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修士と博士間でのテーマ変更。
文系大学院に通っています。 研究を続ける毎日ですが、徐々に興味が変わってきました。 博士課程に進むとき、修士の知識を活かして、教育学部を選びたいと考えるようになってきたのです。 私の願望のように、宗旨変えといいますか、修士のときと違う学部あるいは学科で博士課程に行くことは可能なものなのでしょうか? どうか教えてください!
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短大で教員をしています。 私の場合は,学部は理学部でしたが, 教育系(とくに理科教育)に興味を持ち, 修士課程は,別の大学の教育学部理科教育専攻の大学院に進学しました。 そこは,修士課程までしかなかったのですが, そこから,さらに研究内容を発展させるために 幼児教育学系の大学院博士後期課程に進学しました。 自分の研究内容を発展させていくにあたって, 別の学問分野に入っていくということは, 個人的には賛成です。 というのも,その研究対象自体が学際的な視点で 複眼的に見れるからです。 しかしながら,その分しんどいことも多々でてくると思います。 教育学でも,歴史的,文献調査的アプローチの側面の 研究もあるでしょうし, 教育心理学や教育社会学のスタンスもありえるからです。 アンケート調査でも,心理学的な分析方法論と社会学的な分析方法論とは, 重なる点もあるものの違う点も多々あります。 宗旨変えという点で考えれば,修士論文指導教授に 相談できるなら,したほうがいいと思います。 指導教授が知り合いの別の大学院博士後期課程の 教授を紹介してくださることもあります。 また,大学院博士後期課程に進学するということは, 博士論文を将来的に書かれると思いますが, その研究プロセスにおいて,博士後期課程指導教授と ソリが会わなくなったとき,相談できるのは, やはり修士論文指導教授だと思います。 個人の研究能力+指導教授とのつながりというのは, 大事なポイントだと思いますので, ぜひ現在の指導教授と相談なさってください。 逆にいまの指導教授とあまり相談したくないということであれば, 実力突破で,博士後期課程進学をする必要があります。 (とはいっても,入試の段階で修士論文指導教授の 推薦書を必要とする大学院も多いかと思います) 似た道を歩んだものとして,ARBさんを応援したいと思い書き込みました。参考になれば幸いです。
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- machirda
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文系大学院(D2)の者です。 私の場合、またちょっと状況は違うのですが、指導教授の所属学部の関係で博士に進学するときに研究科を代わるかもしれないという事態になったことがあります(結局変わりませんでしたが、自分の専門は言語文化系なのになぜか社会学専攻にいます)。 その時に大学側や他の先生方に同趣旨の質問をしたことがあります。 「修士の知識をいかして」ということですから、自分の研究対象にかかわりがある学科なのですよね? それなら不可能ではないと思います。ただし、その新しい学科で必要とされる基礎知識は備えていなければなりません というのも、同じ大学院に進学する場合でも、違う大学院に進学する場合でも、転学部するなら多くの場合一般入学試験を受けなければいけないことです。一般入学試験は学内推薦より問題も難しく、ハードルも高いです。文系の場合は第二外国語の知識も問われることが多いので、できれば早目に過去問を取り寄せたり、教授にアポをとったりした方がいいです。 あと、博士進学の際は、修士論文と研究計画も相当なウェイトを占めてきますから、その部分にも重点を置いた方が良いと思いますよ。試験を受けるのはまだ先でしょうが、修士で研究したこともおおきなアピールポイントになると思います。 とりとめがなくなってしまって申し訳ありませんが、何か参考になれば嬉しいです。。。
お礼
ありがとうございます! とても参考になりました。 どうにかドクター入試、頑張ってみようと思います。 また助けていただけたら、幸いです。 ありがとうございました。
お礼
大変ありがとうございました。 非常に参考になりましたし、勇気が沸きました。 僕の場合、僕自身の興味が変わったというのが80%で、あとは弟子・師匠という関係性の中であまり建設でない研究生活だったというのが20%あります。 どうにか、自分の研究人生を燃焼できるように頑張ります。 本当にありがとうございました。