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戦闘ヘリコプターを89式小銃で撃墜できます?
特殊作戦群が中国軍の装甲ヘリに発砲するシーンがありましたけどプロペラを狙えば落とせますか? 腕のいい3人で狙えば1割くらいは勝つのですか?
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歩兵銃で装甲目標を撃破するために作られたのが5.56mmNATO弾です。 バルカン砲と比べて火力は不利ですが威力はヘリを撃墜可能ではあります。
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- eroero4649
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アフガニスタンやソマリアなどで、米軍のヘリがAK銃で撃墜されたって話はほとんど聞いたことがないからAK銃より小口径の5.56mmNATO弾では無理でしょうね。 映画「ブラックホークダウン」や「ローンサバイバー」であったような撃墜された事例は、RPG7で撃墜されているケースですね。RPG7は元々対戦車ロケットですから、まさか対戦車砲を対空砲として使うとは、設計した人も夢にも思わなかったのではないかなと思います。 https://youtu.be/aGPcA5SEvIw この動画は、ウクライナ紛争のときにウクライナ軍の兵士が「味方」のMi-24ハインド攻撃ヘリの攻撃をされる映像です。 これを見ると分かりますが、低空を一瞬で飛び去る攻撃ヘリに射撃をするのは極めて困難です。ましてや攻撃ヘリはこちら(撮影している側)を大口径の機銃で狙っています。隠れたり、逃げ惑うので精一杯ですね。この動画のケースでは味方に狙われてしまっているので、もし反撃したら相手(ヘリ)はますますこちらがロシア軍だと思って攻撃するので「間違ってるよ、味方だよ、早く気付いてくれよ」と祈るしかないのです。動画の最後のほうで携帯電話でどこかに電話している人は、軍のどこかに電話したみたいで「空軍(ウクライナ軍では攻撃ヘリは空軍の管轄)に繋げ!味方に攻撃されてるんだバカヤロウ!」っていってるらしいです。
- kagakusuki
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通常の小銃弾を使用した場合は無理です。 89式小銃に使用されている「89式5.56mm普通弾」はNOTOの小火器用の標準弾薬である「5.56x45mm NATO弾」とほぼ同じもので、その5.56x45mm NATO弾は、それまで使用されていた7.62x51mm NATO弾が対人用としては威力過大であった事と、反動も大き過ぎて命中精度に悪影響を及ぼしていた事などといった理由から、軽量化して威力と反動を抑えた代わりに、歩兵が携行可能な重量内でより多くの弾数を携行出来る様にしたものです。 元々、対人用としては不必要に威力が大きくならない様にするために採用されたものなのですから、装甲目標に対する効果などは期待されておらず、鉄板などに対する貫通力は非常に弱いとされています。 【参考URL】 5.56x45mm NATO弾 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/5.56x45mm_NATO%E5%BC%BE それに対して、本格的な戦闘ヘリであれば、地上や敵航空機などから機銃掃射を受ける事も想定して、ローターブレードに12.7mm機銃弾が直撃しても部分的に穴が開くだけで、そのまま数十分程度は飛行可能である様に設計されている事が半ば一般的となっています。(因みに、「12.7x99mm NATO弾」の弾頭重量は種類にもよりますが約42~52gであり、たった4.1gに過ぎない「5.56x45mm NATO弾」の10倍以上です) アメリカの「AH-1Sコブラ」(及びその発展型)や「AH-64アパッチ」などは、炸裂弾もある23mm機関砲弾がローターブレードなどに直撃しても30分間は飛行可能なように設計されています。 【参考URL】 A129 マングスタ - Wikipedia > 2 機体構成 https://ja.wikipedia.org/wiki/A129_%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%82%BF#.E6.A9.9F.E4.BD.93.E6.A7.8B.E6.88.90 Military Powers AH-1S対戦車ヘリコプター特集 http://www15.tok2.com/home/lttom/military-powers_jgsdf/air/military-powers_ah-1s.htm AH-1Z ヴァイパー - Wikipedia > 2.1 基本構造 https://ja.wikipedia.org/wiki/AH-1Z_%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%BC#.E5.9F.BA.E6.9C.AC.E6.A7.8B.E9.80.A0 AH-64 アパッチ - Wikipedia > 3.1 基本構造 https://ja.wikipedia.org/wiki/AH-64_%E3%82%A2%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%81#.E5.9F.BA.E6.9C.AC.E6.A7.8B.E9.80.A0 中国の戦闘ヘリのローター部分の耐弾性能に関しては情報がなく、加えて中国軍の場合、戦闘ヘリの分野では西側諸国と比べて大きく遅れていますから断言は出来ませんが、中国初の本格的な攻撃ヘリコプターであり、最新型でもある「武直10型 霹靂火」(WZ-10)に関しては、前述の「A129 マングスタ」のメーカーでもあるアグスタ社作業協力していると言われている様ですから、20mm機関砲弾辺りであればどうか判りませんが、5.56mm弾程度がローターに直撃したところでどうにかなるような代物ではない可能性が非常に高いと思います。 【参考URL】 WZ-10 (航空機) - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/WZ-10_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F) 尚、89式小銃では、通常の小銃弾である「89式5.56mm普通弾」以外にも、銃弾ではなくグレネード弾である「06式小銃てき弾」を使用する事も可能になっております。 【参考URL】 89式5.56mm小銃 - Wikipedia > 5 追加仕様 https://ja.wikipedia.org/wiki/89%E5%BC%8F5.56mm%E5%B0%8F%E9%8A%83#.E8.BF.BD.E5.8A.A0.E4.BB.95.E6.A7.98 06式小銃てき弾 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/06%E5%BC%8F%E5%B0%8F%E9%8A%83%E3%81%A6%E3%81%8D%E5%BC%BE 22mmライフルグレネード - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/22mm%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%89 この「06式小銃てき弾」は尾筒内径22mmである「22mmライフルグレネード」の1つとして分類されているもので、弾速は機関砲弾などとは比較にならないほど遅いため、その威力はおそらく20mm機関砲弾や23mm機関砲弾には及ばないのではないかと想像致しますが、一応、対軽装甲目標に対してであれば効果があるとされている様ですから、質問者様が御覧になられた作品内の場面の様な小銃弾を使用した射撃ではなく、尾筒内径22mmのグレネード弾である「06式小銃てき弾」を装備した多数の自衛隊員が、射程内の二百数十メートル(垂直方向も含む)という近距離まで接近して、複数発を命中させる事に成功し、尚且つ、よほど当たり所が良ければもしかしますと撃墜する事も不可能ではない可能性もないとは言えないかもしれません。
- norepe
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下手な鉄砲も数打ちゃ当たるて事も有るが。
- ithi
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perzz150 さん、こんばんは。 89式小銃で発射される小口径高速弾では若干の改良が見られるものの、100m以内でないと威力は減退します。装甲ヘリは頑丈ですので、メインローター(プロペラ)の下のエンジンを狙って数十発当てて、やっとだと思います。あちらはこちらの何倍も威力のある機関砲を持っているんですから、勝負になりません。どうせなら、スティンガー携行SAMが有力だと思います。 小口径高速弾 https://ja.wikipedia.org/wiki/5.56x45mm_NATO%E5%BC%BE