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ケインズ学派と新古典派の違い
はじめまして。初めて質問させていただきます。 よろしくお願いいたします。 私は、今マクロ経済学について勉強しているのですが、ケインズ学派と新古典派の違いについて困っております。 全体的な違い(ケインズがセイの法則を否定したこと、完全雇用の考え方の違い)は分かるのですが、細かくまではあまり理解が出来ておらず、どうもスッキリ行きません。 なので、この理論の違いについて易しく教えていただけないでしょうか?お願いいたします。
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- Guhaa
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労働市場の捉え方が大きな違いでしょう。 大恐慌時、失業問題について、新古典派:現在の賃金は労働組合の圧力で高すぎると、賃金の引き下げを主張。つまり、財貨・サービス市場の需給曲線をそのまま労働市場にも適用。 ケインズ:労働供給曲線に賃金の下方硬直性を反映させる。賃金を引き下げたら、消費が伸び悩み、有効需要の減退から労働需要曲線は左へシフトしてしまうと新古典派を批判。労働需要曲線を右へシフトさせるために、不況で伸び悩んでいる(企業家が将来を悲観しているため)民間設備投資に代わって、政府が公共投資を行うべしと主張。 そのほか、金融市場については金利の決定について、新古典派:貸付資金説VSケインズ:流動性選好説という違いもあります。
私はマクロはあまり理解してないんですけど、 新古典派 労働者の給料は状況に応じてすぐに変わる。 ↓ 雇われていない人は多少安い給料でも働く。 ↓ 労働力の需要と供給の一致するところで 給料が決まるけど、労働供給数=労働者数なので 完全雇用になるように給料が決まる。 ケインズ派 給料はそんなにくるくる変われない。 労働組合が反対するし、給料下げたら他の会社に逃げられてしまう。 ↓ 他の労働者を雇うぐらいなら、 多少高くても気心のしれた今の社員を雇う。 ↓ 結果、完全雇用は達成できない。 という感じではないでしょうか。