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日本の混雑が日本語訳に与える影響
- 人々のパーソナルスペースが侵され、親密さの限界を超えることへの苦悩
- 謝罪の欠如による不快感の増加
- 日本の文化における個人的関係の欠如への理解
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素晴らしい訳文とお見受けしました。 大差はありませんが、例によって、★を幾つか申しあげます。 >To them the crowding is so unbearable because their personal space is not only invaded but pushed be yond the limits of intimacy by other human beings. Having people step on their feet or poke them, even unintentionally, without apology, makes things worse. I often tell them that Japanese people do not apologize because they probably do not feel that the other people in the train are really "people" in the sense that there is no personal relationship with them. "You don't apologize to a table when you bump into it, do you?" I often ask. >彼らにとっては、自分のパーソナルスペースが侵されるばかりでなく、他の人間によって親密さの限界を超えるので、混雑はとても耐えがたいのです。たとえ故意でなくとも、足を踏んだり、小突いたりする人がいることは、事を悪化させます。私は、日本の人たちが謝らないのは、たぶん列車の中の他の人たちが明らかに彼らと個人的つながりがないという意味での「人々」だと感じていないためだからと、頻繁に話します。「テーブルにぶつかった時、あなた、テーブルに向かって謝らないでしょ?」よくこう聞きます。 ★(is) pushed beyond the limits of intimacy by other human beings:《他の人間によって親密さの限界が押し破られる(ので)》。pushed beyond the limits of~は、「~の限界を超えて押し入る」の意でしょう。 ★Having people step on their feet or poke them:《足を踏んだり小突いたりしてしまったことが》。Having以下は形式上主語ですが、「それなのに」という気持ちが込められているような感じですね。 ★without apology, makes things worse:《謝罪しないことで(しないから、)事を悪化させる》。withoutは、「~しないので、~しないから」と理由・原因を表す意味合いがあると思います。 ★the other people in the train are really "people":《その他人が、事実上「人間」だと感じていないからだ》。reallyは、「事実上、実際に、現実的に」といったニュアンスでしょう。 ⇒彼らにとっては、自分の個人的空間が侵されるばかりでなく、他の人間によって親密さの限界が押し破られるので、混雑はとても耐えがたいのです。たとえ故意でなくとも、足を踏んだり小突いたりしてしまっても謝罪しないことで事を悪化させます。私はしばしば、日本人が謝らないのは、たぶん列車の中の他人が彼らと個人的つながりがないという意味で、事実上「人間」だと感じていないからだ、と彼らに話します。そして、しばしばこう聞きます。「あなたも、テーブルにぶつかったからといって、それに向かって謝ることはないでしょう?」と。
お礼
回答ありがとうございました。