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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:日本語は英語を真似たのでしょうか)

日本語は英語を真似たのでしょうか

このQ&Aのポイント
  • 日本語と英語の関係について考えると、日本語は一部英語を真似たという事実があるのかどうか気になります。
  • 言語には生物的な要素もあり、人類全体が同じ種であることから、言語構造が似ていることは予想されます。
  • しかし、英語を勉強すると、それだけでは説明できない単語や表現に出会うことがあり、日本語が一部英語を参考にした可能性について考えています。

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noname#212313
noname#212313
回答No.8

> 日本語の方が、明治維新?か何かの一時期に、英語の表現を一部参考にしたと考えるのが妥当ではないでしょうか。  ご明察、その通りです。「温床」="hotbed"についてはちょっとどちらがどうということは分かりませんでしたが、明治維新後、西洋の学問、技術、法律等々を輸入し、普及させるために大量の訳語が新たに作られました。以下、英語を考えますが、他のヨーロッパ語でも同様です。  例えば、societyに対して、「社会」という新しい造語を行い、標準の訳語としました。「社会」という訳語ができる以前の翻訳では、「世間」などと訳していました。しかし、ご承知と思いますが、「世間」という単語の語義とsocietyの語義は一致する部分もありますが、不一致の部分もあります。  これは日本語と英語が生まれも育ちも異なる、全く異質の言語であるためです。単語については今でも、一つの英単語に対し、既存の日本語の単語で訳するなら、をいくつも対応させるしかありません。英和辞書には一つの英単語に対し、たいていは複数、しばしば膨大な数の日本語単語を文意に応じて対応させています。  しかし、それだけでは困ることもあります。重要な英単語については、できれば一つの日本語単語を対応させないと、訳者ごと、翻訳ごとで違う訳語が割り当てられ、societyがどの日本語単語なのか、意味がどうなのかで迷うことになります。  ですので、頻出、あるいは重要な単語については、全く新しい造語をしました。一応は漢字から何となく意味を察することはできるものの、きちんとは分かりません。でも、分からないことが大事なわけです。分からない単語なら意味を調べますから。  見慣れない「社会」ではなく「世間」と訳されていたら、日本語としての「世間」という意味だと思ってしまい、societyとの差異などを見過ごしてしまいます。「社会」となっていれば、正確に知りたければ調べることになるわけです。  今では元の英単語の音に近いカタカナ語で使ったりしますが、明治期ではせめて漢字から意味を察することくらいはできるよう、配慮されていたわけですね。  こんなことをしたのは、東アジアでは日本だけで、中国などでは日本製の漢字の訳語を学んで使うことも起こりました。古代から、漢字はもとより、単語も中国から日本へという流れだったのですが、明治期以降は逆転現象も起きたわけですね。それくらい、明治期の日本では、西洋文明を言語的にも熱心に取り入れたわけです。  こんなことは後にも先にもありませんでした。第二次大戦後は米国の占領があり、その後も強い影響下にありましたが、明治期ほど言葉まで含めて取り入れてはいません(※その代り、英語教育は普及した)。お考えの通り、日本は明治期に英語を含むヨーロッパ語を大量に取り入れたので、非常に似ている単語や表現が数多くあるのです。

noname#222284
質問者

お礼

どうも今晩は。お忙しいところ御回答ありがとうございます。 本当に、日本のその行為はアジアの中では珍しいと存じます。 普通はナショナリズムが強くて母国語に拘って、文化の発展が遅れたり、 英語のまま取り入れて、母国語が廃れるかのどちらか。 一方、日本は努力家で、国外の文化からも何物かを学ぼうとする純粋さがある(あった) かつて、異国の文化を取り入れるため奔走された、たくさんの優秀な知識人達がいたのですね。 その方達のおかげで、現在の繊細で柔軟な日本語があるのですね。 この度の貴重な御回答、心より感謝致します。 寒くなってきましたので、体調を崩されませぬようご自愛くださいませ。

その他の回答 (10)

回答No.11

他の回答と重なりますが、明治期に西洋などの諸外国の言葉(概念)を訳すために、新しい言葉を沢山つくりました。新しい概念なので、それまでの日本には無かった言葉なのですね。社会とか憲法とか哲学とか、今では普通に使われている言葉も多くあります。またこの単語は中国に逆輸入されて、今でも中国で使われているものも少なからずあるようです。 natureを自然と訳し、今では自然=natureと一般認識されていますが、それ以前はジネンと読み、自ずから在る様を差していました。新撰組やら剣術などの話で自然が出てきたら後者の意味なのですが、よく間違えられます。なぜnatureを自然と訳したw 哲学は、名訳と言われているようです。理由は、昔読んだのですが忘れました。 明治期に新しい概念をいかに訳したのかという苦労話はネットでも散見されますので、調べてみると面白いですよ。

noname#222284
質問者

お礼

かつて、文化のために奔走された、たくさんの優秀な方達がいたのですね。 そのおかげで、現在の柔軟で豊かな日本語があるのですね。 勉強させて頂きました。 この度の御回答に、心より感謝いたしております。

noname#224207
noname#224207
回答No.10

>日本語は、歴史のある時期に、英語を一部、真似たという事実はありますか。 真似たというよりも流用したり転用したりすることは今も昔も盛んにやっています。 ジャパニーズイングリッシュなどと呼ばれるものをどう考えるかということもご質問の趣旨に含まれるかと思います。 野球などスポーツで良く使われるナイターなどという言葉は一見英語風ですが、日本以外では通じません。 >国籍が何であれ、人類という同じ種なのだから、ある程度、言語構造が似るのは生物的に必然だと思います。 生物的に必然なのではなく、異なる言語を使っていた人同士が交流した結果生まれてきます。 物の名称でも、その物を見たことも聞いたこともなければ、言葉にする必要がありませんから存在しません。 実際にその物を使っている人は当然名称を持っています。 「温床」もいつから日本人が「温床」という物を知ったか、ということになります。 「hot bed」なる物を見て、これは何?と聞いて温かい床のことだと教えられて、それなら温かい湧き水は温泉だから、温床という言葉をつくって当てはめよう、ということになります。 日本語の温床が先で英語のhot bedが後でも同じ事です。 これは真似というよりも翻訳ということになります。 >英語が、当時マイナー言語であったであろう日本語を真似ることは考えられないので、 そうとも限りません。 例えばjapanの語源と言いますか元になった言葉はなにか、という問題があります。 色々説はありますが「日本」という表記を発音する際に、現在は「にほん」あるいは「にっぽん」ですが、室町時代に宣教師が作った日葡辞典に「じっぽん」と発音されることもある、と記載されています。 「日」も元日などのように「じつ」と発音されます。 「本」も一本、二本、三本・・・六本と数えるさいには「ぽん」と発音されます。 これからしますと、「日本」も当時は「じつほん」「じつぽん」と呼びならわしていたのではないのかと推定されています。 これがjapanの語源だという説もあります。 幕末に日本へやってきた英国人が将軍や天皇のことを「taikun」「mikado」と記載しています。 英国のkingやemperorとは違うという意図があって敢えて書き分けています。 >日本語の方が、明治維新?か何かの一時期に、英語の表現を一部参考にしたと考えるのが妥当ではないでしょうか。 参考というよりも翻訳語を作ったということです。 baseballを野球と言い表したのと同じです。 中国に起源をもつ熟語とも違いますので和製漢語と呼ばれます。 無数にあります。 教科の化学、物理、生物などもこの和製漢語です。 参考 和製漢語 - Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/和製漢語 この和製漢語が中国に逆輸入されて使われています。 現代中国語の7割は和製漢語だと言う人もいます。 中華人民共和国の人民も共和国も和製漢語です。 蛇足 日本語といいますのは極めて柔軟性に富んだ言葉です。 そもそも自国の言葉を表記するのに、漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字とやたらに複数持っているのは日本人だけです。 「~する」とするを付ければ、名詞だろうが外国だろうが動詞になってしまいます。 FAXする、パソコンする、スマホする、と今でも使われます。 更に、外国語を平気で短縮して使います。 パソコン、スマホ、コピペなどもその例です。 更に、何語でも短くして繋いでしまいます。 クリームパンなどがその例です(クリーム:英語+パン:ポルトガル語) ハムサンド、照り焼きバーガーなどというのもあります。 ファッション雑誌などはこの手の言葉のオンパレードです。 日本語を学ぶ外国人を一番なやませるのが、このカタカナ言葉です。 文法も無視することがあります。 高等学校で習う漢文がその典型です。 元々中国であるにも関わらず、返り点などつをけて日本語の文章として読んでしまいます。中国語の文法など置き去りです。 更にこれを日本語の文章にも使います。 江戸時代の文章のみならず、不取敢(とりあえず)などと現代でも使われています。 日本語自身でも言い換えてしまうことがあります。 女房言葉と言って元々平安時代以降に朝廷の女官が使っていた一種の身内だけの隠語でしたが今や丁寧語となっているものが沢山あります。 「おみおつけ」もとは単なるつけ汁です。 食事につける物で「おつけ」でこれに「み」がついて更に「お」がつきました 「しゃもじ」は杓子の「しゃ」という文字がつく物という意味です。

noname#222284
質問者

お礼

ご指摘の「taikun」「mikado」のような固有名詞と 「温床」のような日常的に使用され母国語に溶け込んでいる言葉を一緒くたに並べるのは 無理があると考えます。 貴方様は「温床」を「真似ではなく翻訳」と仰いますが、 その解釈は個人の価値観に基づくとても感情的なもので、事実ではないと思います。 元々、日本に無かった概念を、江戸末期から明治維新の頃に英語から真似たというのが現実であり、すなわちそれは「翻訳」にあてはまらないと考えます。 私も質問をした時点よりも更に色々裏づけを取らせて戴きましたが、 貴方様のご意見はそれらの事実に反するものでした。 私が知りたかったのは学術的な事実であって、個人の価値観ではありません。 しかし、言葉巧みな論理展開はお見事です。

  • ayzm
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回答No.9

明治維新後に福沢諭吉さんたち学者が集まって、英語を日本語に当てはめるために、苦労して同じ意味のものをあてはめたり無い言葉はつくって、日本人に解かるように翻訳できるようにしたそうです。 だから日本人にはノーベル賞をとれる人が多いそうです。英語の哲学を日本語で理解できるからだそうです。 ですから、日本人は英語が苦手なそうです、英語を覚えなくても翻訳したものを読めるから。 外国には翻訳というのはできないから、母国語と英語を学校で教えている国が多いそうです。 日本人がなぜノーベル賞をとれるのか、テレビで解説していました。 最後に、メリット・デメリットがあり、どちらが良いのかなとも言っていました。

noname#222284
質問者

お礼

どうも今晩は。 ご回答に勉強させていただきました。 日本は、もともと文字も無く、言葉も大和言葉というものがありましたが表現の幅は乏しく、文字、言葉と言った伝達手段はプリミティブであったと思います。日本は若かったので、他の国とは吸収力が違った、というのもあると思います。 効率性という観点から言えば、低スペックの日本語は全部棄てて、他のアジアの様に、より優れた言語である英語に切り替えたほうがよかったと思います。しかしそれは、言葉と一緒に文化を棄てることをも意味し、 日本語を拡張することを選んだ。そうやって日本語は古来より強化されてきたのだし、そのために文化も発展してきた。ということを日本は知っていたのだと思います。 アジアの某国などは、英語を受け入れることもなく、そこから母国語を拡張するでもなく、完全に「みざるいわざるきかざる」の三猿になったため、文化の発展も著しく遅れました。 そういうナショナリズムが一番悪だと存じます。 御回答心より感謝致しております。

回答No.7

日本語の中に英語などのラテン語から派生した言語から取り込んだ言葉は多々あります。 また、中国、朝鮮を起源とする言葉も星の数ほどあります。 そして逆に日本語の中の言葉が西洋その他諸外国の言葉に取り込まれて使われている場合もあります。 そうであるならば、中国や朝鮮などの漢字を用いた(元々は漢字を用いていたものも含む)言語もまた、西洋に影響を与え、西洋の言語として取り込まれたものもある筈です。 温床、という言葉がいつの時代にどのような経緯で漢字圏内で使われるようになったのか、また、hot bed という言葉がどのような経緯で西洋圏内で使われるようになったのかを調べないと正確なところは分かりませんが、日本語に囚われることなく、言葉が広く影響を及ぼしあっていることを念頭において考えていく必要があると思います。 「温床」に限っては中国辺りで使われ始めたものが西洋で翻訳される際に影響を及ぼしたんじゃないかと思いますが、さて実際はどうなんでしょうね。

noname#222284
質問者

お礼

どうも今晩は。 この度のご回答に、深く感謝致しております。

  • angel2015
  • ベストアンサー率21% (126/590)
回答No.6

そもそも、日本語の基盤自体、アジア大陸の言語から大量に色々と吸収していますし 現時点でも英語をカタカナワードとして日常会話に使用していますから 会話などで使用するうちに色んな単語が最初から日本語であるかのようになっているんでしょうね

noname#222284
質問者

お礼

どうも今晩は。 そうでございますね。 あれから自分も調べてみたのですが、 日本は言葉と一緒に沢山の文化を輸入してきたとのことです。 もう少し厳密に言えば、文化を取り込むために、言語を取り込む必要があった。 日本にも独自の言語があったらしいのですが、表現の幅が乏しく、 また文字というものも元々なかったそうです。 現在確認されている最古の文字は700年頃?のものらしく、それも中国?から輸入された文字で、結構最近だなあと感じます。 とはいえ、だからといって、 私は日本の文化を否定するつもりは毛頭ありません。 人間は、あるものが欠けると、それを補おうとして、別の能力が発展しますので、 日本には日本の文化があったのだと私は思います。 この度の御回答、心より感謝致しております。

回答No.5

日本語にそれを意味する語句がないときは、 外国の言葉を参考にし漢字を当てはめるというのは よくある事だと思いますよ。

noname#222284
質問者

お礼

どうも今晩は。  この度の御回答、深く感謝致しております。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.4

日本語の方が、明治維新?か何かの一時期に、英語の表現を一部参考にしたと考えるのが妥当ではないでしょうか。  はい、そうです。

noname#222284
質問者

お礼

どうも今晩は。 SPS700様、以前は自分の質問に御回答いただきまして、 大変お世話になりました。 この度もご回答いただきまして、深く感謝致しております。

回答No.3

英語を参考にしたものがあるとすれば、カタカナで表現されているものが多いと思います。 その場合は、参考にしたというより、英語の発音をカタカナで書いたといった方がいいかと思います。 例で書かれている『温床』は、英語よりも日本独自か中国から渡ってきた言葉が日本で常用されていると思います。 日本語の意味と同じような意味を持つ英語が、割り当てられて、英和辞典のようにまとめられていると思いますよ。 英語ではありませんが、『カステラ』はポルトガルかスペイン、オランダ辺りから伝わって、現地の言葉から日本語に置き換わって、馴染んだと記憶しています。 違っていたら無視してください。

noname#222284
質問者

お礼

どうも今晩は。 ご回答に、深く感謝致しております。

回答No.2

  海外の概念や物事を学び、それを国内に広めるために海外の言葉を取り入れるのは各国が行ってます 例えば「民主主義」は「democracy」を日本語に表現するために考えられた言葉です 製造工場で組み立て中の製品を支える道具に「治具(じぐ)」と言うのがありますが、これは英語の「JIG(ジグ)」が語源です 他に、「上げる」はラテン語のaggero(アッゲロ)から来てるとも言われます 更に、「共産党」は日本からの外来語として中国で使われてます 梅も「Japanese apricot」でなく「ume」としてアメリカで通用します  

noname#222284
質問者

お礼

どうもこんばんは。 この度のご回答に、心より感謝致します。

  • maiko0333
  • ベストアンサー率19% (839/4401)
回答No.1

日本にしかないものは日本語で世界中通じるという事例があります。 「台風」や「寿司」「アニメ」などは世界共通です。(一部の国を除く) 逆に日本にないものは英語やフランス語、ドイツ語やラテン語などが そのまま、あるいは少し形を変えて使われています。 いわゆる、外来語ってやつです。 ハンバーガーは「ハンブルグ(地名)」ですし、 「イギリス」や「五輪」なんて外国では通じません。 2パターンありますので、言葉ごとに見ていく必要があろうかと思います。

noname#222284
質問者

お礼

どうもこんばんは。 成程、仰るとおりだと存じます。 この度のご回答に、心より感謝致しております。