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研究職に配属されなかった絶望
初めまして。今、非常に苦しく悲しいです。アドバイスいただけたら嬉しいです。 私は、理系の研究職に就きたくて大手機械メーカーに入りました。地方国立大の修士卒です。私はとにかく研究が大好きで、大学時代も一日中研究に没頭し、欠かさず毎日勉強をしてきました。研究留学をして現地の先生に評価されたり、何人もの教授にも君は研究者になるべきだと助言されました。幼い頃から一貫して研究が好きで、短い人生、研究に全てを捧げたいと思っています。今でも毎日、国内外の研究論文を欠かさず読んだり、本を借りては勉強しています。休日は、勉強して知識を得ることが一番幸せに感じるような奴です。 ただ、大切な人との結婚や就職難を視野にもいれて、博士課程に進むリスクを取らずに、大企業で研究職につけることを信じてこの春に就職しました。 その結果、配属されたのは全く研究職とは程遠い、品質管理部門でした。非常にショックでした。 自分のことをよく知っている先輩に話を聞くと、その部署では研究に近いことはできないそうで、自分の性格では向いてないだろうと言われました。さらに、激務だそうで、プライベートで自分の研究を進める時間はほとんど、とれなさそうです。 ここからどうすれば良いのか今必死に考えています。 そこでお聞きしたいご質問は以下の通りです。 ・品質管理部門から研究職に異動になる確率は低いのでしょうか。 ・研究職しかないような会社に転職した方がよいでしょか。ただ、現時点で研究職についていない人が研究職に転職できるのでしょうか? これからどうしていけばよいのか途方にくれています。 以上がご質問です。 今は本当に心が疲れているので、批判や中傷はご容赦ください。 どうかよろしくお願いします。
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- ayeaye(@heriotoro-pu)
- ベストアンサー率25% (212/836)
就職したばかりで、すべてが思いどおりに行くわけではありませんから、 希望をもっていけばよいのではないでしょうか。 元来、研究職って、地味で辛抱つよいものですよね。 会社だって、いつまでも今のままの体制というわけではなく、方針や編成だって 変わっていくものです。ある日、どんなプロジェクトが動き出すのかもわかりません。 社内には、あなたと同じ悩みをもっている人も多いと思います。或いは、学会等に 参加して、情報を集めるのもいいと思います。 優秀な人は、ぼやくだけではなく、建設的な展望をもっています。 「まー、無理だね」と、悲観的なことだけを言う人は、浮かび上がらない自分の 人生の仲間をつくって安心したいだけですから、気にしなくていいと思います。 優秀であれば、道は開ける(拓ける)はずです。
- hiodraiu
- ベストアンサー率15% (451/2846)
>・品質管理部門から研究職に異動になる確率は低いのでしょうか。 会社依存の話では? >・研究職しかないような会社に転職した方がよいでしょか。ただ、現時点で研究職についていない人が研究職に転職できるのでしょうか? 今の会社の評価(研究職には就かせられない)が正しいとすれば、研究職への転職は難しいでしょうね。また、転職の面接でも、何故研究職に配属されないかったのかの自己分析を聞かれるでしょうね。そこで上手く答えられなければ、それはそれで難しいでしょうね。
- yuklamho
- ベストアンサー率26% (305/1156)
40代半ばの生物系研究者です。 『・品質管理部門から研究職に異動になる確率は低いのでしょうか。』 ほぼゼロだと思います。 『・研究職しかないような会社に転職した方がよいでしょか。ただ、現時点で研究職についていない人が研究職に転職できるのでしょうか?』 これも、ほぼゼロだと思います。それに“研究職しかないような会社”というのは何処かの大学の研究室が立ち上げたベンチャー企業とか研究所くらいではないでしょうか。 本当に研究職で生きていきたかったのであれば、少なくとも博士課程まで行って学位を取るべきです。あなたが今でも研究者として生きて行きたいという強い意志をお持ちなら今の会社で働きながらお金を貯めて母校なり旧帝大の大学院に行くのがいいかと思います。 個人的には、御結婚の予定もあるのなら今の会社で働いて幸せな家庭を築かれるのが一番だと思います。 『研究留学をして現地の先生に評価されたり、何人もの教授にも君は研究者になるべきだと助言されました。』 それならその人たちに雇ってもらうのも一つの道かもしれませんね。 『幼い頃から一貫して 研究が好きで、短い人生、研究に全てを捧げたいと思っています。今でも毎日、国内外の研究論文を欠かさず読んだり、本を借りては勉強しています。休日は、 勉強して知識を得ることが一番幸せに感じるような奴です。』 研究って論文や本を読んで知識を得るのとは違いますから、もしそういうのが向いているのなら学術部門のようなところはどうでしょうか。
- ithi
- ベストアンサー率20% (1972/9601)
okokok7777 さん、こんばんは。 自分のことをよく知っている先輩に話を聞くと、その部署では研究に近いことはできないそうで、自分の性格では向いてないだろうと言われました。さらに、激務だそうで、プライベートで自分の研究を進める時間はほとんど、とれなさそうです。 理解しにくいのは理系の研究職に就きたくてという事は博士課程を視野に入れていらっしゃらなかったという事でしょうか?何人もの教授にも君は研究者になるべきだと助言されました。という事は博士課程に君は進むべきだとか言われなかったんでしょうか?あるいは未来の大学教授候補とか… 私は不思議なのは博士課程に進むリスクを取らずにというあなたの文章です。確かに博士課程になると、募集が少なくて大変でしょうが、あなたの大好きな研究職ばかりだと思うのですが… それから一生懸命努力して入った大手機械メーカーですが、退職する意思があるのでしょうか?あるのでしたら、また大学院に戻って、博士課程に入り、大学の先生になるというのはいかがでしょうか?
- potatorooms
- ベストアンサー率28% (3506/12498)
追加で。 私、学部卒でも就活しましたが、理系なら、当たり前ですが、研究職をつけますよ。 工学系かな、と思うので、基礎研究志望に限定されてるわけじゃないんでしょ? 有名企業にこだわらないなら、日本には研究を主たる業務にしている会社もありますし、メーカーでも化粧品専業や酒造では商品開発が研究みたいなものですしね。 そういう会社でも下っ端は必要です。学部卒や修士卒は、下手な博士より就職しやすいのもホントです。 でも、そんな新卒を公募で取るわけないよね。 たいがいの研究が主のメーカーは、研究室とのつながりを重視します。そこ卒の人は何を学んでるか分かってるし、研究室との共同もしやすくなるから。 それに公募するほど取らないしね。 なので、とにかく研究室の教授に泣きついて、就職先を紹介してもらうことです。
やはりそこまで研究したければ博士課程に進むべきでしたね。 研究職以外やるつもりがなければやはり博士課程に進むしかないかもしれませんね。 急がば回れとも言いますし。 可能性の高くないであろう現職場内での移動や、また同じことの繰り返しになるかもしれない上研究環境が質問者様の期待レベルでないかもしれない中小企業ではまたここで同じ質問をしなければ聞けない可能性が高いんじゃないでしょうか?
- hue2011
- ベストアンサー率38% (2801/7250)
きついことを言いますが、会社にとって研究職は「ごくつぶし」なんです。 予算をほしがり、好きなことをやっているだけで、なんら会社に利益を出さない。 そういう立場の椅子なんてふつう用意しません。 もちろんマテリアルとかあらたなものを作り上げたりする需要なんかはありますけど、そんなものを本社ではやらない。 社名のあとに何かをつけた別会社を作ります。 ABCケミカル、とかDEF科学研究所、みたいなものにするのです。 本社はものを製造したり販売したりすることに全力をあげます。 そして、研究所風の名前をつけた子会社には特許を取る行動をさせます。 論文を学会に発表して絶賛なんか受けても意味ありません。+ それが特許にできるかどうか考え、すぐに申請してしまう、のがこういう研究所的会社の仕事です。 特許は、申請中にしただけで、他の人間がそれに触ることを抑止します。 すでに他の人間が申請していたことがわかったら、どこかに入り込む穴がないか議論します。 この手の会社のやっていることは戦国時代の軍師の仕事です。研究者自体とは言えません。 こつこつ勉強したらえらい、というのは学生の話であり、社会では通用しません。 なぜなら、食べていかなければならないからです。 国立の研究機関なんていうものは存在します。企業がやりたいことを研究部門だけひきうけて支援したりします。 だけど、その場合は、企業の立場、食べていかなければいけない中で苦労して開発しようとしていることを理解してやらなければなりません。 センセイ然としていばりくさったら、そこですべておしまいになります。 まあ、そんなことをごたごた聞かされたくないでしょうから、私の経験をお話ししておきましょう。 私は大学院までいった、理論物理学の専門家です。 高分子流体というものをやった。これはある種のだいご味のある分野ですが、どこからも金が出ない。 あらたな物質を発見したなんていうならその権利で企業がお金を出してくれますが、特にものはなんでも構わない統計的な理論だと魅力を感じない。 博士課程にいきたいと思ったけど、教授の「基礎研究はどうしても孤立する」というアドバイスがあって、社会に出ることにしました。 研究職なんて考えもしないことにした。 IT業界にはいった。 研究室に残っていた連中が驚いた。大学院まででてどうしてプログラマの世界に、と皆言った。 当時はプログラマなんて学歴が必要な仕事には思わなかった時代です。 一番最初の仕事はちがったけど、2番目に、道路の修繕を行うための費用を確保するための自動検査装置という話があった。 こういう話は当時その業界では敬遠するものでした。 すでにあるコンピュータに、正規で提供されてていて標準的なプログラム言語を使いプログラムをし、コンパイルして実行する、というのが仕事だという認識なので、存在しない機械の議論なんかいやがった。 私は空気抵抗摩擦抵抗の力学的計算、取得したデータの統計的解析、帰無仮説の検証と実験提案をしてたちむかった。 そんなことはお茶の子ですから。 そして会社として信頼を受け、ロボット開発の仕事が舞い込んだ。形もなにもないもの。 マイコンで新しい石を使い、OSも何もないところで、私は音声合成なんかをかんたんにプログラムできる簡易言語を開発した。 これで、それほどハイレベルでない若いプログラマの仕事がつくれたわけです。 人間と声でやりとりをしながら危険な作業をするロボットは完成し、驚かれました。 営業は、そんなものできるわけないと思っていたらしい。 あとは、眼科の機械とか、だいたいいままで世の中に存在していなかったようなものの開発の場合は名指しで私がやることになった。 そうすると、現場で働いてもらう人間の作業の管理の問題が発生するので、いろいろ考えて品質の理論を打ち立てました。 品質管理というのがまともなことだと認識されたのは2000年以降ですよ。 ISO9001というのはその前からありましたが、それは日本ではJIS9901という変な番号で運用することになっておった時代があります。 それでは標準化もなにもできないという発想で結局は1本になったのですが、その歴史を見ながらいろいろ考えた。 そして、無茶な余計なことをしろと強制したり号令をかけて精神論にしたりする品質感覚を退治しなければいけないと思い、いろいろ書いて人に話をしました。 バグがあったらまずい、というおかしな信仰をなくさないといけない。 バグが存在しないように見えたらおしまいだ。その理論を組み立てました。 いまはどこにいってもそれを主張し、まず全部が受け入れてくれます。 バグが発見されたら花火をあげて祝う感覚が、いかに品質をあげるかわかったら品質担当者がすべてほっとした顔になります。 この理論は、OKWaveでときどき言っていますので、ここでは省きます。 まあそのほかいろいろ言っていると枠がパンクしますからずっと省きます。 いまやっていることは、実はナノ量子に関係した仕事です。 いつの間にか高分子流体にもどってきています。 高分子を知らなくてもダメだし、流体や統計がわからなくてもダメ。 複雑なデータ管理がいやでもダメ、分析手法を次々に思いつかないようでもダメ。 研究所にいたいよー、といったことなんか一度もありませんが、こういうところが私を呼んでくれるのです。 複雑なことを何も言わずに外注をし、その管理がクリーンで簡単なうえ、成果が上がることを知っているからです。 もちろん学会論文はさらさら読めますし執筆者と議論もします。 研究所にずっと居たいぞーと言い続けて原子核のほうに居残っていた人間を知っています。 これは自分よりだいぶ年上です。 すでに教授になっていたけど、一度大学がスイスに留学させたら、戻ってきたくないとごねてそのまま居座り、自分の講義とか講座を他の同僚に全部なすりつけました。 レポートみたいな論文は発表していたみたいだけど、何のひらめきもなく、したがって追随者も支援者もなかった。 そのままの、学生たちからは「あいつばかじゃん」と言われる人生を送っています。 さて、言いたいことは何かというと、自分の人生は自分が開くものです。 どこにいる、とか、どういう仕事をしているか、ではありません。 変なわがままをいいながら、いつか「あいつばかじゃん」と言われる存在にならないように、人生を考え直しましょう。
- MURAI YASUSHI(@yasudeyasu)
- ベストアンサー率43% (2489/5722)
人事採用担当者です。 >・研究職しかないような会社 シンクタンクとか、~研究所しかありません。 しかも学校での研究分野で限定されます。 研究職しかない会社はほとんど存在しないと いっていいでしょう。 モノやサービスを売ってお金を回収しないと 社員に給料を払えません。会社はそういうものです。 >ただ、現時点で研究職についていない人が研究職に転職できるのでしょうか? 分野とスペックによります。 不可能ではありません。 >・品質管理部門から研究職に異動になる確率は低いのでしょうか。 品質管理部門はメーカーには必ず必要。 しかも研究職よりはるかに人数が要ります。 現場を知らないで現場、会社の利益、お金を生み出す研究は できません。 そういった意味で新入社員は品質管理に配属されます。 (東大、京大院等ごく一部を除き) >ただ、大切な人との結婚や就職難を視野にもいれて、 >博士課程に進むリスクを取らずに、 >大企業で研究職につけることを信じてこの春に就職しました。 結婚や生活を選んで決断したのですから3年は頑張るべきです。 今の部署で腐らず頑張りながら、 研究職への希望を出し続ければ 研究職へ異動の可能性はあります。 ・研究職の倍率は高い(希望者がたくさんいる、みんながなれるわけではない、順番待ちがある) ・今後40年間働く前提でのキャリアプランがあり、 その上での品質管理部門への初期配属です。
- halkichi
- ベストアンサー率40% (77/192)
そもそも企業に就職して、何を研究しようと考えておられたのでしょうか? そして、それ以前に「研究」とは何をすることだと考えておられるのでしょうか? 大企業だろうと中小だろうと、今現在売れるものがあって儲けがあっての「研究」です。先行投資ももちろんするでしょうけど、M卒なら「プラスの研究成果が常に出る」わけじゃないことくらい身にしみてるのではないでしょうか? まして儲けの出るような研究成果じゃなければならないのが企業における現場じゃないでしょうか? 品管を下に見ているようですが、何も大昔からなんとなく品質管理というものを誰もが会得していたわけじゃありませんし、今もこれからも新しい形の品質保証の考え方や実践方法を人が生み出していくでしょう。それは研究対象にはなりえないのですか? 何をやったら研究してることになるのでしょうか? 企業に就職すれば、たとえ研究職についたとしても、その後移動になることは普通にあるでしょうし、そもそも研究も開発も地続きでしょうし、とある研究部門が(儲けが出ないとか成果が出ないなどを理由に)ごっそり切られることだって普通にあります。 まぁ、大学に残ったら残ったで、ポスドクは厳しいですし。パーマネントの職を得たとしても、あれも教育機関ですから、研究とは無関係の事務仕事がテンコ盛りな上に、地方国立ともなるとお金の算段で相当大変でしょう。 リスク回避で就職を決めたなら、勤務先の企業が傾くリスクを減らすべく、企業イメージを上げるためにも品質保証に努めるのが大事では? 博士号と取らないと決めた時点で、自分のやりたいことではなく、他人が自分にやって欲しいと望むことをそれ以上の成果で答えるのが、仕事を楽しむコツだと思います。 まぁ、気がつくと研究開発系のベンジャーを立ち上げてた人とかもいましたから、やれないこともないのでしょうが、ご自分で動くという選択肢はなさそうですし、お金を重要視するのなら、やっぱりそのまま働き続けるのが一番だと思います。
- potatorooms
- ベストアンサー率28% (3506/12498)
ひょっとして、国立大理系修士が、就活をして就職したってことではないですよね? もしそうなら、今すぐにでも(完全に遅いですが)院の教授に泣きついてください。
お礼
ご回答ありがとうございました。参考になりました。
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お礼
ご回答ありがとうございます。私生活との兼ね合いも考えて決意しました。 ありがとうございました。