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高速マシニングの候補機について迷っています
- 現在、高速マシニングの候補機として松浦(MC-660)、マキノ(V33)、大隈(MD45)があります。
- 価格は1700万で大隈が一番安いですが、松浦の性能が良さそうです。
- 精度0.01とHRC58の加工が要求されており、松浦のマシニングには「TERNARY」という特殊な機能がありますが、普通のマシニングとの違いがわかりません。
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質問者が選んだベストアンサー
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こんにちは。 最近、V33が入ってきたばかりなので、動かしてみた使用感などお答えします。 まずは、ご質問の精度ですが、00.01なら、ピッチ、輪郭、段差共に大丈夫です。 機械的には5ミクロンまでいけそうですが、段取りや工具など他の条件も絡んでくると思うので、現状ではこれ以上の精度になると、治具研削にお願いすることにしています。 HRC58の加工。これも、加工内容にもよりますが削れない事はないです。 最近1mmぐらいの取り代ですが、HRC64をボールエンドミル加工できました。ただ、60超えると結構きついですね。 松浦さんの機械は、知りません。ただ私のイメージからすると、高回転の高速マシン、と言うイメージを持っています。 アルミとかの加工ならこちらでしょうが、焼入れ材となるとどうなのでしょうか? また、V33が入ってきて感じたのですが、高回転スピンドルにすると、逆に低回転が回りません。ウチのは20000200rpm です。 大きいタップ加工など、恐くてやっていません。ましてや焼入れ後となるともう少し低回転がほしい場合も出てくると思います。 汎用的な用途でお使いになりたいとしたら、此処ら辺も頭にいれておいた方がいいと思います。以前、上は50000だけど、下は5000と言う機械を見かけました。 後用途や対象加工形状や、材質など書いていただくと、もっと詳しいお答えがいろいろでやすい思います。
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参考になればと思いますが、マキノは知らないのでお答えできませんが、一般論として高速回転が得意の松浦、高剛性のオオクマではないでしょうか。松浦はNCがファナックまたは安川のため、ハードメーカーが違っても使いやすいメリットがありますが、故障した場合に責任の押し付け合いになることがあります。オオクマはNCも自社製のため、サービス面はOKですが、他社と違うためオペレーターの負担が大です。
こんにちは。 最近、V33が入ってきたばかりなので、動かしてみた使用感などお答えします。 まずは、ご質問の精度ですが、00.01なら、ピッチ、輪郭、段差共に大丈夫です。 機械的には5ミクロンまでいけそうですが、段取りや工具など他の条件も絡んでくると思うので、現状ではこれ以上の精度になると、治具研削にお願いすることにしています。 HRC58の加工。これも、加工内容にもよりますが削れない事はないです。 最近1mmぐらいの取り代ですが、HRC64をボールエンドミル加工できました。ただ、60超えると結構きついですね。 松浦さんの機械は、知りません。ただ私のイメージからすると、高回転の高速マシン、と言うイメージを持っています。 アルミとかの加工ならこちらでしょうが、焼入れ材となるとどうなのでしょうか? また、V33が入ってきて感じたのですが、高回転スピンドルにすると、逆に低回転が回りません。ウチのは20000200rpm です。 大きいタップ加工など、恐くてやっていません。ましてや焼入れ後となるともう少し低回転がほしい場合も出てくると思います。 汎用的な用途でお使いになりたいとしたら、此処ら辺も頭にいれておいた方がいいと思います。以前、上は50000だけど、下は5000と言う機械を見かけました。 後用途や対象加工形状や、材質など書いていただくと、もっと詳しいお答えがいろいろでやすい思います。