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高校物理原子問題:エネルギー変換と速さ計算
- 高校物理の問題:エネルギー変換と速さ計算について解説します。
- 問題では、陽子がリチウム原子に衝突し、核反応により2個のα粒子が発生し、運動エネルギーが等しいとされています。
- この問題で疑問に思う点は、エネルギー変換の考え方と静止エネルギーの扱いです。
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質問者が選んだベストアンサー
少し混乱しているかと思います。 >もともとエネルギーがKだけあってQ減少して、 エネルギー K は、陽子 p の運動エネルギーですよね。 エネルギー Q は、リチウム原子が核反応を起こして、質量欠損が起こし、エネルギーに変換されたものです。 (文章から、多分そういうことだと読み取れます。) この文章だけですと、細かいことがわからないのですが、 >1/2 mv^2 *2 = K + Q この式は、陽子 p の運動エネルギー K と質量欠損の結果のエネルギー Q の全てを、2個の α粒子が受け取ると言う意味だと思います。 二つ目については、エネルギーは変化した量に意味があります。 もし、リチウム原子の質量のエネルギーを左辺に加えたとすると、右辺には、2個のα粒子が飛び出した残りの原子のかけらなどの質量分のエネルギーを加えなければならなくなります。 これは面倒なだけで何の意味もありません。 >そうでなければ静止エネルギーはどのような反応のときに使うのでしょうか。 静止エネルギーを使った式を立てる必要があるシーンもあるでしょうが、具体的には思いつきません。
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- nananotanu
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ひとつ目 次元が違います。質問者さまの考え方は50℃のお湯をビーカーに入れアルコールランプで暖めたらアルコールが10cc減ったので50-10で40℃になった、と考えているようなもの。 質量が『減って』エネルギーに変わったのだからエネルギーとしては生じた、即ち増えたのです。 物質は質量かエネルギーのどっちかの形でしか持てません。言ってみれば放射能が放射線を出す能力を持つことを指すように、この公式はmの質量がmc^2のエネルギーを出しうることを言っているだけで、物質が実際にmc^2のエネルギー『も』持っているのではないのです。あくまでエネルギーを出すためには(質量がエネルギーという形に変換される、即ち)それにみあった質量が完全に消える事が必要です。 二つ目 上記を逆に言うと、この公式を使うのは、何らかの形で 質量が減った時だけです。減った質量だけエネルギーが増えるのです。
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ありがとうございました。
- f272
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(1) もともとエネルギーがKだけあってQ増加して、1/2mv^2のエネルギーができたんですよ。 質量が減少したのだから、その分だけエネルギーは増加しているはずです。 (2) そんなことを言うなら、陽子とかα粒子の静止エネルギーも足しておかなければいけないよね。そういうものを差し引きしたものがQだと言っているのです。
お礼
ありがとうございました。
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