逆に問題になってしまいます。つまり審査登録以前には必要な文書もなかったことになる訳で、その場合には形は変えても残す必要があるでしょう。 万一、ISO9000s規格の理解が不十分だったが故に、用心しすぎて過大な文書を作ってしまったのなら迷わず捨てることをお勧めします。 捨てる基準は、?それがないと業務が本当に円滑に流れないかどうか、?ISO9001:2000規格で文書化を要求されているかどうかです。 当社は現在移行手続きの最中ですが、改訂に合わせてとくに捨てる文書というものはないようです。過去の経緯を振り返ると、新しい文書が作られようとしているときに、つねに「それは本当に必要か?」という観点からチェックしてきたからかも知れません。 ≫弊社の、1994年版を作成した人達は「文書類の簡素化」に相当拒否反応があるらしく、否定的な意見ばかりで難航しそうです。 → 最初に述べたように、否定する根拠がどこにあるかがもっとも重要なことです。折角作ったのに捨てるなという程度の感情論なら、説得してでも(出来なきゃ無視してでも)捨てるのが賢明です。 簡素化の一法として、品質マニュアルに収めることができるものは、なるべくそちらに記載するというのもあります。
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当社は昨年末、JQAにてISO9001:2000の認証を取得いたしました。2000年版の規格そのものが完成されていない段階からの取組みだったため、従来の1994年版的発想からなかなか抜けられず、大変苦労いたしました。認証機間によってもかなり違うようですが、特にJQAの場合、かなりドラスチックな変化を要求されます。 当社の取組みを振返って、下記HPの社内報「OKKだより」1月号に特集しております。ご参考に。 なお、2000年版では1994年版のように「shall」全項目の「品質マニュアル」への明文化を要求していませんが、下位文書への記載は要求されます。ご質問の件は、文書体系をどう組立てるかの問題ではないでしょうか。
文書化を要求している項目は、減ったことは確かですが、実際に仕事を進めていく上で、本当に不要になるでしょうか? ISOの要求は必須事項であって、それ以外が不要なわけではないと思います。 改善の項目が追加されたことで、見直し改善が要求されていますが、実際の運用上では適宜見直しされていると思います。これを、記録することをシステムすればよいのでは?
ISO9001:2000年度版における文書の簡素化について。 文書を簡素化されることを気にしておられるようですが、そんなことを気にする必要は全く無いと思います。 その理由としまして、現状その文書類を無くして運用がスムースに出来るのであれば結構なことなのですが、なかなかそういかないのが現状です。 現状の文書体系をそのまま移行されて、後に不必要な文書について社内で検討されることをお勧めします。最初からあまり無理な計画をなさらない方が適切かと存じます。 手順書を減らした結果、客観的証拠としての品質記録が増えてしまったというケースもあります。(例ですが)
- 参考URL:
- http://www.takeuchi-iso.com/
お礼
早速のアドバイスありがとうございます。 確かに現状の文書体系のまま移行したら、と言う社内の意見が多いのですが、現状の規格書、手順書だらけだと参照する文書や記録が多すぎて、誰も理解していない(理解出来ない)と言う状況を修正したいのです。 しかし、1952117さんのおっしゃる通り、(最初は大変かもしれないけれど)移行した後で処置していくのがベターかもしれませんね。 今後も宜しく御願いします。
お礼
アドバイスありがとうございます。 恥ずかしながら弊社の現状は、2000年版で示しているような積極的なプロセスの見直しとははるかに異なり、不適合箇所をつぶしていくような消極的なものです。 具体的には、見ていない(めんどうでとても見れない、理解出来る人が特定されていて見ても仕方ない)手順書、規格書等の文書を分かり易くまとめて、シンプルで実用的なものに出来たらと考えています。 そんなアプローチ例なんか無いですか? 今後とも宜しく御願いします。