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3Dプリンターってホントに革命児?
2年前テレビのニュースで、「3Dプリンターのおかげでこれからは誰でも発明家になれる」とか「今後は3Dプリンターのおかげで個人が自由に会社を起業できるようになる」といった事をよくやってましたが、ホントに近い将来は3Dプリンターで誰でも発明家になれたり、個人が自由に会社を起業できるようになるんですか? 家庭用3Dプリンターなんて小さなフィギュア程度しか作れない上に、価格も10万円以上なんで私はとても将来上記の事が個人が自由に簡単にできるようになるとは思えないんですが、皆さんはどう思いますか?
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>3Dプリンターってどんなに安いのでも最低10万円以上はしてますね。気軽には買えない… これまでのCAMは何億円、何十億円、という費用がかかりました。それなりに大規模で、金属加工などもできるものですが。 それが、小規模なプラスチック製品しか作れないとはいえ、わずか数十万円で手に入るようになったので、個人でもその気になれば購入できるようになりました。 >これからは誰でも発明家になれる この「誰でも」は、「これまでは設備がないため試作品を作ることができなかった人が多くいたけれど、そういう制限がなくなって’誰にも’平等に発明家になれるチャンスが訪れた。」という意味です。 発明というのは、頭の中や、紙の図面、コンピュータの3D画像、で見ているだけでは、使った時の感触、使いやすさ、使いにくい点、といったものはなかなかわからないものです。 実際に手に取って試せるものが、わりあい簡単に作れるようになった事は、画期的だと思います。
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- doc_weekennd
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私は3Dプリンターをニュース解説で見た時、「やられた!」と思いました。あなたは小さい物しか見ていないようですが、私が見た十年前既に一メートル四方、三面図があれば何でも作れる。その頃はまだ光重合型プラスティックとレーザーの組み合わせしか無かったが、現在は既に産業化されている。最大の利点は「外部から内部を作る必要がない」「工具が要らない」 まだISSは作れないが、恐ろしい技術だ。
お礼
回答ありがとうございます。
- DORAGON83
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知り合いの会社では以前は投影法を使って型を作ったりしたけど3Dプリンターのお陰で投資金額が随分楽になったそうです。 何らかの機器を作るベンチャー企業などを起こした場合などは特に「作ってはダメ作ってはダメ」の繰り返しですから画期的に環境は変わったでしょうね。 ただ、物作りの世界にいる俺が思うのは作れる事と機能する事は別なので必ずしも起業しやすいと言う事はないと思うけど…
お礼
回答ありがとうございます。
その人の能力次第です。 紙と鉛筆だけだって数億円を稼ぐ小説や漫画を書き上げる人もいます。 この場合の紙と鉛筆に3Dプリンタが相当します。 実際個人で欠品になった古い車の樹脂パーツを3Dプリンタで少量生産し販売してる人もいます。 ここらはアイデア次第。 フィギュア程度でも稼ぐ事は可能です。
お礼
なるほど。能力次第なんですね。あとはお金ですか?
- 02140023
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アイデアを形にするハードルは大いに下がります。 模型や試作品を手軽に作れるようになりますから。 ただ、あくまでも道具でしかないので結局は使う人の問題でしかありません。 いまはネットで誰もが気軽に言葉を世界中に発信することができるようになりました。 PCなどのデジタル機器のおかげで、文字がきれいに書けなかったり読み書きに支障をきたす障害を持つ方でも気軽に文章を作成できるようになりました。 ではだれもが物書きになれるのかと言ったら…違いますよね? それと同じことだと思います。
お礼
なるほど。所詮はそうなってしまうんですね。でも私は3Dプリンターは将来も一般家庭には普及しないと思います。理由は今後税金とかが上がり日常生活をするのに精一杯で発明や3Dプリンターなどにお金を出せなくなると思ったからです。
- foomufoomu
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パソコンが登場して、科学技術は大きく進歩しました。 それまで、大学や大企業の研究室でしかできなかった複雑な計算が、ちょっとした投資でできるようになったので、個人の発明家、研究科が大活躍し、最終的にはその結果を一般の人たちも享受できるようになったためです。 3Dプリンタも、それと似たことが起きます。パソコンの計算結果に直結して出力を作ることができる点が画期的なことで、これまでCAM(Computer Aided Manifacturing )と呼ばれる大がかりな装置をもった工場でしかできなかったことが、小規模にもできるようになりました。 この成果の一つが、次のようなものです。 http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/it/column/20141212/686649/ 2番目の写真は、コンピュータを使って、オートバイの車輪を支える部品の最適形状を算出し、3Dプリンタで出力したもので、まるで動物の骨(あご?)のような形ができた。と伝えています。 今後、独創的な発想のものとに、これと似たような発明が次々と出てくることでしょう。 もちろん、それなりの発想力のある人にしかできないことですが。
お礼
なるほど。今まで発明や試作に莫大な金がかかっていたのが3Dプリンターなら少ない金額でできるようにはなったんですね。でもそうだとしても3Dプリンターにセットする材料代や(大規模な物をつくる時だとより材料代が…)3Dプリンターを購入するときのお金や(3Dプリンターってどんなに安いのでも最低10万円以上はしてますね。気軽には買えない…)3Dプリンターを動かしてる最中の電気代などがやはり一番気になりますね。
- tiltilmitil
- ベストアンサー率22% (1871/8250)
例えば携帯電話のボディとか実際に製品になる前に試作品で確認したりするわけですが、従来の方法で削り出したりすると1パーツが10万円とかいっちゃうんです。自前で機材と人材抱えるのも、専門に試作品を作る業者に頼むのも、それなりに投資することが必要。 でも3Dプリンターがあれば、はるかに安く試作品を作る環境が手に入るのです。起業のハードルがぐっと下がるのは間違いありません。
お礼
なるほどなるほど。
さすがに、「『誰でも』発明家になれる」とか、「個人が『自由に』会社を起業できる」というのは言い過ぎです。3Dプリンタメーカーなどの利害関係者の願望、宣伝の類といっていいでしょう。発明の肝はアイデアですし、会社とて起業にはそれなりの費用や人が必要な他、当然ながら事業内容が優れていないと、じきに潰れてしまいます。 3Dプリンターは、そういう困難を解消するような、全能、奇跡の機械ではありません。少なくとも、知恵を授けてくれたりはしないのは明らかです。発明や起業について、最も大事な点を持っていないわけです。 昔々、コンピュータが実用に供され始めた頃、特に「パソコン」が高額ながら販売され始めた頃(今から見ると、とんでもない低性能のものが数十万円とかでしたし、ネットなんて当然まだ無い)、コンピュータがあれば何でもできるなんてことが、まことしやかに言いふらされたりしましたが、それに似ているような気がします。 (この頃だと、またAIがどうのこうのと、似たようなことを言っていて、元コンピュータソフト屋としては頭が痛い。) しかし、3Dプリンタがもっと地味な面で、実用上は極めて有用であるのも事実です。一例をあげれば、製品開発における、ハードウエアの試作品から量産品までの開発でのプラスティック筐体ですね。 通常は高額の費用がかかります。筐体を作るためには、金型というものを作るのですが(プラスティックを成形するもの)、一つ作るのに数十万~数百万の費用がかかります。かなりの費用ですから、試行錯誤するわけにはいかず、深い知識を持ち、経験を積んだ技術者が時間をかけて設計します。モノも人も、高コストです。資力と人的資源の乏しい企業では思うに任せなかったりします。 しかし、3Dプリンタがあれば、3Dプリンタの購入のための初期投資をすれば(さすがに10万円台のものではなく、もっと高価ですが)、後はそれほどコストをかけずに試作品を作っていけます。低コストですから試行錯誤も問題ありません。今まで試作品開発が困難だった企業でも、充分にやれるようになります。 似たようなことですが、多品種少量生産も、3Dプリンタで可能になってきます。数百万円、数千万円もする生産ラインを持っていなくてもいい。ラインがなければ、生産終了後に転用や廃棄する必要も費用もいらない。保守用の部品などだって同じです。図面データさえ残して置けば、修理用部品はいつまでも作れる。 以上はあくまでも一例ですが、メーカーなどでは、こうした需要がいろいろとあります。以前は高額の費用と優秀な人材がなければ無理だったものが、図面が描けさえすれば、安くできるようになったわけです。しかも、納期は非常に速くなっています。図面データの入力が済めば、遅くとも翌日には出来上がるわけですから。以前だと図面完成後に、発注から納入まで週単位の時間がかかっていました。 プラスティックではなく、金属のモノを作れる3Dプリンタも登場しようとしていて、さらに、安く簡単にできることが増えて来るでしょう。 以上のような点だけを考えても、普通の技術レベルで低コストでの試作が速やかに可能になったという点から、「発明や起業が容易」という見方もできます。しかし、誰でも、とまではいきません。資金面、人材面での敷居がある程度低くなるだけでしかありません。 実際にはメーカーなどでのコストダウンや、精度の向上、開発の短縮などに大きく役立っているという面の方がずっと大きいと思われます。製品を買うユーザーからすれば、見えない部分でのことですね。だから地味。 (※もちろん、3Dプリンタの役立つ使用法はこれに限るわけではありませんし、利点だけでもありません。プラスティック製拳銃を作るといった悪用も既に起こっています。幸い、まだ人が撃たれるといった事件にまでは至っていませんが。)
お礼
詳しく回答ありがとうございます。やはり誰でも簡単に自由にという訳ではないんですね。
- mimazoku_2
- ベストアンサー率20% (1905/9108)
これです。 日本発の3Dプリンター銃「Defender Mk.II」など所持容疑で逮捕、一体どのようにして銃を作ってしまったのか? http://news.livedoor.com/article/detail/8811807/
お礼
URL付きの回答ありがとうございます。ただガラケーでアクセスしてもなんだか表示されなかったです。
- mimazoku_2
- ベストアンサー率20% (1905/9108)
すでにその成果は現れていますよ。 ただ、その現実は誰も知らないだけ。 あと有名なのが、実弾を発射可能な拳銃を作っていた人間が検挙されていましたよね・・・確か日本で。
お礼
そのニュース前聞いたような覚えがあります。 でもそれは3Dプリンターを利用した人が才能あった上にお金もあったからこそできた事なんですかね?
- guess_manager
- ベストアンサー率33% (1175/3512)
もちろん、凡人がスーパーコンピュータを持とうが最高級の絵筆を持とうが何も生み出すことはありません。3Dプリンタも同様です。 これを見て、アニメだのキャラクタ人形だのしか思いつかない人間にとっては、高いおもちゃでしかありません。 3Dプリンタで食べ物を作ったり、本物の腎臓を作ったりするようなクリエイティブな人間に大きな可能性を開いた、ということです。
お礼
なるほど。なんだかそれって人を選んでますね… 結局は個人で誰でも自由に簡単にっていう訳ではないんですね。
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お礼
なるほど。これまでは何億~何十億円もしてたのは初知りです。それがたった数十万円(スタンダードなノートPCの価格帯ですね)で試作品が作れるようになった事は確かに革命児ですね。 なるほど。発明って画面や紙や頭の中だけではできない物なんですね。 実物でテストしたりが必須なんですね。