- ベストアンサー
なぜCRT一体型PCは普及しなかったのか?
- 液晶一体型PCが普及した一方で、昔のCRT一体型PCはあまり普及しなかった理由は何だったのか?組み立て手間やコスト、異なる買い替えサイクル、スペースの問題などが関係している。
- CRT一体型PCは液晶一体型PCと比べて組み立て手間やコストが大きく、本体とディスプレイの買い替えサイクルが異なることがユーザーにとって不便だった。
- CRT一体型PCの普及の妨げとなった要因は、組み立ての手間やコストがあること、本体とディスプレイの買い替えサイクルの違い、スペースの問題などが挙げられる。これらの要素がユーザーのニーズに合わなかったため、液晶一体型PCの普及が進んだと考えられる。
- みんなの回答 (17)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
流行る流行らない、というよりも、メーカーのポリシーと時代背景の違いのように思います。 アップル社は、マッキントッシュコンピュータを rest of us のコンピュータ、つまりンピュータの専門家以外の、その他大勢でも使えるような、易しいコンピュータとして売り出しました。 当時のコンピュータは、ミニコンのような事務用、会計用といったものか、Altair やTK80などのようなマイクロコンピューターとよばれる、機械語やBASIC語などのプログラミングを行って使用するものでした。ですから、コンピュータのプログラムの知識がある人か、事務用コンピュータを扱える会計の専門家など、専門的な知識がある人しか使えませんでした。 その時代に rest of us 、専門家ではない、それ以外の残りの一般の人が使うコンピュータ、として売り出したのが、マッキントッシュコンピュータでした。RS232Cって何?ゴルフボール?ゴルフじゃなくてコンピュータを使いたいんだけど。マウスってどっちが上なの? という程度の知識の人をターゲットとしました。 質問者さんは、初めてパソコンを買ったとき、モニターをどのプラグに繋ぐんだろう?マウスはどこに繋げばいいんだろう?電源の線はどこに繋ぐんだろう?と悩みませんでしたか? マウスなんてものを見たことも聞いたこともない人の方が多かった時代なのです。そういう、全く知識がない人をターゲットとして発売されました。専門知識のない rest of us が簡単に使える易しいコンピュータは、電源をコンセントに差し込めばすぐに使えるコンピュータです。この線はどの穴に差し込んだらいいんだろう?と迷う必要のないコンピュータ、ということは必然的に一体型のコンピュータになるのです。 当時の一般的なコンピュータは、直線を書くためには直線の両端の座標をキーボードから入力する必要がありました。曲線は多数の円弧で近似して、ひとつひとつの円弧の両端と円の中心の座標をキーボードで入力しなければなりませんでした。 それがマックには、マウスでぐにゅぐにゅってやると曲線が自由にかけてしまうマックペイントというソフトが標準で搭載されたのです。ティーチテキストというワープロもどき、マックカルクという表計算ソフトなどが標準で搭載され、電源コードをコンセントに差し込めば、それで使うことができました。それが一体型のパソコンでした。 そんな一体型の易しいパソコンだから、知識がないけれども使ってみたい層に売れたのです。「拡張」という言葉すら知らない人たちにとって、拡張性はどうでもいいのでした。キーボードを触ったことがなく、マウスでグルグルっとやって絵を描きたい人にとって、省スペースもスピードもどうでもいいことでした。 しかし、時代は変わりました。生まれてからコンピュータなんて見たことがない、という人は生まれたばかりの新生児以外にはほとんどいません。パソコンをいろいろな場面に使うようになってきました。こうなると、省スペースだとか、スピードだとか、拡張性だとかについてのニーズが出てきます。ですから、これらのニーズを満たすことができない一体型のパソコンは、もう売れる時代ではなくなったのです。
その他の回答 (16)
- demio
- ベストアンサー率13% (200/1473)
NECのキャンビーは一体式でそこそこでてましたよ、しかし初心向けだったのでcpuはペンティアム75Mz HDDは300メガ程度でしたからエクセルやワードがなんとかつかえる程度です当時で200Mzはかなり高性能クラスです、パナソニックもありましたが一体式は初心者向けのイメージで企画されたような機種ですから使いこなすを不満がでてくる感じです、 構造がデスクトップの上にCRTをつけて一体にした感じでかなり大柄です、整備性はパソコン部分は後ろへ引き出せるのでそうわるくありませんが上のCRTとパソコン部をケーブルでつなぐなど別々の物をただくっ付けたものでした、 初心者向けなのでおまけソフトてんこ盛りでHDDの空き容量が最初から少ない状態でテレビもみられました、ウィンドウズを98にバージョンアップするとおまけソフトが使えなくなる等不満が出てました それ以前のCRT単体でテレビが見られるのはありました、パソコンとつながなくても普通のテレビのようにつかえ、パソコンをつなぐとパソコン画面につかえるものです構造はくわしく解りませんがが価格はかなり高かったです iMACのように専用設計でつくればスマートにできたかもしれませんがコストが掛かるでしょうね もしかして質問者の方は15型のCRTモニターを机に置くとどれぐらい場所をとるか実感していないのではないでしょうか、今の感覚でいえば一体式での大きさはとてもじゃないが机におけるような大きさではありません、熟練者はパソコン本体はつくえの下でも入れたくなるのは当然です、現代の感覚で昔の話を聞いて知ってああすればいいのに論じているような感じです
お礼
回答ありがとうございました。 昔はパソコン本体も結構場所を取るものでした。
- catpow
- ベストアンサー率24% (620/2527)
>>例えばWindows95当時はメモリが16~32MB、HDDは1~2GB、CPUは100~200MHzでしたが、これでもワープロや表計算には力不足でしたか? たぶん、ワープロ、表計算のみだったら、それでそれなりに使えたと思います。 でも、ネットワークに接続したい、増設HDDを接続したい、PDドライブ、MOドライブを接続したいと思うと、カード増設が必須になることが多かった気がします。 (ちょい記憶がおぼろ・・・) F社の関連企業や独立系ソフトハウスで働いていたとき、ハード、ソフト納品時、お客さんの使うPCに、色々とカード増設の作業することが多かったですね。 まあ、PCの用途がワープロ、表計算のみなら、私のいた会社に仕事の依頼は来ないで、お客さんだけで解決されたでしょうけどね。 余談: 客先で、PCへの増設カードの設定がうまくいかなかったとき、上司をも怒鳴り飛ばし、顧客である超大手企業の役員室で、ずらり並んだ役員たちのクレームに、たった一人で立ち向かって彼らに勝利したという、技術力と政治力の両方兼ね備えたスーパーSEさんに応援を頼んだことは思い出のひとつです。
お礼
回答ありがとうございました。 MOもPDも過去の物となり、今はUSBメモリとかがありますね。
- mimazoku_2
- ベストアンサー率20% (1905/9108)
基本サイズのメモリーでは、動作が鈍く、快適性を求めると、システムアップしかありません。 CRT一体型は、ノートPC以上にスペース上の制限を受けており、最悪はメモリー増設不能という商品もありました。 また、追加のボードでは、ハーフサイズしか入らないため、欲しいボードが使用不能という散々な結果になっています。 確かにインターネット閲覧やメールでは、不備はありません。 但し、ワープロや表計算だと、ちょっと大きなデータを扱うと、『メモリー不足』で起動不能になったり、ハングアップしたりと悲惨な経験者が多く存在します。 今から思うと、『大したことないだろう』と思いがちですが、当時は悲惨だったのです。 特にマイクロソフト製品は、コンベショナル(メイン)メモリーにこだわるので、そこが原因でかなり悲しい結果がそこいらに有ったのです。 ただし、これがmacだと、メモリー増設で回避できたので、macファンは『信者』と呼ばれるほど心酔しました。
お礼
回答ありがとうございました。 CRT一体型は液晶一体型よりスペースに余裕があると思っていましたが…
- kimamaoyaji
- ベストアンサー率26% (2801/10379)
CRT一体型はノートPCが出るまでのコンパクトPCという位置づけで、MACの場合は航空手荷物のギリギリの大きさでした(ジョブズさんはビジネスで持ち運べるPCとして開発したわけです)、それをNECが真似をしてWindowsPCで作りました、通称N-MAC、その後ノートPCが出ましたが当時は画面も小さく白黒だったので、カラーCRTを搭載した一体型へと進化しましたが、ノートPCの画面が改善された後は衰退して、現在では、液晶一体型のなりましたが、中身はノートPCそのもので、画面が大きいと言うものになったため、現在はTVとPCと言うタイプになっています。 >スペックアップ?? 何をと言うくらいでビデオカード位だと思いますが?オーディオは主流はUSBですし、メモリは32GB位まで増設できます。大容量HDDはPCに搭載しなくてもNASを使えば良いだけです24TBとかありますよ、後は何を拡張するのでしょう? CPUもノート用のハイエンドならPASSMARK(CPUベンチマーク)で9000位の速度です。Core i7 6800Kで13000ですからCore i5 6600Kが約8000ですからそれよりは早いです。
お礼
回答ありがとうございました。 液晶が低価格化する以前なら、そこそこ流行りそうな気はあったのですが…
- catpow
- ベストアンサー率24% (620/2527)
>>極端な話、95や98の時代はネット&メール・ワープロ&表計算程度であっても、拡張しなければ使用に耐えなかったのでしょうか? そうjじゃあない機種もあったかもしれないけど、そんな機種が多かった。
お礼
回答ありがとうございました。 例えばWindows95当時はメモリが16~32MB、HDDは1~2GB、CPUは100~200MHzでしたが、これでもワープロや表計算には力不足でしたか?
- mimazoku_2
- ベストアンサー率20% (1905/9108)
>現在のPCは拡張性がそれほどないものも多いですが、CRTが多かった頃は拡張性を求めるユーザーが多かったということでしょうか? というより、拡張しなければ使用に耐えなかった、というのが正解です。 製品も今ほど安くありませんので、かなりのお金が消えていきましたね。
お礼
回答ありがとうございました。 「拡張しなければ使用に耐えなかった」というのが少しわからないのですが…極端な話、95や98の時代はネット&メール・ワープロ&表計算程度であっても、拡張しなければ使用に耐えなかったのでしょうか?
- nijjin
- ベストアンサー率27% (4811/17773)
CRTタイプは大きくて場所を取り重いから モニターと別れているタイプなら 本体は机の下に置くこともできますが一体型では不可能ですからね。 また、値段が高い・3Dゲームには向かない・増設性が低いと中途半端なものでした。 最近の液晶タイプはCRTの頃と違ってUSBで色々増設できるし場所も取らない 3Dゲームも内蔵グラフィックでもある程度は出来るスペックが確保されているからです。
お礼
回答ありがとうございました。 本体を机の下に置けるのは分離型のメリットではありますが、モニター単体もCRTタイプは大きくて場所を取り重いことには変わらないですが…モニターだけを置くのと一体型を置くのとではどう違いますか?
- catpow
- ベストアンサー率24% (620/2527)
>>セパレート型に比べると難しいのは理解できますが、液晶一体型やノート型はCRT一体型よりさらに狭いスペースにHDD・DVDドライブ・オプションデバイスに電源、マザーボードなどを狭い本体に押し込める必要があります。 なので、液晶一体型やノート型と比べても組み立て・修理・デバイスの交換・増設が大変といわれても、理解しにくい部分がありますね… CRT分離のデスクトップとノート型は別ものですよ。 CRT分離のデスクトップと、CRT一体型は、同じ土俵で比べるでしょうけど、それとノート型とは購入者からみたら別ものです。 「ノート型はCRT一体型よりも、もっと修理が難しく、増設も難しい」というのはそうですが、ノート型が欲しい人は、そんなのは承知しているでしょう。 それは、バイクが欲しい人に、比較表をみせて車を勧めるようなものですよ。 もし、これだけ書いても理解できないなら、雪を見たことない常夏の住民に雪の説明をするみたいで、私の手にはおえません。
お礼
再び回答ありがとうございました。 >バイクが欲しい人に、比較表をみせて車を勧めるようなものですよ。 いわれてみればそうですね。
- heyboy
- ベストアンサー率21% (1852/8730)
うまくは言えませんが ノートは持ち運びが出来るから需要が多く セパレート型は持ち運びが出来ないからでしょう それとセパレート型のボルトネックは 「テレビとして活用する」事が軸になるので テレビ+パソコンだと不具合が出やすいと思われます (大昔はモニターとテレビは映し方や信号など まったく別の物でした、4Kや地上デジタルなどは パソコンに近いのですが今でもテレビを パソコンモニター代わりにすぐに出来るわけではないです) ですので製造ラインも2個1なので テレビとパソコンの製造ラインが必要になりますが ノートパソコンだとモニターなので 別の工場で作った物を取り付けるだけです。 メーカー側もそこまで苦労しても 必ず儲かるわけではないので すぐに生産をやめてしまうのでしょう。 人気が出ないや無いのではなく メーカー側が苦労して作っても あまり売れないからだと思われますね。
お礼
回答ありがとうございました。 結局、人気がないから苦労しても売れないということになりますが、TVとPCは描写方法が別というのは初耳でした。たしかにSVGAとなればテレビより高い解像度ですが…
- bardfish
- ベストアンサー率28% (5029/17766)
CRT一体型パソコンの人気がなかった理由・・・ 個人的には欲しいと思いませんでした。 理由は、手持ちの高性能CRTモニターが使えなかったからというのと、メモリの増設や内蔵ハードディスクの増設が同程度のスペック、同じ価格帯のデスクトップと比べて増設できないとか専用品で割高だったり、CRTコネクタとか外部機器接続端子が極端に少なかったりなかったりしていたから。 当時、私がデスクトップに求めていたのは「拡張性」。 一体型は「これで我慢しろ!」と押し付けられている感じがして欲しいと思いませんでした。 CRTの解像度も大して高くなかったから、価格の割に使えねぇーって感じでしたねw NECのCanBeなんて機種がまさにそれでしたね。 でも、パソコン初心者とパソコン教室にはそれなりに売れたみたいです。 一つ買えば全て揃っているというところが受けたみたいですね。 拡張性に今のパソコンは拡張性が乏しくても買ったままの状態でもそれなりに使えるので、改めて拡張パーツが必要と感じません。 USBという存在も大きいかと・・・ CRT一体型PC登場当時はプリンター端子、RS-232C(ペンタブとかマウス)、CRT、キーボード/マウス、SCSI(外付けHDD)など、外部機器を使用するためにいろんな端子が必要だったんですが、今は大体USBでまかなえます。
お礼
回答ありがとうございました。 昔はCD-RWもDVDもテレビ録画もなかったので、それらの機能がほしければ拡張性が必要だというのはわかりますが…昔はネットやワープロ程度でも買ったままでは満足に使えなかったのでしょうか?
- 1
- 2
お礼
回答ありがとうございました。 Windows95の頃は、そこまで拡張性へのニーズが高かったのでしょうか?拡張しないと使い物にならないというのがわからないですが…