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映画・ダヴィンチコード
トムハンクスさん主演の映画ダヴィンチコードについて質問です 映画の最後のシーンでルーブル美術館のガラスのピラミッドの地下にマグダラのマリアの棺が安置されているシーンがありましたが、あれはフィクション(映画の演出)ですか? ルーブル美術館やガラスのピラミッドは実在でしょうが棺は映画の中だけで 実際にはあの場所にはないのですよね? ぜんぜん宗教には詳しくないのですが、映画に出てくるシオン修道会というのは実在したのですか? 映画ではキリストの後継者は女性であることの秘密を守っていたみたいな話だったのですが、実際のシオン修道会というのはどういった団体だったのか教えてもらえると嬉しいです 映画を見て興味を持ったのでよろしくお願いします
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- kifimi
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>ルーブル美術館のガラスのピラミッドの地下にマグダラのマリアの棺が安置されているシーン フィクションです。 >映画に出てくるシオン修道会というのは実在したのですか? 実在しません。ですが、原作者のオリジナルでもありません。 『ダ・ヴィンチ・コード』は、ルーヴル美術館等の実在する有名なものと、ヨーロッパにおける一種のオカルト的なキリスト教伝説を上手く組み合わせた、フィクションです。 実在するものの組み合わせ方が巧妙なので、原作の発表当時、フィクション部分まで現実(カトリック教会が隠している秘密)だと信じ込む人もいました。ファンやマスコミがこれに飛びついたため、小説内で取り上げられた実在の施設や団体が「小説の内容はフィクションであり、無関係である」と宣言したほどです。 日本でも話題になって、テレビのバラエティで伝説の紹介や検証がされていたのを覚えています。なお、原作小説『ダ・ヴィンチ・コード』のプロットには元ネタと言える本があるのですが、日本ではあまり知られていません。 『ダ・ヴィンチ・コード』で取り上げられている伝説の部分は、日本で言えば、例えば源義経=ジンギスカン説とか、徳川埋蔵金伝説とか、ロシアのアナスタシア皇女生存説とか、そういう類のものです。ヨーロッパの聖杯伝説やテンプル騎士団、カタリ派などの歴史に興味がある人にとっては、「今さら」感のあるネタだそうです。 なお、宗教組織の「秘密」が題材のため、カトリック教会が公式に「これはフィクションだ」と言えば言うほど、「真実を暴かれると困るから否定するのだ」と、小説のフィクション部分に真実味を感じるようになるというのも、フィクションとしては上手い(そして、ずるい)仕掛けですね。 『ダ・ヴィンチ・コード』については、フィクション部分を信じる側・信じない側の両方からいろいろ情報があると思いますが、最初の手がかりとして、こちらをどうぞ。 ・Wikipedia ダ・ヴィンチ・コード https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89 ・Wikipedia シオン修道会 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%B3%E4%BF%AE%E9%81%93%E4%BC%9A