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同性愛に関係する男性の着エロの好み
- 一般的な同性愛者と一般的な異性愛者は同じ理由で同性を愛したり異性を愛するわけではない。
- 男性の着エロ好みの理由は、モデルの格好に共感し萌えを感じることと、男性がセクシーでエロいと感じるため。
- 同性愛とは関係なく、同性愛者でない人は基本的に男性の着エロを好まないのは個人の好みや文化の問題による。
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先に私なりの結論を言えば、男性の場合、同性の着エロに萌えを感じるのは同性愛的傾向のひとつです。 同性愛的傾向の男性が男の着エロに萌えを感じるのは、ごく自然な性的対象を鑑賞する時の反応...すなわち女性グラビアアイドルなどを見る一般男性の視点とそれほど変わりません。 もちろん、その対象を犯してやりたいと思うゲイ男性と、その対象に犯されてみたいと思うゲイ男性とに分かれると思いますが、少なくとも同性愛的傾向がない一般男性ならば男の着エロに萌えることはなく、むしろそういったものを毛嫌いすることの方が多いでしょう。 それはなぜか、と言えば、一般的に男性は「見られる」ことに慣れていないからです。 10代や20代の年頃の一般的な男性なら、確かに異性からモテたい...などといった気持ちはもちろんあるでしょうけれど、積極的に自分のセクシーな肉体を異性から見てもらいたい...とまでは思わないのがほとんどです。 男性はあくまでも自分が性的対象を「見る側」でありたいのであって、反対に自分が性的対象として「見られる側」になることを、動物的に負けたような気分になってしまうので無意識的に拒否反応を示してしまうのです。ですから、一般的な男性は、たとえばセクシーな姿を披露している男性モデルなどを見たときに『もしも自分がこのモデルのようにセクシーな姿を見られるとしたら...』と無意識に想像すると羞恥心が生まれ拒絶してしまうのです。 ただし、一般的な男性でも例外は存在します。 たとえばモデルやタレントやダンサーなどは、見せびらかしたいわけではありませんが、職業上「見られる」ことに慣れているので、自らが着エロのような状態で「見られる」ことにもさほどの抵抗はないでしょう。 特にボディビルダーのように体を鍛えている人やアスリートなどは、その肉体こそが自身の価値であると自負しているわけですから、肉体美を見せること自体に何ら抵抗もなければ、「見られる」こともいとわないのです。 しかし、面白いのは、たとえばボディビルダーやアスリートが、いったい誰に向けて肉体を見せ、誰に見られたいと思っているのか...というところです。 多くのボディビルダーやアスリートは、実際には異性に向けてその肉体を見せたいのではなく、むしろ同性からの賞賛や羨望を集めたくて肉体を見せています。 肉体に自信を持っているボディビルダーやアスリートなどの場合、先に言った「見られる側」になることで敗北感や羞恥心を覚える一般的な男性とは逆で、鍛えた肉体を同性に向けて「見せる」ことで無意識的に男性としての優位性をアピールしているのです。 動物のオスのマウンティングに近い反応で、自分がオスとして優れているということを確かめたい、という本能的な行動と言えます。 男性が男性に向けて優位性を見せつけたり、男性同士で肉体を褒めあう...などは、本人たちにその気はなくても側から見れば同性愛そのもので、しかし同性愛とは呼ばずにホモソーシャルなどと呼んだりします。 女性のいない男性だけの単一(ホモ)の集団の中では、肉体美によってマウンティングに近い優位性をで競い合ったり、またそういった肉体や男性性(たとえば男らしさ、など)を極端なほどに崇めてしまうことがあります。このホモソーシャルな状態を、性的対象を問わないノンケ男性が内在している心理的な同性愛傾向と考えられています。 すなわち、同性愛という定義を、性的対象や性的興奮の有無で考えるのではなく、ホモソーシャルのような同性の同性たる魅力の賛美や発見といった部分で捉え直せば、あなたが男性の着エロに萌えを感じることは、性的興奮を問わずに『同性愛的傾向』と考えることができます。 ただし、ホモソーシャルで重要なのは、実はホモソーシャルな男性ほど、性的興奮という意味での同性愛を異常なほどに憎む傾向がある...ということです。 肉体美などで優位性を誇示しているからこそ、自らが性的対象として「見られ」、「選ばれる」ということを嫌悪するのでしょう。 簡単に言えば、オスとして優れていることをオス同士の集団の中で示せば、自らが好きなようにメスを選べるようになるはずであり、そんなオスとして優れた自分がまさかメス(ないしは同性愛のオス)から選ばれる側になるとは思いもしていないからです。 オスとしてマウンティングすること自体が同性愛的傾向であるにもかかわらず、同性愛者から性の対象とされることに恥辱を覚える、というホモソーシャルにおけるねじれです。 なお、女性にもホモソーシャルは存在します。しかし動物的にメスは集団での協調性を重んじる傾向が強いので、女性の場合のホモソーシャルは、集団の中で優位性を示すよりも同調性を示すようになります。 すなわち、女性の「きれいな同性にあこがれてしまう」といったホモソーシャル的な同性愛傾向は、「きれいな女性」よりも美しくなろうとはせず、「同じくらいきれいになる」という同質化や均質化を目指すので、マウンティング的な行為によって優位性を示し集団の中で競い合うことを促す男性におけるホモソーシャルとは方向性が異なるのです。 動物的に考えれば、オスは集団でもっとも優れたオスの遺伝子だけを残せればそれでよく、メスは集団のすべてが均質に遺伝子を残す(優れたオスの遺伝子を受け取る)ということが本能的なレベルでの目的だからでしょう。 なお、人間以外の多くの動物でもホモソーシャル的集団内の同性愛行為が確認されていますし、また見た目の上で優位に立てなかったオスは、あえてメスのような容姿になりメス集団の中で生活して交尾を成功させる...といったオスによるメスへの擬態行動も確認されています。 ですから同性愛傾向も同性愛行為もオスのメス化も、はっきり言って、すべてが動物的には自然な行動であると言えます。 余談ですが、女性の方が同性愛者に寛容なケースが多いのは、このようなメス集団のホモソーシャル的観点と、そもそも歴史的に女性が異性から「見られる対象」であることに慣れてしまっているからでしょう。 専門的なエロ本屋だけでなくコンビニでさえ男性向けのエロティックな姿の女性が表紙を飾る雑誌がたくさんあるのですが、これを真逆にしたら、エロティックな衣服だったり股間などを露わにした男性の姿が表紙を飾る雑誌が大量に並んでいることとなります。おそらく通常の男性ならばひどく恥ずかしく耐えられない光景でしょう。 良くも悪くも、社会的に女性はそのような「同性(女性)が異性(男性)からの性的対象として『見られる』」状況を長らく耐え忍んできたがゆえに、女性は同性の着エロや同性愛にも寛容で、男性の不寛容さは結局のところ「慣れていない」だけです。 長々と書いてしまいましたが、動物的にはホモソーシャルが前提であり、同性愛的傾向は誰もが持っているものだと思っています。子孫を残すというタイミングにおいて異性愛を選ぶようになるまで、動物全般で同性愛が普通なのだと思います。 しかし人間は他の動物に比べて性成熟から死までの期間が長く、そのため夫婦としてツガイになって過ごす期間の方がホモソーシャルに属している期間(たとえば学生時代など)よりも長くなります。 このことで異性愛が普通である...といった観念に陥ったのだと思いますし、ホモソーシャルに属している期間での無意識的なマウンティング行動が人間の場合にはねじれた心理構造を生み出してしまい、男性による過剰な同性愛嫌悪につながっているのだと思います。 最終的に着エロと関係のない話になりましたが、参考になれば幸いです。
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- 177019
- ベストアンサー率30% (1039/3444)
「同性愛者」との決め付けないで、多様な考え方をするならば、男性の着エロも好きだけど女性の着エロも好きだというのであれば、バイの傾向が強いと思います。男性のセクシーでエロ?という点で見るならば、私は「競パン高校生」を楽しみに見ています。また最近ではオネエの世界も女装家とか、多様な性の世界が繰り広げられています。それでもご飯を食べて行けるのが東京です。我々田舎人間は心を閉ざしたままひっそりと自分の性を隠し通して生きて来ました。段々とアメリカ並みに変わって行くのでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 女性の着エロはちょっと今ひとつですね。 むしろ「男性もそういう格好が広まればいいのに」という気持ちの方が先立つ事が多いです。 確かにオネエの世界も女装かとか多様な性の世界が繰り広げられているのは一概に悪いとも思えないのですが、一つ引っ掛る事。 結局の所、それってそういうのが「理解される」様になったというよりかは、そういうのを「いじめて」いた人が、今度は「娯楽」に使っている様な風もあって、なんだか複雑な心境です。 必要以上にオネエキャラを推す様な番組があったら、なんかちょっと警戒してしまいます。
- hikarikohikaru
- ベストアンサー率33% (1/3)
憧れなのではと思います。 私は女性ですが、グラビア写真を見るのが好きです。それはやはり憧れや、綺麗な物を見るのが好きだからです。ムラムラとは違う、ドキドキを感じます。 こうなれたらいいな、こんな人素敵だなーという眼差しです。 恋愛対象は男性ですし、女性とそういうことをしたいとは思いません。 つまるところ、同姓とそうなりたいか、なりたくないか、だと思いますよ。 ただ見るのと、本当に触れたいは別なのでは?
お礼
ありがとうございます。 「そうなりたい」訳ではありませんね。 単に見てどう思うか、そんな格好を自分がしたら自分にとってどうか、というのが一番の重点です。
- lemonade11
- ベストアンサー率8% (2/25)
自分を信じましょう・・ 他人に聞かないと 出来ない事なら それは 本心から願ってしてるのでは無く 別の理由から来ているだけです・・ ニューハーフって 他人に勧められて なったのでは無い筈ですよ・・ 自らが決めないと改造手術なんて してないと思いますよ・・ はるな愛だってカバちゃんだって 自分の意思で決めた事だと思う・・ あなたが同性に興味があるのなら それでもイイが 他人に聞かないと解からないくらいなら 単なる性癖なだけ・・
お礼
ありがとうございます。 まあ、性癖なんでしょう、多分。 ニューハーフになりたいのとはちょっと違います。
(;・ω・) 何だか・・ 何だかとっても悩んでいらっしゃいますね(汗) 色々な方向から書かれていらっしゃいますが 私には、そこまで説明が必要なほど不思議な事とは思えません。 同性への憧れというか、萌えというのは確かに少数派なのでしょうけど、あっても特別な事ではないので納得できます。 その状態で「同性愛者ではない」という事も納得です。 ほら、男性用の筋肉情報誌?みたいなものもコンビニに売られているじゃないですか。 ああいうのを手に取る男性は、似たような方が多いのではないでしょうか。 「ダビデ像のように美しく、セクシーな体だ! 俺もこんな体になりたい!」 という感じでね。彫刻家にも、そういう感覚があるかもしれませんよ? ( > 同性愛者でない人は基本的にこういう物を好みませんが、それはなぜでしょうか? これについては、男性ならではの事情だと思います。 産ませる性の本能みたいなものかな? 確かに、なぜか男性は男性の裸を毛嫌いする人が多いですよね。^^; 「興味がない」を通り越して、毛嫌いする人が多いのは私も不思議だと思います。 女性で女性の裸を毛嫌いする人はいませんから…。 女性の場合は通常、興味がないという状態です。 不二子ちゃんくらいナイスバディなら、憧れるという点で興味を持ちますが。) 私は女性なので、男性の外見上の魅力について理解できるのは当然ですが 性別を逆に置き換えても納得できるのです。 少ないですけど、魅力的な女性(同性)は存在します。 映画やドラマ、漫画やアニメに登場します。 しかし、どんなに魅力的に見える女性でも 男性(異性)を見る時とは明らかに感覚が違うんです。 うまく言えないので(私にとっては、悩んだ事もないくらい普通の事だったのでw)割愛しますが…。 (実は今「悩むほど特別な事だったの!?」って、少しショックを受けていますw) いま、付け焼刃的に【外見に特化して】理屈で考えてみると私の場合は・・ 【なってみたい憧れ。見ていて爽快で気持ちがいい。】 → スッキリ爽やか。カッコ良い女性。体の凹凸も少な目。 【アップで見ると、ドキドキする!?】 → 極端に言うと、ベヨネッタ系のお姉様。 妥当な線で黒執事のニナか…。 本音を言うと、小林智美の描く女性の絵かなw キャラにも寄るけど。 あとは・・中世ヨーロッパの画家で ティツィアーノやドミニク・アングルの描く女性ですね。 ウィキペディアで綺麗な画質の絵が見られます。 ☆ あくまで外見に特化した話です。 実際、好みの役者やキャラクターは性別を問わず、性格による部分も大きいので…。 あとは。。 もっと言うと、見た目じゃない世界になるので難ですが…。 その、ごく稀にいるんですよね。現実に。 顔が特別美人という訳ではなく。特別に若いという訳でもない。 化粧が濃いわけでもないし、体型が美しいという訳でもない。 (ほどほどに、平均的な中年太りの状態。) 身嗜みはきちんとしているけど、お洒落に特別 気を遣っている様子はない。 ごく普通の中年の女性(40代~50代)なのに、変に色気が溢れてる人w 私も同性愛者ではありませんし、惹かれる事はありませんでしたが 驚いて2度見、3度見しましたw 15年くらい前によく使っていた、駅の売店の売り子さんだったんですけどね。 あんな人を見たのは、後にも先にもあの時だけです。 何とも言えない色気がすごくあって、びっくりしました。 しばらく家族の中で話題になっていましたねw 私が話すと「ああ、あの人! ほんと不思議だよね!」って感じでw (家の中で女3人、全員が同じ感想を持ったものの 父は… 気の毒な事に通勤時間が合わず、一度も会えないままでしたw) あの女性の魅力は一体なんだったのか。 2度見、3度見のあと、思わず肌に目が行くというか、 ドキドキするというか、何と言うか…。 別に、それだからどう っていう話ではないんですけどね。 今でも謎ですが、あれを本当の(女性の)色気というのだと思っています。 男性にも、そういう不思議な人がいる可能性はあるでしょう。 (もやしっ子なのに雄々しい魅力! とか、 普通のオジサンなのに、どこか男が憧れるカッコよさ! とか・・w) きっと外見じゃないんですょ、ホントの魅力はw
お礼
ありがとうございます。 確かに本当の色気は中身から出るのでしょうね。 ただ、僕には難しくてよく分かりませんが、すみません。
お礼
ありがとうございます。 僕の場合、実を言うと男女問わず恋人やその候補というのは現在全く無い状態なのですよね。 だから、そういう意味で他人を意識するということがあまり無く、どっちかというと自分にとっての自分としての形でのホモソーシャルを維持しているのかも知れませんね。 従って、恐らく「誰(異性か同性か)に見られるのか」というのは殆ど意識していないと思います。 強いて言うと、自分自身が客観的に自分を見てどう思うかというのが一番強いですね。 また、人に性的な目で見られるのは、別にネガティブに考えた事は無いかも知れません。 男と女、どっちが選ぶ側でもいいんじゃないか?と思うし、仮に自分が選ばれる側という立場になった時であれば、選ばれないよりは選ばれる方が俄然上ですし、贅沢言うなよって感じですね。 会社を例にすると、社長になれれば良いかもしれません。 しかし、同じ平社員同士なら、ただの窓際族として最低賃金しか貰えないのと、優秀な技術者としてボーナスをいっぱい貰えて給料も多いのでは、どちらが良いでしょうか。 じゃあそっちがいいじゃない、って感じですね。 むしろ、出世できない、しない分際で、平社員では云々と言うのもどうかなあという事です。 だから僕にとっては男の人の着エロも素敵だと思うし、それを見習って自分が歩く萌えキャラと化しても、その能力が無い事よりはある事の方を誇りに思っているという感じですね。 だから僕の場合は、他人を意識してというよりは、自分を意識した上での自分ありきですね。