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廊下またぎの隠蔽配管(長文)
寝室の古いエアコン(10年以上使用)が壊れたので買い換えました。隠蔽配管で、配管を交換することは不可能なため既存の配管を洗浄して使うことになりました。 我が家は玄関を入って右手の部屋に室内機、左手の部屋の出窓の下に室外機をおく仕様になっています。つまり隠蔽配管が廊下の天井部分を渡って、となりの部屋へ繋がっている状態です。工事に来たAさんの話では、配管が水平に通っている部分の汚れがちゃんと取れないので、新しいエアコンは取り付けられないとのことでした。 販売店と相談の結果、別のエアコン工事業者Bさんが来て、ちらっとみただけで「では洗浄して取り付けましょう。私はこの道20年のプロだから、できますよ」という返事でした。 お聞きしたいのは以下の点です。 1.この洗浄作業をできるかどうかは、ウデ次第なのでしょうか? 2.洗浄すれば問題ないのでしょうか? 3.実は、購入したのは三菱電機の機種で、これは販売店が「配管を洗浄しなくても取り付け可能」というので購入したのですが、ウソ?だったようで、工事の方はAさんもBさんも「洗浄がぜったい必要」と言っていました。どちらが本当なのでしょうか? 4.万が一洗浄不十分が原因でエアコンが故障した場合、他の原因による故障と見分けることは可能でしょうか。例えば冷えなくなるとか、どんな音がするとか、具体的な特徴があれば教えてください。 長文失礼いたしました。工事は明日の昼ごろ予定しています。宜しくお願いいたします。
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ご相談のケースはフロン切り替えに伴う問題ですね~。 今までのエアコンは、冷媒にR22という奴を使っていましたが、これは今年から製造 中止になったので、現在販売されているエアコンの多くは新フロンのR410Aという ものを使っていますが、旧フロン(R22)を通していた配管パイプに新フロン(R410A) を通す場合には配管内部の洗浄(R22の完全な除去)が必要となるのが一般的なんで すが、三菱とナショナルは仕様として 1)指定の時間ポンプダウン運転行い、残留オイルの汚れをチェック 2)チェック結果問題が無ければ新フロンを配管に通してよい。 としています。 □ これを受けて。 1へのお答え 新フロンで配管洗浄を行う場合は機材が必要で、当然ながら、何度か操作 をした経験が必要です。(大したものでは有りませんが) 20年もやっていれば、同じような事も経験しているでしょうし、機器も 予め用意して、操作も習熟しているでしょうね。 (キチンとした方なら、経験1年でも準備万端整えているでしょうが) 2へのお答え 適切な方法で充分洗浄すれば問題ありません。 3へのお答え どちらも正しいと思います。 上に書いたように、「新フロンによる洗浄は不要(廃油のチェックだけでok)」 ということは、三菱電気製なら正しいです。(現場を見ていない販売店なら それ以上の話は困難でしょうしね) ただし、現実問題として配管の長さ/高低差/屈折回数/当該業者さんが 設定している単価等々の理由で、現場毎業者さん毎にお勧め(安い、早い 確実)の方法は変って来ます。(※) 極論すれば、配管長などによっては、配管ごと交換を勧める業者さんもおられる かもしれません。 廃油チェックの経験有無もあるでしょうし、結構判別が難しいチェックのようで もありますから、確実を期するなら多くのメーカーが採用する(業者さんが充分 経験を積んでいる=自信を持ってお勧めできる=確実・早い・恐らく安い)方法 を採る事は確実な方法でしょうね~。 4へのお答え 洗浄とそれに伴う施工が不良であった場合 1)ガス漏れor配管つまり 冷えなくなります。 2)(極まれに)コンプレッサーへの負荷 新冷媒は今までより高い圧力が掛かるのですが、異なる圧力で 液化が起こると、コンプレッサーの制御がうまくいかず、負荷 がかかる可能性があります。 なんてところが出るでしょうか。 参考までに、新冷媒以降での注意点を書いておきます。 1)真空引き 業者さんによっては、真空ポンプを使わないでガス交換をする方が おられます。 メーカーは真空引きを指示しているんですが、これがガスの圧力を 利用して、配管内の旧フロンや空気・水分を外に追い出すんですね。 特に、新冷媒を用いるエアコンは「構造上、真空引きをしないと 故障の原因だよ!」とメーカーが注意喚起をしていたりします。 2)配管の加工寸法の変更 新冷媒は圧力が高いので、配管加工の寸法が変わりました。 従来と同じ寸法だったり、モンキーレンチなどで適当に締め付けた りすると、接続部分からのガス漏れの危険性があります。 もちろん、閉めすぎも厳禁。 3)配管曲がり 配管が曲がっていると、その部分で冷媒つまりが発生しますので 圧縮機の故障原因等になります。
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- b206
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配管内の洗浄はコンプレッサーの焼きつきなど 異物が発生する(スラッジなど)要因がある場合と 新冷媒の機種を使用する場合に行うものですが 洗浄の仕上がりはいわゆる結果論的なものも あるといえます プロだからどうのともいえないものがあります 新冷媒の機種の場合従来の冷媒ガスで使用している 冷凍機油と新冷媒機種で使われている油は 相性が悪くまざるとスラッジを発生させてしまいます これが膨張弁(キャピラリーチューブ)に詰まり 正常な冷媒サイクルを阻害してしまうのです しかし三菱電機のエアコンはこの冷凍機油を 改良し、従来冷媒の油と混ざってもスラッジを 発生させる事はありません なので三菱電機のエアコンなら配管内の洗浄は不要 と言えるのです これはあくまでも配管内部に 既に異物などが発生していない場合に限りです ルームエアコン工事を行う業者は そんなに詳しいことは知りません 技術者と言える人間はルームエアコン付けなんて ほとんどやっていません >私はこの道20年のプロだから、できますよ 20年ルームエアコンを付けたからってナニが言えるのか? 新冷媒って20年前には無かったし・・・
お礼
お返事ありがとうございました。専門家の方から詳しいお返事がいただけてうれしかったです。三菱の機種にしておいて良かったと、初めて思えました。(本当は別のメーカーのが欲しかったので^^;) >新冷媒って20年前には無かったし・・・ たしかにそうですよね^^;勉強になりました。 また何かありましたら宜しくお願いいたします。
お礼
工事に取り掛かる前にお返事がいただけたので参考になりました。ありがとうございました。 実際の工事をよく見ておこうと思っていたのですが、急用が入ったため、身内に留守番を頼んで出かけてしまいました。とりあえず洗浄らしき作業は行なっていたということでしたし、三菱の機種ということもあり、今夜は涼しくすごせてほっとしています。 また何かありましたら宜しくお願いいたします。