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真空管の交換

ケトナーのギターアンプとラックスマンのオーディオを使っています。 そこで、一番怖いのはアンプが壊れることなのですが 真空管が原因でアンプが壊れる可能性はどのくらいあるのでしょうか、新品の真空管で、もちろん正しい使い方でです。 プリ管、パワー管違うと思いますが、だいたいの感覚でお願いします。 また、壊れても原因の特定は難しいですか? よろしくお願いします。

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回答No.3

再び iBook-2001 です♪ コメントをいただき、ありがとう御座います。 まず、真空管に異常が出て、、、という部分ですが、基本的には「異常が出た真空管」のみで済ますようにします。 異常なのにそのまま酷使すれば周囲の部品にもダメージを与えかねません。 ギターアンプ等の場合は、管球には過酷な条件で運用する事も多く、文字通り消耗品の電球という感覚で使われる場合も有り得ます。そのような場合、管球の多少のトラブルで他の部品まですぐに壊れる様な全く余裕度のない設計を行なうはずはアリマセン。(少なくとも、有名メーカーの高級機種なら、演奏中にチョコチョコ壊れるよな事では落第ですからねぇ。笑) Hi-Fiオーディオ用の場合は、ギリギリ限界のハイパワーよりも、高品位な音を優先として、かなり余裕を持った動作を行なうのが一般的です。 逆に、ムリを強いる事が無いので、周辺部品の余裕度は極端に大きくしていない事が多いのも現実です。 そのため、ギターアンプ等のようなラフな扱いには強くないので、正しい利用、特に温度管理を気にしてあげて下さい。 基本的に空気の自然対流による空冷ですから、ラックの狭いスペースに押し込んで、熱がこもってシャシー下部まで高温度に成る事は避けるべきです。 熱に弱い部品として、コンデンサーや抵抗器が代表格ですが、適度な余裕度を持つ部品を用いていても、正しい使い方で想定された温度を超えてしまえば、非常に壊れやすく成りますから。。。 また、初段で異常発振等が発生した場合、確かにパワー管の限界を超えてしまい、、という事故が無いとは言切れません、しかし、そのような状況ですとパワー管の損傷よりも、おそらくスピーカーユニットの破戒が早いんじゃないかと想像します。 (とにかく、異常を感じたら、すぐに対処し、他の部分まで壊さないようにしましょう。) 比較的、球の寿命としてはより高い電圧が使われるパワー管のトラブルが多いようです。 ミニチュアアンプ(小出力アンプ)ですと、1本の真空管に初段と終段を一緒に組み立てた複合管なども有りますが、今回のケースでは、おそらくこのような構成では無いと思います。 コンデンサーや抵抗器を数年と言う短期で定期交換する人も居ます、かなり過酷な状況で運用される場合等で、しかも単純にパーツ交換だけでは無く、電気的特性の微調整や、サウンドチェックからのサウンドチューニングまでコダワル、極々少数の人です。(ミュージシャンでも、オーディオファンでも、ほんの一握りの人達です。) ミュージシャンの中には、ペアで使うパワー管、わざと片方だけ違う管を挿して、真っ赤に赤熱しても平気な顔で演奏している人もいるそうです。 数日とか、数週間で球切れになるのはおかまい無し、その状態での音の歪み方がお気に入りだから、というケースです。 もちろん、こんな使い方では他の部品もダメージを受けやすく、それらに対する対策を無視すれば、そんな状況でレコーディングやライブ演奏では使えませんから、そのあたりは理解した上で対処しているのでしょう。 回路構成にもよりますが、大半の管球アンプは、適切な負荷(スピーカー)が繋がっていないと壊れやすい物です。 半導体アンプの場合は逆にスピーカーを繋がない状態でも壊れにくいのが一般的ですが、、、、(一部の管球アンプでは、不測の事故防止のため、スピーカー出力端子をショートさせて出荷している事例もあります。) スピーカーケーブルが外れた、あるいは断線した、又はスピーカー自体が破損し内部断線した、という状態で通電しますと、管球アンプの多くは、回路内の一部に想定外の高電圧が発生して、履かししてしまう場合も有りますから、安全のためショートさせておく、というケースも在るのです。 (半導体アンプの一般的な常識とは逆なので、すでにご存知とは思いますが、一応書き込んでおきますネ。) 基本的に、半導体アンプよりはタフな管球アンプですし、代替出来るパーツが入手出来れば、ハンダ付け作業で治せる物ですから、壊さない為の基本を知っておいて、もしもトラブル(異常)を感じ取った時、すぐに対処するように心がけておけば、修理不能に至る事は少ないと思いますよ。

markees88
質問者

お礼

現場にそった回答でとても分かりやすいです。 ありがとうございます。

その他の回答 (2)

回答No.2

はじめまして♪ 管球アンプの場合、真空管(管球)が消耗品で、これが壊れて異常動作した状態や、規格が違うモノを使って、という過剰な負荷が他のパーツにかかったまま放置すれば、コンデンサーのパンクや、抵抗器の焼損、時にはで現回路系まで巻き込む場合も否定しきれませんが、、、まぁ、滅多に無いと思います。 ヴィンテージ級の管球アンプの場合、真空管の交換は、正しい互換球が有ればまず問題ありません、(ただし、一部の回路では真空管の選別などが必要な場合もあります。) 古く成った電解コンデンサー等は本来の設計値から大きく変化している場合が有ったり、同じ様なサイズで同じ様な規格品が入手出来にくい場合がありますので、電気回路上ではなんとか対処出来ても、見た目が大きく変わるなどで、オリジナル性を大きく損なってしまう場合も有り得ます。 抵抗器は、あまり目立たないパーツなので、まぁ大丈夫でしょうかねぇ(^o^) 一番困るのが、とてもタフで滅多に壊れないはずのトランスです。 滅多に壊れないので、代替部品の入手が困難で、大きさや形、外観上での特徴も存在感を持つ部品なので、、、 基本的に、滅多に壊れないから製造に組み立てられたトランスと、当時の保守部品としてストックされた物以外は、見た目だけでは無く電気的規格もマッチする物の入手は、案外苦労するのです。 (こういう部品を求めるため、壊れた製品、ジャンク品を入すする。というケースも少なくありません。) 真空管が劣化(壊れた)状態で使い続けたり、正しくない互換球を使ったりすると、他の部品も影響を受けやすく成ります。 何が何でも純正の交換球、とは言いませんが、他の回路調整が必用に成る互換球などを無調整で用いたりせず、回路に合う選別球を用いたり、入手した球に合わせた回路調整を行なえば、ビックリするくらい長寿で活躍出来るはずです。 基本的に「壊れない機械は無い」のですから、適度なメンテナンスと、異常があったらキチンと修理するようにして下さい。

markees88
質問者

お礼

ありがとうございます。 真空管に異常が起きて、アンプまでいくのはパワー管でしょうか?流れる電流値が高いのでそう考えました。 また、昔より最近のアンプの方があらゆる異常に1つ1つのパーツが強い。 また、アンプから真空管への異常を与える可能性が少ない。 でしょうか?

noname#230414
noname#230414
回答No.1

一番壊れるのはコンデンサー、コンデンサーのパンクで荷電流が流れて 真空管が七面鳥のなります。 コンデンサは消耗品で2年に1回交換しています。 二番目に抵抗のパンクで荷電流が流れるので真空管がいかれる。 自作真空管アンプ使用していますが40年間壊れたことは無い。 毎日3時間鳴らしています。

markees88
質問者

お礼

ありがとうございます。色々な視点で答えて頂き助かります。

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