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ロックと演歌はどちらが古いと思われているのですか
私は初老の男です。 今から30年くらい前に、「ロックをやっているのは古い人だ。」と言われていましたが、 今、ロックと演歌は、どちらがより「古い」という印象なのですか。
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- eroero4649
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ウィキペディアなんて分かっている、そうじゃなくて印象の問題だ、ということであればまず「ロックをどこまでどう解釈するか」という問題が出てくると思います。 まず「ロックンロール」という古典的な呼び方があり、ここにはエルヴィス・プレスリー、チャック・ベリー、ベンチャーズ辺りが入ってきます。 この直後にビートルズ、ローリングストーンズなんかが出てきます。プレスリーとビートルズの世代はちょっと違うと思うのです。ただこの世代は、どちらにせよ「ロックとは洋楽だ」というイメージがある世代だと思います。 70年代、ロックンロールは「ロック」という呼ばれ方が主流となります。一般的にこの時代が「ロック黄金期」といわれていますね。特徴はギタリストに注目が集まっているところでしょうか。ディープパープル、レッドツェッペリン、クィーンなどですね。ジミ・ヘンドリクス、エリック・クラプトン、ジェフ・ベックといった伝説のギタリストが数多く登場します。この頃は、ロックンローラーは薬物のオーバードーズで死ぬのが「正しいお作法」でした・笑。ドラッグ、セックス、ロケンロールですね。 その70年代のロック黄金期にロックの洗礼を浴びた日本の若者が、80年代に続々と世に出てきます。80年代は「Jロック全盛期」だったといえるでしょう。ボウイやハウンドドッグなどの骨太ロックから、聖飢魔IIのような「一見奇抜だけれど実力がとんでもない」というバンド、プリンセスプリンセスのような中身はかなりミーハーでアイドル的だけど立ち位置はロックというのもあれば、TMネットワークのようなシンセサウンドを全面に出すバンドも出てきて、まさに百花繚乱と呼ぶにふさわしい時代だったと思います。プリプリやゴーバンズみたいな軽いノリと尾崎豊やブルーハーツのようなメッセージ性が強い音楽が同じ時代に存在しましたね。 Jロックはバブルと共に伸びるように動き、90年前後くらいのバンドブームをピークとしていつしかJロックは「ロックンポップ」と呼ばれるような軽い音楽となり、90年代前半くらいで「ロック」は終わったと思います。 80年代の洋楽はマイケル・ジャクソンやマドンナのようなミュージックビデオを上手に使う人たちが全盛となりましたね。90年にMCハマーが「U can't touch this」を大ヒットさせたのが、洋楽もロックからヒップホップ、ダンスシーンの時代への分水嶺になったのではないかなと思います。 ですからロックとは90年くらいまでではないかなと思います。とはいえ今の若い世代が聞く音楽というのは、洋楽邦楽問わずにロックンロールの歴史と進化の流れの中なのではないかなとは思います。「SEKAI NO OWARI」はロックとはいわれないけれど、ロックの音楽の歴史の上にありますからね。だからロックの定義というのはとても難しいですね。
- GoGoTigers
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大雑把にいってしまえば、ロックはキング・オブ・ロックンロールと呼ばれたエルヴィス・プレスリーを皮切りに50年代から発展し、ローリング・ストーンズでひとつの完成形となって、そこから分化の道をたどって様々なジャンルを産んでいくわけですが、そういう中でストーンズのようなロックの様式にこだわり続けた人は80年代後半ぐらいにはもう古い印象だったのでしょうね。 演歌は、元々歌謡曲というとても懐の深いジャンルがあった日本の音楽界で、フォーク・ニューミュージックと呼ばれるジャンルが登場したのに対して、小節やしゃくりなど節回しの技術、西洋的発声とは一線を画した喉声での発声テクニックなど、いわゆる歌唱力と称するものを前面に押し出して、日本的なウェットなモチーフの歌詞を、ヨナ抜き音階に代表される日本的旋律で歌うジャンルとして、いわばフォーク・ニューミュージックへのアンチテーゼとして70年代に登場してきたのですが、それは自分もリアルタイムで見聞してきました。 今はロックと一口にいってもバラエティに富んださまざまな様式のものを包括しているイメージで、どんどん新しいものが日々生まれていく印象があります。 一方、演歌はどんどんその様式の中に自らを追い込んで収斂していくようで、古臭い印象です。例えば、津軽海峡冬景色、元々ポップ調のアイドル歌謡曲を歌っていた石川さゆりがイメチェンを図って出した曲ですが、当時は着物ではなく、ドレス姿で歌っていました。でも、今は着物でないと、観客のいだくイメージを壊すようで歌えないのではないでしょうか。美空ひばりは、ジャンルを問わず素晴らしい歌をうたえる歌手でしたが、晩年は演歌歌手とみなされることで、そのジャンルに縛られて、ほんとうの実力を発揮する機会が奪われていたのではないでしょうか。美空ひばりの最晩年の代表曲が、フォーク界の小椋佳やアイドルメーカーの秋元康の手になる作品であることが、彼女のジレンマと葛藤を物語っていると思います。 ということで、やはり演歌のほうが歴史はないくせに、因循姑息、古臭い印象が強いです。
- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ 音楽的歴史というよりも、日本の一般大衆的な感覚で言いますと、ロック食が強い「ロカビリー」が流行った時代からが、日本のロック系が良く知られたのだろうと思います。 演歌は、日本古来の流行歌から西洋音楽的な部分も取り入れて、感情豊かな叙情的表現を組み入れ、艶歌などとも呼ばれ、後に演歌という文字になったそうです。 過去のテレビ番組で、演歌の大御所とも言われる北島ファミリーが出演していて、そのような話をしていました。 そして、「日本人の情緒的心情にマッチしているから、とても古い歴史が在るように思えるかもしれないけれど、実際には割と近年になって認知された音楽ジャンル」とも言っています。 その事を知るまでは、ロックより演歌の方が古くから在ったんじゃないか?というイメージを持っていましたが、実は演歌の歴史はそれほど古くなく、ロックの方が古かった。という事を「知りました」よぉ。 私は、あれこれジャンルに拘らず、いろんな音楽を聴いて楽しむので、あまり深く考えないで楽しんでいる事の方が多かったりします(笑) 追伸:私は「初老」をキッカケに、地元の商工会青年部を卒業しました。 (田舎なので近年は、人数不足と言う事で、卒業の年齢を45歳に変えましたけれどね。)
演歌の方が圧倒的に古いイメージです。 年配者の音楽という印象ですね。 ロックは若者の音楽、明るい元気なイメージです。ロックフェスとかたくさんの若者がライブで盛り上がる印象ですね。
- SPS700
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#1です。補足です。 >>私は、ロックと演歌とどちらが「古い」という「印象」なのかと質問しているのです。ウィキペディア的知識ではなく、人々の「印象」を尋ねているのですよ。 失礼しました。僕はどちらも「古い」と言う印象を持って居ます。
- Dr_Hyper
- ベストアンサー率41% (2483/6032)
私の感覚だと音質によってかなり異なります。 いわゆるロックンロール的な60年代アメリカ調の音の場合かなり古い印象を受けますが,日本のロックでも例えば90年代に流行ったビート系や現在のPopに近いロックやメタル系のロックであれば演歌よりもずいぶん新しい印象を持つでしょう。演歌の場合も氷川きよしさんが歌うような軽い演歌の場合はずいぶん新しい印象をもちますね。 ただご質問の元になる発言が,古い人だ。というやっている人に対して言葉であると考えると,ロックを愛する人と演歌を愛する人とでは,ロックを愛する人の方が新しい,老人がやっていると聞けばロックの方が元気だね。と思いますね。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
下記によりますと、アメリカ式のロクンロールは、1950年代から https://en.wikipedia.org/wiki/Rock_music 演説歌ならの「演歌」明治から、我々の記憶にある北島三郎、美空ひばり式の「演歌」は60年代からでしょう。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BC%94%E6%AD%8C
お礼
申し訳ありませんが、ウィキペディアなんて引用しないでいただけますか。 ウィキペディア的な知識なんて、とっくの昔に知っていますよ。 ウィキペディアを始め、ネットで簡単に調べられることは、自分で全部調べ済みなのですよ。 私は、ロックと演歌とどちらが「古い」という「印象」なのかと質問しているのです。ウィキペディア的知識ではなく、人々の「印象」を尋ねているのですよ。