- ベストアンサー
中性子崩壊におけるエネルギー保存
中性子が陽子と電子に崩壊する現象が、一見するとエネルギーが保存していないと騒ぎになったいた頃、パウリが、ニュートリノが発生していることを予言しました。 中性子が陽子と電子とニュートリノに崩壊する場合、質量エネルギーを加味しなくても、運動エネルギーだけでエネルギーが保存しているのでしょうか?それとも、質量エネルギーまで加味しなければ、エネルギーが保存していないのでしょうか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
> 中性子の質量=(陽子の質量)+(電子の質量)+(反電子ニュートリノ)ともならないのですよね? ならないです。 ニュートリノは質量ほぼゼロですから 中性子の質量=(陽子の質量)+(電子の質量):不成立ならば、 中性子の質量=(陽子の質量)+(電子の質量)+(反電子ニュートリノ) も不成立でしょう。 > 質問の仕方が悪うございました。 > この「反応」は、質量が運動エネルギーに転化する(又はその逆)を考慮する必要があるのでしょうか、という質問です。 回答の仕方が悪うございました。 この「反応」は、質量が運動エネルギーに転化する(又はその逆)を考慮する必要があります。
その他の回答 (1)
- leo-ultra
- ベストアンサー率45% (230/504)
> 中性子が陽子と電子とニュートリノに崩壊する場合、質量エネルギーを加味しなくても、運動エネルギーだけでエネルギーが保存しているのでしょうか?それとも、質量エネルギーまで加味しなければ、エネルギーが保存していないのでしょうか? 当然、質量エネルギーまで加味しなければなりません。 だって、中性子の質量=(陽子の質量)+(電子の質量)とならないので、その差の質量エネルギーが 運動エネルギーと合わせて、帳尻りが合わなければなりません。 そもそもなぜエネルギーが保存してないかもしれないかと考えられたかというと、 ほぼ静止している中性子から出てくる電子のエネルギーが連続的だったからです。 1個の粒子が2個の粒子に分裂するときは電子の運動エネルギーは質量比で決まった離散的値になります。 (力学の運動量とエネルギーの保存則から大学1年生でもわかる理屈です。) だから、1個の粒子が3個に分裂したと考えたのです。
補足
中性子の質量=(陽子の質量)+(電子の質量)+(反電子ニュートリノ)ともならないのですよね? 質問の仕方が悪うございました。 この「反応」は、質量が運動エネルギーに転化する(又はその逆)を考慮する必要があるのでしょうか、という質問です。