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なぜ東横急行と副都心通急の停車駅が多いのでしょうか?
- 東急電鉄が設定した停車駅には不満はないが、なぜ急行なのに日吉から自由が丘までの区間で多くの駅に停車するのか疑問。
- 同様に、副都心線通勤急行の小竹向原から和光市までの停車駅にも疑問がある。
- 利用者の便宜を図るためと言われているが、有楽町線が並走している区間ではなぜ全列車急行に変更しないのか疑問。
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▼東横線の急行 武蔵小杉もJR線(南武線・横須賀線)との乗換がありますね。 また、乗降人数も17万人を超えている(東横線4位)上、 10両編成の車両を車庫にしまうときに「急行・武蔵小杉行」として運転しているので、 止めないわけにはいかない駅です。 そうすると、今の急行との差は田園調布だけになってしまいます。 特急:主に渋谷~横浜を乗り通す人向けの列車 急行:東横線中間駅から渋谷・横浜へ出る人向けの列車 と理解されると良いかと思います。 たしかに、渋谷~横浜を急行で乗り通すと辛気くさい感じがするのですが、 これが日吉・綱島など途中駅からの利用だと速く感じて便利な列車です。 (特急に抜かれず、そこそこキビキビ走るので速く感じるんだと思います) 逆に、特急は渋谷~横浜を乗り通すときには便利な列車ですが、 日吉・綱島など途中駅からだと利用できない(または各停から乗り換え)ので イマイチな存在だったりします。 この双方の列車を1:1で設定しているので、 バランスは取れているんじゃないかと思います。 ▼副都心線の通勤急行 和光市~小竹向原は有楽町線の線路を走行するのですが、平日朝夕は電車の本数が多く、 有楽町線の電車のすぐ後ろを副都心線の通勤急行が走る形になります。 その結果、途中駅を通過してもすぐに先行電車に追いついてしまい、 「通過駅のホームに先行電車が止まっているため、直後のトンネル区間で信号待ち」 ということになります。 であれば、急行もこの区間は各駅に止めてすべての電車の所要時間を揃えてしまえば、 トンネルで信号待ちなんてことも起きないですし、通過駅利用の人も便利に使えます。 逆に、渋谷~小竹向原の通過駅ですが、山手線の少し東側を並行していることもあって、 各駅とも利用人数が非常に少ないです。 一番多い要町でも38,000人ほどで92位。(東新宿は94位です) 雑司ヶ谷に至っては17,000人ほどしかおらず、下から5番目です。 (山手線の目白でも38,000人ほどいます) 副都心線の本数自体がそれほど多くない上、東新宿で追い抜きもできるので、 昼間同様に急行運転をしていると言うわけです。
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- FEX2053
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もともと、東急東横線には「急行」と「普通」の2種類しか 列車種別がなかったんです。 で、昔の停車駅は渋谷を出ると、師範学校があった学芸大学、 乗換駅の自由が丘、自社開発の住宅地の田園調布、南武線 接続駅の武蔵小杉、車庫のあった日吉、温泉のある観光地だった 綱島、横浜線接続駅の菊名、で、横浜と終点桜木町だけだったん です。ごらんのとおり、それなりに意味のある停車駅ですね。 それから、メトロ乗り換えの中目黒、多摩川線乗り換えの多摩川、 車庫の関係で止まる必要が出てきた元住吉・・・と停車駅を 足しちゃった結果、渋谷-横浜に時間がかかりすぎるようになった ので、湘南新宿ライン対抗のために特急ができた・・・という のが、現状なんです。 なので、急行の停車駅は「過去の経緯でどうしようもない」という のが答えです。 同じ理由で、東急田園都市線の「たまプラーザ」も、今更通過 できないために、急行が、鷺沼-たまプラーザ-あざみ野と3連続で 止まっちゃってるんです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 そういういきさつがあったのですね・・・。 確かにかつて停車していた駅なら通過することはできないですものね。 うんうん、なるほど~。 納得しました♪
- natsuanko
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停車駅を決めるのは、他路線との接続があることと乗降客数だと思います。 日吉から自由が丘までの停車駅は全て他路線との接続のある乗換駅です。 ちなみに、接続している路線は以下の通りです。 日吉・・・横浜市営地下鉄グリーンライン 武蔵小杉・・・JR南武線、横須賀線 多摩川・・・東急蒲田線 田園調布・・・東急目黒線(目黒線が並走しているのは自由が丘ではなく、田園調布までです) 自由が丘・・・東急大井町線 綱島や学芸大学に止まるのは、乗降客数が多いからですね。 http://www.tokyu.co.jp/railway/data/passengers/#ty 東横線は更に早い特急があるので、急行も乗換駅に止まらないとなるとその路線に乗換ようとする人は結構不便になりますよね。 副都心線については、あまり利用していないので他の回答者におまかせします。
お礼
ご回答ありがとうございました。 乗り換えの駅に準じていたんですね。 そう考えてみると納得です。
- smash27
- ベストアンサー率29% (87/297)
(1)東横線について 目黒線の歴史に関係があると思われます。 目黒線はかつて、目蒲線といって、目黒~田園調布・多摩川園(現多摩川)~蒲田でした。 これが多摩川を境に目黒線と東急多摩川線に分割され、目黒線は武蔵小杉方面に延伸となりました。 その頃の名残だと考えられます。昔は田園調布がただの並走区間の終点ではなく、東横線と目蒲線のきちんとした乗換駅だったということです。 もともと停車していた駅を通過とするには地元の反発に対応しなくてはいけなくなりますし、最速列車でない急行にそれほどの労力を割く必要はないとも考えられます。 また、目黒線にも急行はあり、並走区間の停車駅は東横線と同じですので、質問者様のような発想は難しいかと。 (2)副都心線について 和光市~小竹向原の各駅は乗車数が多く、通過してしまうと各駅停車に混雑が集中してしまいます。そうすると各停の停車時間を長く確保しなくてはなりません。 この区間には追い越し設備もないので、通勤急行を通過させても前の各停を待たなくてはなりません。それならば全列車停車させた方が、通勤急行も結局速くなるのです。 また、小竹向原での乗り換え客は今でも多いですよね。ホームが広いわけでもないですし、これ以上小竹向原乗り換えに依存するのも無理がある気がします。 一方、雑司が谷や西早稲田は利用者が少ない上、東新宿で各停を追い越すことが可能なので、通過する価値があります。 東新宿を通過するのは貴重な通過線があるからで、ここに止まってしまうと渋谷まで遅い各停の後ろをついていくことになってしまい、速達列車になりません。
お礼
ご丁寧にご回答 ありがとうございました。 東横線と目黒線の歴史 よく分かりました♪ 目黒線にも急行があるんですね。初めて知りました。 あの急行表示は 埼玉高速鉄道線内のものかと。 副都心線のほうは 小竹向原駅での乗り換えの件がいまいちよく分かりませんでしたけど、でもなんとなくは分かりました。 ありがとうございました。
お礼
いつも詳しくご丁寧な解説。恐れ入ります。 本当にありがとうございます。 東急線のほうも 副都心線のほうも いちばん詳しく解説してくださったので本当に助かりました。 本当にありがとうございました♪ 副都心線のことも 毎日通勤で利用していながらわからないことだらけでした。