- ベストアンサー
低圧タイトランスの二次側機能接地について
- 低圧タイトランス二次側の機能接地は、電気設備技術基準では不要ですが、安衛法による漏電による感電の防止の観点では必要とされています。
- 安衛法の第三百三十三条によると、対地電圧が百五十ボルトを超える高い場所で使用される移動式や可搬式の機械には、感電防止用の漏電しや断装置を接続する必要があります。
- ただし、非接地方式の電路に接続して使用する場合は、電源側の電路に設けた絶縁変圧器の二次電圧が三百ボルト以下であり、かつ、負荷側の電路が接地されていないことに限り、この要件は適用されません。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
質問文で不明な箇所 400V:400Vタイトラですよね? Y-Y結線もしくはΔーY結線ですよね? そもそも中性点接地が不可能なのでしょうか? 400V:400Vタイトラの設置場所は? 分電盤か制御盤でしょうか? 移動式機械の内部でしょうか? 移動式機械とは具体的に何でしょう? 無人電動走行台車の類とか? それとも有人走行台車? 人が乗車するのか?無人運転なのか?は重要 そもそもタイトラが必要なの? 外国製機械輸入したとかで 400V/380Vとか? 400V/480Vとか? 多くの機械は380V~480Vワイドレンジだけど? 蛇足1 内線規程1375-1-2には400V回路に漏電遮断器必須と書いてあるけど? その内規の出典は電技解釈 http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/law/files/dengikaishaku.pdf 電技解釈 改正 20160309商局第2号 平成28年4月1日付け 【地絡遮断装置の施設】第36条の3 // 使用電圧が300Vを超える低圧の電路には、電路に地絡を // 生じたときに自動的に電路を遮断する装置を施設すること。 必ずしも「漏電遮断器」とは限定してない しかも「地絡」であって漏電ではないし 蛇足2 そもそも漏電ブレーカは日本国内の陸上以外ではほとんど存在しないし EC諸国では特殊な事情が無ければ漏電ブレーカを使わないし 昔から謂われてる 電線に止まってるスズメは感電しない (漏電したとしても人体に漏電電流が流れなきゃ問題ないでしょ) がIECの基本的考え方 http://homepage3.nifty.com/tsato/terms/distribution-system.html http://www.jeea.or.jp/course/contents/11104/ どっちかと言えばPEの方が重要なのに 未だに電技にPEが無いのもおかしいけど 機能接地(Functional earthing)の項目は有るけれど 保護接地導体(Protective earthing conductor)に相当するのが見当たらない http://www.jeea.or.jp/course/contents/11102/ 「PEを接続すれば漏電遮断器を省略出来る」 と、電技に記載すればそれで済む話なのになんでしないんでしょうねぇ JISにPEの記載が有るのにも関わらず http://kikakurui.com/b9/B9960-1-2011-01.html
その他の回答 (1)
- lumiheart
- ベストアンサー率47% (1141/2405)
回答(1)です > 周辺のINV機器と絶縁すると、効果があります。 モータへの接続キャプタイヤがVCTか2PNCTかの問題は置いといて 3cでしょうか?4cでしょうか? 土木建築業界では3cケーブルで張って アース線は別途と言うのは少なくない 恐らくアース線を外した状態で、 移動機械と躯体固定側の金属フレーム間を触ると ビリビリくるんじゃないでしょうか? アース線を外すと移動機械は電気的に浮いた状態になるので 漏えい電流は減ったように見えますが 移動機械が帯電してる状態はなくなりません インバータ駆動してるモータは高周波漏えい電流が有るからです 数百w程度の小型機械ならアース線を浮かしたほうが手っ取り早い事例は多いけれど 数十kw以上になるとその手は使えません ましてや人が乗車する装置なら作業員からビリビリ来るとクレームが来ます この問題を解決できるほぼ唯一の手段はPE モータのアース端子とインバータのアース端子とトランスN相をケーブルで直結すること この3者間を無限大オームにするか? ゼロオームにするか?の2択 小型機械なら完全に絶縁することは可能ですが それなりの大きさになると不可能になります モータのギアとかチェーンとかをプラスチックで作れば可能でしょうけれど アース線を外すとモータのギアとかチェーンとかを通じてアースすることとなります 最悪なのは10オームとか100オームとかの中途半端の抵抗にすること 電技ではこの最悪な状態でも良いとしてるのが諸悪の根源 まぁ、それでも人体への感電は防げるけれど しかしながらノイズ防止にはならない <電技や内規の想定外 お金に直結する話なのでネット掲示板での回答よりも インバータメーカの回答の方が優先するけどね http://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/products/drv/inv/index.html http://www.fujielectric.co.jp/products/inverter/index.html http://www.e-mechatronics.com/index.html http://www.toshiba-tips.co.jp/products/inverter/ http://www.hitachi-ies.co.jp/products/inv/index.htm インバータのオプションにあるノイズ防止機器も効果あります http://www.hitachi-ies.co.jp/products/inv/option/index.htm ラジオノイズフィルタ(所謂フェライコトア)
補足
いろいろと助言をいただきありがとうございます。 >モータへの接続キャプタイヤがVCTか2PNCTかの問題は置いといて 3cでしょうか?4cでしょうか? →移動式の機械ですので4cで敷設しています。 いろいろと調査、対策して来ましたが、トランスの二次側を接地すると電源ライン、接地線、大地が回路となり漏洩電流が循環している状況を把握しております。 この回路を断ち切る方法として、低圧タイトランス二次側を非接地にしたいと考え、その是非を確認したかったのが質問の主旨でした。 この点についての回答は得ることが難しい状況ですので、一旦締切を行わせていただきます。 どうもありがとうございました。
補足
ご意見いただきありがとうございます。 まず、背景を申し上げます。 ・低圧タイトランス、分電盤は建物に固定されている。機械に積載していない。 ・負荷は自走する機械で、給電は上記の分電盤からキャブタイヤケーブルで行う。 ・この状態で現在使用しているが、この機械自体の誘導や周辺のINV機器の影響で機械と大地間で漏洩電流が発生している。(絶縁不良による漏電では無い) ・この漏洩電流を低減または根絶させたい。 ・低圧トランスは中性点で機能接地されており、この接地ライン、本体、大地、電源ラインでループとなり、漏洩電流が発生している状況。 ・この漏洩電流に関するメカニズムの議論は今回割愛するが、機能接地の抵抗値を上げれば、漏洩電流が低減することは確認済み。 ・よって、機能接地を行わなければ漏洩電流を大幅に低減できるが、法的に問題ないかを確認したい。 ・電技としては問題ない。しかし、安衛法でクリアできていない可能性があることは最初の質問に記載。 さて、ご質問についてですが、 400V:400Vタイトラですよね? →仰せの通り。 Y-Y結線もしくはΔーY結線ですよね? そもそも中性点接地が不可能なのでしょうか? →前述の通り、中性点にて機能接地を行っていますが、 撤去したい。 安衛法で300V以上で使用する場合は、接地、非接地に かかわらず、漏電遮断器を用いることが記載されているため。 しかし、安衛法は機能接地をせよとは書いていない。 安衛法は高圧または特別高圧を低圧に降圧するトランスを 念頭において記載しているのでは無いでしょうか? 移動式機械とは具体的に何でしょう? →工事に使用する掘削機です。 無人電動走行台車の類とか? それとも有人走行台車? 人が乗車するのか?無人運転なのか?は重要 →人が乗車します。 そもそもタイトラが必要なの? →上述の漏洩電流を低減するために有効だからです。 周辺のINV機器と絶縁すると、効果があります。 蛇足1 内線規程1375-1-2には400V回路に漏電遮断器必須と書いてあるけど? →内線規程は電技をもとに記載されています。 高圧または特別高圧を低圧に降圧するトランスの場合との 記載があるかと思います。 蛇足2 そもそも漏電ブレーカは日本国内の陸上以外ではほとんど存在しないし EC諸国では特殊な事情が無ければ漏電ブレーカを使わないし →仰せの通り、電技が高低圧混色という今ではほぼあり得ない故障 の対策を行うがために、感電災害を誘発しているように思います。 PEを接続すれば漏電遮断器を省略出来る」 と、電技に記載すればそれで済む話なのになんでしないんでしょうねぇ →このPE(保護ボンディング?)に関する事項は、よく理解して いません。 勉強してみます。 以上、よろしくお願いします。