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JR西日本の大阪環状線って何であんな古い車両が走る

103系が10月3日に引退しましたが、 48年も走り続けたそうです。 なんで大阪の中心を走る電車がこんな古い電車を走らせ続けていたのでしょうか? 東海道線ならオール転クロの221系が1990年に117系の置き換えに導入され、1995年頃から10年にわたり223系に置き換えられ、 最近では新型の225系に移行されてきています。 ようするに東海道線なら3回もこの間に新型に置き換えられていたのに、 大阪環状線は48年も使ってたって・・・・・ 動画はJR西日本の東海道線新快速電車(225系)

質問者が選んだベストアンサー

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  • gsmy5
  • ベストアンサー率58% (1452/2496)
回答No.3

質問者が何度もされている「なぜ関東の電車は速くないのか、快適でないのか」に対する回答をちゃんと読んでいれば、そのような疑問は出ないはずですが… 要はJR東日本と西日本では、財務体質が全く違うということです。 そこで、車両に対するお金の掛け方・優先順位が変わってくるということです。 首都圏は関西圏に比べて広大でしかも人口すなわち鉄道利用者数が多いです。 このためどの路線も原則競合路線がなく(あくまでも原則で一部には競合路線があります)、各路線の利用者数も同等の人口条件の関西の路線に比べれば(競合やマイカー転移が少ない分)非常に多くなります。 このため、車両への投資は積極的にできます。その時に必要な路線に必要な数に近い数を新規に購入できます。購入後まだ使える車両は別の路線(その路線よりは混雑はましだが、他のJRでトップクラスの混雑路線になる)に転用することもできます。 ですので、山手線のような混雑が激しく、車両を酷使しやすい路線にまず新車を入れることが多くなります。競合がなく快適な車両を入れなくていいので、代表路線であっても時期的にはまだ更新しなくてもいい車両の更新は後回しになります。 また、車両を次々に購入できるのであれば、少々長持ちしなくてもメンテナンスフリーで整備の費用や手間の少ない(けど寿命は短い)安い車両を買ったほうが、会社全体として有利になります。何も考えない多くの客には「新車にしました」とPRできる回数が増えるメリットもありますし… 一方、西日本は関西圏の人口構成から考えれば、首都圏より少し収入が低い程度の経営ができそうなものですが、それができません。なぜなら、関西圏は人口が多いものの、可住面積は首都圏より狭く、その結果、どうしても競合路線ができてしまう土壌なのです。そのため、ある地域の客を独占することができず、人口が多い割には収入が低くなります。 ですので、多くの普通の企業と同様に、やりたいようにいつでも好きなだけ投資ができません。本来なら、利用者も多く経年劣化の車両が多い、大阪環状線のような稼ぎ頭ほど真っ先に車両更新したいところですが、競争が激しいので東海道線新快速などこそ常に新しい車両を必要とします。つまり、環状線は稼ぎ頭の割には優先順位が低くなるのです。 また、車両を次々と買えるほど潤沢な予算があるわけではないので、保有車両はできる限り整備して長持ちさせようとします。そのため、東日本のようにメンテナンスフリーで長持ちしない安い車両よりは、普通に整備が必要だけど長持ちする普通の値段の車両を購入することになります。しかも、221系の時点でそうですけど、JR西日本のどの直流電化路線でも走れるようなスペックにすることで、老朽化すればローカル線でも転用可能にし、同じものを多量発注で価格の大幅引き下げを可能としました。 実は質問者様の指摘する103系もどこでも走れ多量発注でコストを下げた上に長持ちできる車両で、今のJR西日本と同じ発想の車両です。(走行性能に関するスペックは今の西日本の車両の方が優れています) ということで、本来優先順位が高そうな環状線の車両導入が後回しになったのです。本音で言えば乗客の多くが短時間しか乗らない車両は新型快適でなくてもいいということだったと言われても仕方ないですね。

その他の回答 (3)

noname#230414
noname#230414
回答No.4

大阪鉄道管理局は101系のパワーアップした仮称105系の導入する計画を 立てたが、国鉄本社が横槍をいれて103系にさせられた。 時間が短い環状線はダイヤを維持が速度が3,2必要。 大阪環状線は東側は、大和路快速・紀州路・関空快速・環状線・USJ行桜島線 西側は、黒潮・はるか・大和路快速・紀州路・関空快速・環状線。 大阪の環状線は複雑ですので、103系が使われてきた。 天王寺駅発大和路快速には乗らないでといわれる、環状線を1周する。 1周している間に奈良に着く。 大阪に来たときに、天王寺で大和路快速に乗り環状線に入り大慌て寺田町駅で 引き返し。

  • kuzuhan
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回答No.2

103系は国鉄で採用された通勤電車で、短い駅間での運転に最も最適とされた車両です。これよりもさらに古い電車を置き換える形で広島や仙台にも配置されていたこともあります。 設計自体は優秀で、これはJR東日本管内になる山手線で運転されていたことがその証拠と言えます。 JR西日本はJR東日本やJR東海に比べるとキャッシュフローが良いわけではありません。そのため、国鉄から引き継がれてからも古い車両を大切に使い倒しています。 また、大阪環状線は旅客を詰め込むタイプの線区で、オール転換クロスシートなど導入できるはずもありません。 加減速性能などが十分な103系を大切に使いつつ、新快速運用車両や特急車両を中心とする他線区の車両の置き換えを優先させたため、先日まで使われていたといえます。 JR西日本の中で順番に更新がゆっくりと行われ、大阪環状線の順番がようやく回ってきたこと、ホームドア設置の都合で4ドア車から3ドア車に変更する必要もあったことが、今回の103系引退、323系導入の直接的な要因といえるでしょう。

year_4219
質問者

補足

山手線なんかは103系以降に現行ので3回も新車に切り替えてましたよね。103系のあとに205系にE231系、最近はE235系?だかが走り出したみたいだし。

  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2590/17104)
回答No.1

短時間しか乗ることはないので、それでもかまわないと踏んだのでしょう。JR東日本と違って古い車両を使い続ける会社ですから。

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